外交防衛委員会
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会
会議録情報#0
令和二年七月九日(木曜日)
午後一時開会
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 北村 経夫君
理 事
宇都 隆史君
中西 哲君
羽田雄一郎君
秋野 公造君
井上 哲士君
委 員
猪口 邦子君
佐藤 正久君
武見 敬三君
中曽根弘文君
松川 るい君
三宅 伸吾君
山田 宏君
小西 洋之君
榛葉賀津也君
白 眞勲君
福山 哲郎君
山口那津男君
浅田 均君
鈴木 宗男君
伊波 洋一君
国務大臣
防衛大臣 河野 太郎君
副大臣
外務副大臣 鈴木 馨祐君
事務局側
常任委員会専門
員 神田 茂君
政府参考人
総務省大臣官房
審議官 稲岡 伸哉君
外務省大臣官房
審議官 小林 賢一君
外務省大臣官房
参事官 河邉 賢裕君
外務省大臣官房
参事官 有馬 裕君
外務省国際法局
長 岡野 正敬君
国土交通省大臣
官房技術参事官 堀田 治君
海上保安庁次長 上原 淳君
環境省大臣官房
審議官 白石 隆夫君
防衛省大臣官房
政策立案総括審
議官 辰己 昌良君
防衛省大臣官房
報道官 伊藤 茂樹君
防衛省大臣官房
審議官 村岡 猛君
防衛省防衛政策
局長 槌道 明宏君
防衛省整備計画
局長 鈴木 敦夫君
防衛省人事教育
局長 岡 真臣君
防衛省地方協力
局長 中村 吉利君
防衛装備庁長官 武田 博史君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○外交、防衛等に関する調査
(イージス・アショア配備プロセスの停止に関
する件)
─────────────
この発言だけを見る →午後一時開会
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 北村 経夫君
理 事
宇都 隆史君
中西 哲君
羽田雄一郎君
秋野 公造君
井上 哲士君
委 員
猪口 邦子君
佐藤 正久君
武見 敬三君
中曽根弘文君
松川 るい君
三宅 伸吾君
山田 宏君
小西 洋之君
榛葉賀津也君
白 眞勲君
福山 哲郎君
山口那津男君
浅田 均君
鈴木 宗男君
伊波 洋一君
国務大臣
防衛大臣 河野 太郎君
副大臣
外務副大臣 鈴木 馨祐君
事務局側
常任委員会専門
員 神田 茂君
政府参考人
総務省大臣官房
審議官 稲岡 伸哉君
外務省大臣官房
審議官 小林 賢一君
外務省大臣官房
参事官 河邉 賢裕君
外務省大臣官房
参事官 有馬 裕君
外務省国際法局
長 岡野 正敬君
国土交通省大臣
官房技術参事官 堀田 治君
海上保安庁次長 上原 淳君
環境省大臣官房
審議官 白石 隆夫君
防衛省大臣官房
政策立案総括審
議官 辰己 昌良君
防衛省大臣官房
報道官 伊藤 茂樹君
防衛省大臣官房
審議官 村岡 猛君
防衛省防衛政策
局長 槌道 明宏君
防衛省整備計画
局長 鈴木 敦夫君
防衛省人事教育
局長 岡 真臣君
防衛省地方協力
局長 中村 吉利君
防衛装備庁長官 武田 博史君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○外交、防衛等に関する調査
(イージス・アショア配備プロセスの停止に関
する件)
─────────────
北
北村経夫#1
○委員長(北村経夫君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省大臣官房審議官稲岡伸哉君外十五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、総務省大臣官房審議官稲岡伸哉君外十五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
北
北
北村経夫#3
○委員長(北村経夫君) 外交、防衛等に関する調査のうち、イージス・アショア配備プロセスの停止に関する件を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
この発言だけを見る →質疑のある方は順次御発言願います。
佐
佐藤正久#4
○佐藤正久君 自民党の佐藤正久です。本日は質問の機会を与えていただき、ありがとうございます。
まず、今般の豪雨災害でお亡くなりになられた方々へのお悔やみと、被災された全ての方々にお見舞いを申し上げます。
