笹川博義の発言 (予算委員会第六分科会)
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○笹川分科員 恐らく、それは今の支援事業についての正しいお答えだと思うんですね。しかし、それじゃ現場に合わないんですよ。早期といっても、前年対比二・四倍ですからね、被害。
だから、どうやって継続して後押しをするかというところが、今、環境省に求められているんですよ。自治体におっ放す話じゃないんですよ。ここをきちっとしないから、結局、蔓延を防ぐことができない。だから、この事業のあり方について、ぜひもう一度よくお考えいただきたいんですよ。どうやったら継続して支援ができるのか。
例えば、この支援事業、では、次のステップはこっちです、では、こちらの方で支援しましょう、こういうことだって一つあるかもしれない。初期段階はこっちでやります、では、応用編はこっちです、こういう形でやれば自治体もだんだん気合いが入ってきますよ。
それで、もう一つ言いたいのは、オオフサモってあるんですよね。これは侵略的外来種のワースト百の中に入っている、外来生物法で言ういわゆる特定外来生物にも指定はされているんですけれどもね。これを、地元の人なんですけれども、環境に物すごく熱心で、一回、環境大臣表彰されたんですけれども、この人が県内の希少野生動植物種保護監視員というのをやっているんですよ。この人がきちっと役所に注意をしているんですよ、やり方について。だけれども、この自治体は、下流に流れるということをちゃんと配慮しなかったおかげで、結局、流れていっちゃったんですよ。
オオフサモというのはもう歴史がありますから、一九二〇年ぐらいから観賞用で導入されているんですよね。古い歴史があるのよ。だから知っていなきゃならないとは思うんですけれども、しかし、自治体の職員は、やはりそこら辺に生えている草っ葉なんですよ。植物に対する考え方というのがやはりちょっと足りないんですよ。
ということは、環境省が幾らこれは百に入っていますよと言ったって、自治体の方とすれば認識が低いんですよ。では、この自治体の人たちにどう啓蒙活動していくんですか、知ってもらうんですかということなんですね。
それから、もう一つ言っておきますけれども、これは観賞用で入れているんですよ。だから、これは経済的行為なんだよね。経済的行為の中で蔓延をし、結局、我々の貴重な税金を使ってこれを駆除しなきゃならないということなんですよ。
こういう事態を過去にもこうやって招いているにもかかわらず、いまだに環境省さんはこういう動植物について後手後手なんですよ。ここを前から私は言っているんだけれども、外来種を、やはり、もともとだめなものはだめなんですよ。結局、ああ、こんなに繁殖力あるんですかと。
でも、考えてみたら、こんなにふえちゃって、税金投入する話になって、農業にも影響を与えるようになっている。こういう事態を招いたということをどういうふうに皆さん方が考えるかなんですよね。
だから、そろそろ環境省さんはかじを切って、経済的理由から外来種を入れるということ、これが最終的にどういう結果を招くかということをやはり考えていかなきゃいけない。だから、外来種の導入については、農業であれ何であれ、慎重にやるべきなんですよ、本来は。だめなものはだめと、全部一度だめにして、では、これはどうですか、これはどうですかという形の中でそれぞれ専門家の人に意見を聞いて、そして許可を出せばいいんですよ。こういう、侵略性があるからといって、じゃ、これを指定しましょう、これからは移動もだめですよ、何でもだめですよ、そういうことだから、結局、蔓延を防ぐことができないということでありますので、そろそろ環境省さんも、かじの切り方というものをぜひお考えをいただきたいと思います。
それでは、続いて、プラスチックごみ、廃棄物の関係で行きますが、プラスチックごみが、中国が輸入を禁止してしまったということであります。これは諸外国に日本が押しつけてきたということもありますから、そういうことを考えたときには批判が大きいことは、国際世論から見ても厳しいということでありますが、ここで問題になるのは、やはり、自治体も含めて、プラごみの保管量がかなりもう大幅にふえている、それから処理能力を大幅に上回っている、この現状についてどう考えるかということなんですよね。それで、処理費用については右肩上がりになっている。
もう一つ、これは茨城の方だったかもしれませんが、不法投棄の事例がふえてきているんですよ。それは当然なんですよ、相関関係がありますから。
ということは、国内のこのプラごみの処理能力が大幅に、それについて環境省さんはどう考えるんですかということですよ。不法投棄が本当に激増したら対応できませんよ。今までの苦労が水泡に帰しちゃうから。この現況についてどういう御見解をお持ちなのか、お聞かせください。