佐藤正久の発言 (外交防衛委員会)

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○佐藤正久君 大臣、実は、昨年度は御案内のとおり、海自の新隊員の募集が目標数に数年ぶりに達しました。この大きな要因は、自衛官候補生の枠、つまり任期制隊員の枠を少なくして、その分を一般候補生の枠を増やしたことにあると言われています。簡単ではありませんけれども、クロスサービスとかサポート、あるいはこのような募集の方法、いろんな工夫をして要員を確保することが極めて大事だと思います。
 それでは、先ほど大臣が言われた新たな脅威というものに加えた総合ミサイル防衛について少し議論をしてみたいと思います。
 資料一、これを見てください。これはイメージとして、アショアの代替として新型イージス艦を二隻取りあえず置いた絵であります。
 非常に込み入って見にくいと思いますけれども、この下の方にイスカンデル型ミサイルというものがあります。このイスカンデルミサイルあるいはこの極超音速の滑空弾は、低い弾道で、かつ高速で飛んでくるので、水平線の向こうから発見して追尾しないと迎撃が間に合いません。そのため、海保が導入している常時滞空型の無人機とか、将来的には、今、日米で検討しております小型衛星のコンステレーション、こういうものも必要だと思います。
 新型のイスカンデルタイプのものは、イージス艦のブロックⅠBとかⅡAでは迎撃高度の関係でこれ無理でありますので、その分はPAC3のMSEの能力向上型、あるいは中SAMの改改等で対応する必要があると思います。
 ただ、射距離的に東京まで届くというものはありませんから、このように北部九州とかそういう地域の方にそういうものを重点的に配備するということも大事だと思います。
 また、攻撃型の無人機あるいは戦闘機、あるいは極超音速の巡航ミサイル、新たな脅威がどんどん出ておりますので、そういうものにいかに対応するか、まさにそういうことを考えてのアメリカの新たなIAMD構想で、そのための中核となるのが新型のイージス艦です。
 そういうことを考えると、まさにここにはアメリカの絵が入っておりませんけれども、この資料一のところにアメリカの絵を入れてトータルで考えるといいかと思います。
 その際に、このようなマトリックスの表、この上の方に、空欄にしておりますけれども、そういう形でマトリックスでやると、それぞれごとに、どうやってこれを発見し追尾して迎撃するというふうにやっていくと漏れがなくなりますし、アセットが共通する部分も出てきます。全てが単体でなく共通して一つのアセットで発見をし、あるいは追尾、迎撃ということもあり、だんだん収れんされてくると思います。
 大臣が言われたように、せっかくの機会です。新たなミサイル等の脅威、これもミサイル防衛の検討の範疇に入れて防衛に穴をつくらないということが大事だと思いますけれども、改めて御見解をお伺いします。

発言情報

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発言者: 佐藤正久

speaker_id: 11254

日付: 2020-07-09

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会