また、捜索救助、あるいは道路啓開、生活支援等に当たっておられる自衛隊の方々にも感謝を申し上げます。特に球磨村等の山間集落では、多くの孤立地域にあり、ヘリでも降着できないため、自衛官が水や食料を背負い、川を渡り、森を抜け、支援物資を届けていると聞きます。安全に十分注意をしながら任務を遂行していただきたいと思います。大臣の御指導をよろしくお願いします。
それでは、ミサイル防衛の議論に移ります。
二〇一六年九月五日、北朝鮮は西海岸の黄州付近からミサイル三発を同時に発射し、奥尻島沖の排他的経済水域に落下させました。
私が驚いたのは、防衛省の評価です。約一千キロ飛んで、それがほぼ同じ地域に落下した。千キロといえば東京と山口ぐらいの距離です。そのぐらい飛んで、ほぼ同じ地域に三発とも落下。この射撃の結果、防衛省は、北朝鮮のミサイルはこれまでにない重大かつ差し迫った脅威と認識を示し、防衛白書にも記載いたしました。
防衛大臣、この脅威認識は今でも同じでしょうか。
この発言だけを見る →まず、今般の豪雨災害でお亡くなりになられた方々へのお悔やみと、被災された全ての方々にお見舞いを申し上げます。
また、捜索救助、あるいは道路啓開、生活支援等に当たっておられる自衛隊の方々にも感謝を申し上げます。特に球磨村等の山間集落では、多くの孤立地域にあり、ヘリでも降着できないため、自衛官が水や食料を背負い、川を渡り、森を抜け、支援物資を届けていると聞きます。安全に十分注意をしながら任務を遂行していただきたいと思います。大臣の御指導をよろしくお願いします。
それでは、ミサイル防衛の議論に移ります。
二〇一六年九月五日、北朝鮮は西海岸の黄州付近からミサイル三発を同時に発射し、奥尻島沖の排他的経済水域に落下させました。
私が驚いたのは、防衛省の評価です。約一千キロ飛んで、それがほぼ同じ地域に落下した。千キロといえば東京と山口ぐらいの距離です。そのぐらい飛んで、ほぼ同じ地域に三発とも落下。この射撃の結果、防衛省は、北朝鮮のミサイルはこれまでにない重大かつ差し迫った脅威と認識を示し、防衛白書にも記載いたしました。
防衛大臣、この脅威認識は今でも同じでしょうか。
河
河野太郎#5
○国務大臣(河野太郎君) 北朝鮮は、更なるミサイル技術の取得を目指して、今年に入っても様々なミサイルを発射し技術を向上させている、日本に対する脅威は更に高まっている、そのように認識をしております。
この発言だけを見る →佐
佐藤正久#6
○佐藤正久君 脅威認識は当時より更に高まったと、そういう中での、北朝鮮のノドンやスカッドから国民を二十四時間三百六十五日守るためのアセットがイージス・アショアでした。
今般、アショアの配備地としてむつみ演習場や新屋演習場を含む二十か所の国有地、これを、国有地への配備を断念、代替地についても見付けることが困難、アショア配備は事実上断念したと私は理解しております。
ただ、アショアに期待していた機能、これを諦めるわけにはいきません。防衛省では、このイージス・アショア、これに期待していた機能、これを手当てをしていく必要があると思いますが、大臣の認識をお伺いします。
この発言だけを見る →今般、アショアの配備地としてむつみ演習場や新屋演習場を含む二十か所の国有地、これを、国有地への配備を断念、代替地についても見付けることが困難、アショア配備は事実上断念したと私は理解しております。
ただ、アショアに期待していた機能、これを諦めるわけにはいきません。防衛省では、このイージス・アショア、これに期待していた機能、これを手当てをしていく必要があると思いますが、大臣の認識をお伺いします。
河
河野太郎#7
○国務大臣(河野太郎君) イージス・アショアの配備を仮に続けるとしても、今後五年間ないしその程度の期間はこの配備の準備に必要でございますので、イージス艦とPAC3で弾道ミサイル防衛を行うということにしておりました。この状況については今も変わっておりません。
ただ、近年、今までの様々な弾道ミサイルに加えて、新たな技術の開発というものが行われており、今後はそうした新たな空からの脅威についても、我が国の国土あるいは国民の平和な暮らしを守っていかなければいかぬ、それをどのように考えるか、そういうことになっていると認識をしております。
この発言だけを見る →ただ、近年、今までの様々な弾道ミサイルに加えて、新たな技術の開発というものが行われており、今後はそうした新たな空からの脅威についても、我が国の国土あるいは国民の平和な暮らしを守っていかなければいかぬ、それをどのように考えるか、そういうことになっていると認識をしております。
佐
佐藤正久#8
○佐藤正久君 繰り返し確認しますけれども、アショアの機能、これは対応しないといけないと思いますけれども、アショアの期待した機能、これについては諦めるというわけではないという理解でよろしいでしょうか。
この発言だけを見る →河
佐
佐藤正久#10
○佐藤正久君 私、この代替機能、そのPAC3あるいはイージス艦だけではなかなか難しいという結果としてアショアの導入に至ったというふうに理解しております。
この代替機能というものを検討すると同時に、私が早急に今防衛省が行うべきと考えているのは、秋田と山口への地元説明、信頼の回復です。大臣が秋田、山口県の両知事に直接謝罪されたと、これは評価をいたしておりますけれども、地元を振り回した責任、これはこの一回の謝罪だけで補えるものではないと思います。副大臣や政務官等が、地元の住民に加えて、導入に支持を表明しこれまで汗をかいてくれた関係地方議員とか自衛隊協力団体への説明を早急にすべきだと思います。私のところにも苦情が届いております。地元で批判されているのは、これまで応援をしていた方々が今その矢面に立っております。
こういうようなやり方では、防衛基盤、この構築というのは到底難しいと思います。できるだけ早く、地元の方々に加えて、応援してくれた方々、関係議員等への説明をすべきだと思いますが、大臣の御見解をお伺いします。
この発言だけを見る →この代替機能というものを検討すると同時に、私が早急に今防衛省が行うべきと考えているのは、秋田と山口への地元説明、信頼の回復です。大臣が秋田、山口県の両知事に直接謝罪されたと、これは評価をいたしておりますけれども、地元を振り回した責任、これはこの一回の謝罪だけで補えるものではないと思います。副大臣や政務官等が、地元の住民に加えて、導入に支持を表明しこれまで汗をかいてくれた関係地方議員とか自衛隊協力団体への説明を早急にすべきだと思います。私のところにも苦情が届いております。地元で批判されているのは、これまで応援をしていた方々が今その矢面に立っております。
こういうようなやり方では、防衛基盤、この構築というのは到底難しいと思います。できるだけ早く、地元の方々に加えて、応援してくれた方々、関係議員等への説明をすべきだと思いますが、大臣の御見解をお伺いします。
河
佐
佐藤正久#12
○佐藤正久君 大臣、これは本当に、全てが決まってから説明するのではなく、やっぱり現状についても、やはり応援してくれた方々、これは本当に今後の地元との信頼関係においても、防衛を安定的に行う上でも非常に重要ですので、しっかり検討をお願いしたいと思います。
続いて、このアショアの代替機能について議論をいたします。
一般論として、メガフロート的な軍事施設は、辺野古飛行場の建設の際、検討結果にもありましたけれども、やはり環境影響評価に長時間を要する、気象、海象や敵の魚雷等に脆弱で被害復旧も困難というふうに言われております。また、SPY7レーダーを陸地に置き、発射装置を艦船に搭載する案も白紙的には言われておりますけれども、防衛政策局長にお伺いします。
各国で、レーダーを搭載せずに弾道ミサイルの発射装置だけ搭載する、そういう中途半端な艦船というものはあるでしょうか。
この発言だけを見る →続いて、このアショアの代替機能について議論をいたします。
一般論として、メガフロート的な軍事施設は、辺野古飛行場の建設の際、検討結果にもありましたけれども、やはり環境影響評価に長時間を要する、気象、海象や敵の魚雷等に脆弱で被害復旧も困難というふうに言われております。また、SPY7レーダーを陸地に置き、発射装置を艦船に搭載する案も白紙的には言われておりますけれども、防衛政策局長にお伺いします。
各国で、レーダーを搭載せずに弾道ミサイルの発射装置だけ搭載する、そういう中途半端な艦船というものはあるでしょうか。
槌
槌道明宏#13
○政府参考人(槌道明宏君) 済みません、レーダーのみを搭載した船舶という意味では、ないと思います。唯一の例としては、SBX、シー・ベースド・Xバンドレーダー、これはアメリカ・ハワイに置いているというふうに承知をしております。
この発言だけを見る →佐
佐藤正久#14
○佐藤正久君 レーダーを置いているとしても、発射装置だけ船に搭載するというものはないという答弁がございました。
仮にレーダーと発射装置を分離した場合、敵の電波妨害にも弱い。カウアイ島の米軍のこの弾道ミサイルの実験施設、私も行ってまいりましたけれども、レーダーと発射機が数キロ離れておりますけれども、これは有線で結ばれております。
また、一部報道では、ミサイル発射後に電波妨害で落下させると、防衛省は検討という報道がありましたけれども、発射試験ではなく実戦ではテレメトリー、これを出すことはありませんから、また、かつ、そんな遠距離まで届くような電波妨害というものを、実際上は困難だと思います。私も防衛省に確認しましたが、これは誤報ということでありました。
THAADミサイルの場合、最低でも六か所必要と。そうなると、また用地取得やブースター落下問題、費用も相当額になります。現実的ではないように私は思います。
私は、アショアの代替機能としてイージス艦の増勢、これも有力な一案と考えます。そこで仮に今回契約したレーダーとVLSが搭載できれば、費用の節約にもなります。
そこで、SPY7レーダーについて何点か伺います。
先日、週刊誌において、アショアのSPY7レーダーは射撃管制能力がなく、防衛省はミサイル防衛能力がない装備品を売り付けられたとの報道がありました。これは誤認識に基づくと私は理解しております。このような記事の下に国民に誤った理解が広がると、アショアの代替、防衛省の信頼関係にも関わってくると思います。この場で事実関係を明らかにしていただきたいと思います。
この発言だけを見る →仮にレーダーと発射装置を分離した場合、敵の電波妨害にも弱い。カウアイ島の米軍のこの弾道ミサイルの実験施設、私も行ってまいりましたけれども、レーダーと発射機が数キロ離れておりますけれども、これは有線で結ばれております。
また、一部報道では、ミサイル発射後に電波妨害で落下させると、防衛省は検討という報道がありましたけれども、発射試験ではなく実戦ではテレメトリー、これを出すことはありませんから、また、かつ、そんな遠距離まで届くような電波妨害というものを、実際上は困難だと思います。私も防衛省に確認しましたが、これは誤報ということでありました。
THAADミサイルの場合、最低でも六か所必要と。そうなると、また用地取得やブースター落下問題、費用も相当額になります。現実的ではないように私は思います。
私は、アショアの代替機能としてイージス艦の増勢、これも有力な一案と考えます。そこで仮に今回契約したレーダーとVLSが搭載できれば、費用の節約にもなります。
そこで、SPY7レーダーについて何点か伺います。
先日、週刊誌において、アショアのSPY7レーダーは射撃管制能力がなく、防衛省はミサイル防衛能力がない装備品を売り付けられたとの報道がありました。これは誤認識に基づくと私は理解しております。このような記事の下に国民に誤った理解が広がると、アショアの代替、防衛省の信頼関係にも関わってくると思います。この場で事実関係を明らかにしていただきたいと思います。
武
武田博史#15
○政府参考人(武田博史君) お答え申し上げます。
私どもといたしましては、一般論として、レーダーはセンサーの役割を果たすものであり、単体で射撃管制能力を持つものではないと考えております。イージス・アショアのSPY7レーダーも、イージスシステムと組み合わせて迎撃ミサイルを射撃管制するということでございます。
御指摘の週刊誌の記事でございますけれども、防衛省としてはこの記事に事実誤認の内容があると判断をいたしまして、さきの七月七日に防衛省から出版元に対して今申し上げたような正確な事実関係や当方の考え方を示した上で、誠に遺憾である旨の申入れを行ったところでございます。
この発言だけを見る →私どもといたしましては、一般論として、レーダーはセンサーの役割を果たすものであり、単体で射撃管制能力を持つものではないと考えております。イージス・アショアのSPY7レーダーも、イージスシステムと組み合わせて迎撃ミサイルを射撃管制するということでございます。
御指摘の週刊誌の記事でございますけれども、防衛省としてはこの記事に事実誤認の内容があると判断をいたしまして、さきの七月七日に防衛省から出版元に対して今申し上げたような正確な事実関係や当方の考え方を示した上で、誠に遺憾である旨の申入れを行ったところでございます。
佐
佐藤正久#16
○佐藤正久君 誤報であると。当然、レーダーというものと発射装置、これまた別なものですから、当然だと思います。
引き続き、SPY7のレーダーについて伺います。同レーダーのイージス艦への搭載の可能性、戦闘機等への防空能力の有無、弾道ミサイルと防空能力、この同時運用能力の可能性、米軍のCECやIAMDとの相互運用性については可能でしょうか。
この発言だけを見る →引き続き、SPY7のレーダーについて伺います。同レーダーのイージス艦への搭載の可能性、戦闘機等への防空能力の有無、弾道ミサイルと防空能力、この同時運用能力の可能性、米軍のCECやIAMDとの相互運用性については可能でしょうか。
武
武田博史#17
○政府参考人(武田博史君) お答え申し上げます。
御質問につきましては、個別具体的にその細部についてお答えすることは差し控えさせていただきますが、SPY7を搭載いたしましたイージス・アショアはあくまで弾道ミサイル防衛能力の抜本的な向上を図るために導入するものと位置付けておりましたが、あくまでも技術的な一般論として申し上げれば、イージス艦あるいはレーダーサイトにおいて使用できる可能性もあり、その際追加的な機能を付加することもできるものと考えております。
この発言だけを見る →御質問につきましては、個別具体的にその細部についてお答えすることは差し控えさせていただきますが、SPY7を搭載いたしましたイージス・アショアはあくまで弾道ミサイル防衛能力の抜本的な向上を図るために導入するものと位置付けておりましたが、あくまでも技術的な一般論として申し上げれば、イージス艦あるいはレーダーサイトにおいて使用できる可能性もあり、その際追加的な機能を付加することもできるものと考えております。
佐
佐藤正久#18
○佐藤正久君 まさに、今回SPY7レーダーは弾道ミサイル用ということで契約をしており、また完成をしていないレーダーでありますから、この実態というものは新たな開示請求をしないと分からないと思います。
まさに、この契約をしたSPY7レーダーがイージス艦に本当に載るのか、経空脅威と弾道ミサイル、これが同時対処能力があるのか。米海軍はSPY6レーダーでありますので、米軍とのCECあるいはIAMDができるかどうかはやはり未知数と言わざるを得ません。これらの検討、情報開示にも更なる時間あるいは費用が掛かると私は認識しております。
次に、米軍との相互運用性の観点から質問いたします。
アショアの代替機能というものを考える際に、米軍の最新型DDG51、フライト3のイージス艦、これも参考にすべきと考えております。防衛省の把握しているアメリカの新型イージス艦の機能や配備年等について説明をお願いします。
この発言だけを見る →まさに、この契約をしたSPY7レーダーがイージス艦に本当に載るのか、経空脅威と弾道ミサイル、これが同時対処能力があるのか。米海軍はSPY6レーダーでありますので、米軍とのCECあるいはIAMDができるかどうかはやはり未知数と言わざるを得ません。これらの検討、情報開示にも更なる時間あるいは費用が掛かると私は認識しております。
次に、米軍との相互運用性の観点から質問いたします。
アショアの代替機能というものを考える際に、米軍の最新型DDG51、フライト3のイージス艦、これも参考にすべきと考えております。防衛省の把握しているアメリカの新型イージス艦の機能や配備年等について説明をお願いします。
槌
槌道明宏#19
○政府参考人(槌道明宏君) 現在、米海軍は、現有のアーレイバーク級のイージス駆逐艦について、フライト3と呼ばれる最新のタイプを建造中でございます。
このフライト3艦は、従来の艦に比べまして、対空レーダーを従来のSPY1からSPY6に換装することで探知能力を向上し、また最新のイージスシステム、ベースライン10を搭載して、CEC、共同交戦能力を備える、それから対空戦闘とBMDとの同時対処能力を備えるといった、そうした特徴を持っております。
このフライト3の就役年でございますけれども、あくまで予定ではございますけれども、二〇二四年にIOCとなる予定だというふうに承知をしております。
この発言だけを見る →このフライト3艦は、従来の艦に比べまして、対空レーダーを従来のSPY1からSPY6に換装することで探知能力を向上し、また最新のイージスシステム、ベースライン10を搭載して、CEC、共同交戦能力を備える、それから対空戦闘とBMDとの同時対処能力を備えるといった、そうした特徴を持っております。
このフライト3の就役年でございますけれども、あくまで予定ではございますけれども、二〇二四年にIOCとなる予定だというふうに承知をしております。
佐
佐藤正久#20
○佐藤正久君 ありがとうございます。
お配りした資料三、これを見ていただきたいと思います。これが今説明があった新しいフライト3と言われるイージス艦であります。
この資料は米軍資料から抜粋したものでありますけれども、米海軍によりますと、二〇二四年夏に実戦配備をされ、その後、毎年二ないし五隻のペースで配備をされて、二〇二九年夏までに十八隻の新型イージス艦が就役予定とのことであります。
言われましたように、大きな特徴は、このイージスシステムのベースライン10、レーダーはSPY6を使用し、戦闘機や巡航ミサイルの経空脅威と弾道ミサイルとの同時対処可能ということです。このベースラインというのは、簡単に言えば、パソコンでいうウィンドウズのようなソフトウエアと考えてもらえばいいと思います。
海自のイージス艦八隻のうち、「まや」、「はぐろ」の二隻はベースライン9、今後ブロックⅡAを発射可能なものへと改修をする「あたご」と「あしがら」は現在はベースライン7ですけれども、改修でベースライン9になるというふうに聞いております。「こんごう」型の四隻は、「ちょうかい」はベースライン5、「こんごう」、「みょうこう」、「きりしま」の三隻はベースライン4、ミサイルはブロックⅠBまでしか撃てません。
大臣、ウィンドウズ10とウィンドウズ4、これはかなり違いますよね。私は、今回、新型のイージス艦増勢とともに、古い「こんごう」型のイージス艦の更新も視野に入れた総合ミサイル防空を考えるべきだと思います。さらに、海自のイージス艦八隻ともレーダーはSPY1で、弾道ミサイルと経空脅威、同時対処は困難であります。
資料四、これを見てください。これも米海軍資料からの抜粋ですけれども、今後、米軍のIAMD、総合ミサイル防空は、新型イージス艦を中心に構築していくようです。当然、共同交戦能力、CEC機能を有しており、絵にあるように、一隻で弾道ミサイルも戦闘機も巡航ミサイルも水上戦闘も同時に実施可能であります。
大臣、対空警戒対処手当、これ御存じでしょうか、対空警戒対処等手当。これは弾道ミサイル防衛任務に就いているPAC3、これを警護する隊員には手当が出ておりました。この手当であります。ただ一方、弾道ミサイル防衛に就いているイージス艦、これを守る護衛艦や戦闘機には手当が付いていなかったので、非常にバランスが悪いと。航空自衛隊に付いて海上には付いていないということだったので、私が野党時代、当時の政府・与党の方にお願いをしまして、この護衛艦や戦闘機の方にも手当が付くようになりました。
これは、裏を返せば、海自のイージス艦のレーダーがSPY1であるために、最新鋭の「まや」であっても弾道ミサイル任務に当たっていれば近づく戦闘機に対応できない、同時対応ができませんから。また、巡航ミサイル対応のSM6も保有していません。そのため、護衛のためにもう一隻護衛艦が必要になり、これが海自隊員の負担と、護衛艦運用の幅を狭めております。アショアの代替の機能として、イージス艦のレーダー機能が弾道ミサイルと経空脅威、同時対処可能であれば、護衛用の護衛艦の必要性は低下すると思います。
資料五、これを見てください。これは米海軍のイージス艦のSPY1レーダーとSPY6レーダー、この違いです。SPY6は、大きさが半分の目標を二倍の遠距離で探知、識別でき、資料六のように数百キロ先の巡航ミサイルも迎撃できます。つまり、イージス艦一隻で数百キロの部分をカバーできるというものがアメリカの今考えているSPY6を運用した総合ミサイル防空の一端であります。
私は、アショアの代替機能として新型のイージス艦を配備し、そこにSPY7が載り、SPY6と同等の能力があれば総合防空上も経費的にも望ましいと思いますが、仮にSPY7がイージス艦に搭載できない、米海軍のIAMDと連接できない、あるいは連接するために莫大な費用と期間が掛かるなら、新型のイージス艦のレーダーはSPY6のようなものを用い、VLSは今回契約したものを用いる、SPY7は空自のレーダーを補完する観点から陸上に置いて、それを陸自が運用することも一案と考えます。
大臣、平和安全法制制定時も議論いたしましたけれども、日米連携、平時から緊張状態あるいは有事まで、お互いが切れ目なく守り合うという形の弾道ミサイル防衛、経空脅威に対応ということは重要だということが議論されました。自衛隊単独で総合ミサイル防空を考えるのではなく、平和安全法制のときの議論にあったように、米軍との連携、相互運用性を視野に入れて、総合ミサイル防空、これを考えることによって抑止力が更に高まるという議論がありました。
今回も、米国の新型イージス艦の情報収集とか米軍の新たな総合ミサイル防空の方向性も考えながら今回の新たな日本のミサイル防衛体制を考えることも重要と考えますが、大臣の御見解をお伺いします。
この発言だけを見る →お配りした資料三、これを見ていただきたいと思います。これが今説明があった新しいフライト3と言われるイージス艦であります。
この資料は米軍資料から抜粋したものでありますけれども、米海軍によりますと、二〇二四年夏に実戦配備をされ、その後、毎年二ないし五隻のペースで配備をされて、二〇二九年夏までに十八隻の新型イージス艦が就役予定とのことであります。
言われましたように、大きな特徴は、このイージスシステムのベースライン10、レーダーはSPY6を使用し、戦闘機や巡航ミサイルの経空脅威と弾道ミサイルとの同時対処可能ということです。このベースラインというのは、簡単に言えば、パソコンでいうウィンドウズのようなソフトウエアと考えてもらえばいいと思います。
海自のイージス艦八隻のうち、「まや」、「はぐろ」の二隻はベースライン9、今後ブロックⅡAを発射可能なものへと改修をする「あたご」と「あしがら」は現在はベースライン7ですけれども、改修でベースライン9になるというふうに聞いております。「こんごう」型の四隻は、「ちょうかい」はベースライン5、「こんごう」、「みょうこう」、「きりしま」の三隻はベースライン4、ミサイルはブロックⅠBまでしか撃てません。
大臣、ウィンドウズ10とウィンドウズ4、これはかなり違いますよね。私は、今回、新型のイージス艦増勢とともに、古い「こんごう」型のイージス艦の更新も視野に入れた総合ミサイル防空を考えるべきだと思います。さらに、海自のイージス艦八隻ともレーダーはSPY1で、弾道ミサイルと経空脅威、同時対処は困難であります。
資料四、これを見てください。これも米海軍資料からの抜粋ですけれども、今後、米軍のIAMD、総合ミサイル防空は、新型イージス艦を中心に構築していくようです。当然、共同交戦能力、CEC機能を有しており、絵にあるように、一隻で弾道ミサイルも戦闘機も巡航ミサイルも水上戦闘も同時に実施可能であります。
大臣、対空警戒対処手当、これ御存じでしょうか、対空警戒対処等手当。これは弾道ミサイル防衛任務に就いているPAC3、これを警護する隊員には手当が出ておりました。この手当であります。ただ一方、弾道ミサイル防衛に就いているイージス艦、これを守る護衛艦や戦闘機には手当が付いていなかったので、非常にバランスが悪いと。航空自衛隊に付いて海上には付いていないということだったので、私が野党時代、当時の政府・与党の方にお願いをしまして、この護衛艦や戦闘機の方にも手当が付くようになりました。
これは、裏を返せば、海自のイージス艦のレーダーがSPY1であるために、最新鋭の「まや」であっても弾道ミサイル任務に当たっていれば近づく戦闘機に対応できない、同時対応ができませんから。また、巡航ミサイル対応のSM6も保有していません。そのため、護衛のためにもう一隻護衛艦が必要になり、これが海自隊員の負担と、護衛艦運用の幅を狭めております。アショアの代替の機能として、イージス艦のレーダー機能が弾道ミサイルと経空脅威、同時対処可能であれば、護衛用の護衛艦の必要性は低下すると思います。
資料五、これを見てください。これは米海軍のイージス艦のSPY1レーダーとSPY6レーダー、この違いです。SPY6は、大きさが半分の目標を二倍の遠距離で探知、識別でき、資料六のように数百キロ先の巡航ミサイルも迎撃できます。つまり、イージス艦一隻で数百キロの部分をカバーできるというものがアメリカの今考えているSPY6を運用した総合ミサイル防空の一端であります。
私は、アショアの代替機能として新型のイージス艦を配備し、そこにSPY7が載り、SPY6と同等の能力があれば総合防空上も経費的にも望ましいと思いますが、仮にSPY7がイージス艦に搭載できない、米海軍のIAMDと連接できない、あるいは連接するために莫大な費用と期間が掛かるなら、新型のイージス艦のレーダーはSPY6のようなものを用い、VLSは今回契約したものを用いる、SPY7は空自のレーダーを補完する観点から陸上に置いて、それを陸自が運用することも一案と考えます。
大臣、平和安全法制制定時も議論いたしましたけれども、日米連携、平時から緊張状態あるいは有事まで、お互いが切れ目なく守り合うという形の弾道ミサイル防衛、経空脅威に対応ということは重要だということが議論されました。自衛隊単独で総合ミサイル防空を考えるのではなく、平和安全法制のときの議論にあったように、米軍との連携、相互運用性を視野に入れて、総合ミサイル防空、これを考えることによって抑止力が更に高まるという議論がありました。
今回も、米国の新型イージス艦の情報収集とか米軍の新たな総合ミサイル防空の方向性も考えながら今回の新たな日本のミサイル防衛体制を考えることも重要と考えますが、大臣の御見解をお伺いします。
河
佐
佐藤正久#22
○佐藤正久君 大臣、これやっぱりミサイル防衛というのは、やはり日本単独というのは限界があります。イージス艦も本来任務は艦隊防空ですから、南西正面への対応あるいは太平洋正面での米海軍との連携ということもありますから、やはり日米連携全体の中で今回の新たなミサイル防衛、これを考えるということが極めて大事な視点だと思いますので、是非よろしくお願いします。今回、イージス・アショアやめた、本当にある意味いい機会だと思いますので、よろしくお願いします。
仮にイージス艦を増勢する場合の課題の一つは、イージス艦のローテーションとともに、海自隊員の確保であります。その一つの鍵が、今大綱で初めて言われた、いわゆるクロスサポート方式です。ジブチの海自航空隊で陸自隊員が警備を担っております。大臣も昨年十一月の予算委員会で、陸自が近傍にある海自基地の警備に当たる体制をいかに構築できるか検討していると述べています。
そこで浮いた海自要員あるいは警備の新規採用枠を縮小し、その分を艦艇枠を増やしてイージス艦の乗員に充てることも可能かと思います。現在のクロスサポート、クロスサービス、この検討状況について防衛省にお伺いします。
この発言だけを見る →仮にイージス艦を増勢する場合の課題の一つは、イージス艦のローテーションとともに、海自隊員の確保であります。その一つの鍵が、今大綱で初めて言われた、いわゆるクロスサポート方式です。ジブチの海自航空隊で陸自隊員が警備を担っております。大臣も昨年十一月の予算委員会で、陸自が近傍にある海自基地の警備に当たる体制をいかに構築できるか検討していると述べています。
そこで浮いた海自要員あるいは警備の新規採用枠を縮小し、その分を艦艇枠を増やしてイージス艦の乗員に充てることも可能かと思います。現在のクロスサポート、クロスサービス、この検討状況について防衛省にお伺いします。
槌
槌道明宏#23
○政府参考人(槌道明宏君) 各種事態に実効的に対応するため、陸海空自衛隊の駐屯地や基地の安全を確保する、あるいは、万が一被害が発生した場合には、部隊の能力発揮に必要な基地の機能を迅速に復旧する、これが必要であるという観点から、現在、防衛大綱、中期防の下、自衛隊間の相互協力による基地警備や被害復旧に係る様々な検討を進めております。
具体的には、被害復旧について申し上げれば、陸自の施設部隊が有する被害復旧能力に着目をいたしまして、海自や空自の基地で被害復旧を行う態勢を構築すべく検討を進めております。
また、基地警備につきましては、陸上自衛隊の部隊が近傍に所在する海上自衛隊や航空自衛隊の基地の警備に当たる体制を構築するための検討を進めているところでございます。
この発言だけを見る →具体的には、被害復旧について申し上げれば、陸自の施設部隊が有する被害復旧能力に着目をいたしまして、海自や空自の基地で被害復旧を行う態勢を構築すべく検討を進めております。
また、基地警備につきましては、陸上自衛隊の部隊が近傍に所在する海上自衛隊や航空自衛隊の基地の警備に当たる体制を構築するための検討を進めているところでございます。
佐
佐藤正久#24
○佐藤正久君 大臣、実は、昨年度は御案内のとおり、海自の新隊員の募集が目標数に数年ぶりに達しました。この大きな要因は、自衛官候補生の枠、つまり任期制隊員の枠を少なくして、その分を一般候補生の枠を増やしたことにあると言われています。簡単ではありませんけれども、クロスサービスとかサポート、あるいはこのような募集の方法、いろんな工夫をして要員を確保することが極めて大事だと思います。
それでは、先ほど大臣が言われた新たな脅威というものに加えた総合ミサイル防衛について少し議論をしてみたいと思います。
資料一、これを見てください。これはイメージとして、アショアの代替として新型イージス艦を二隻取りあえず置いた絵であります。
非常に込み入って見にくいと思いますけれども、この下の方にイスカンデル型ミサイルというものがあります。このイスカンデルミサイルあるいはこの極超音速の滑空弾は、低い弾道で、かつ高速で飛んでくるので、水平線の向こうから発見して追尾しないと迎撃が間に合いません。そのため、海保が導入している常時滞空型の無人機とか、将来的には、今、日米で検討しております小型衛星のコンステレーション、こういうものも必要だと思います。
新型のイスカンデルタイプのものは、イージス艦のブロックⅠBとかⅡAでは迎撃高度の関係でこれ無理でありますので、その分はPAC3のMSEの能力向上型、あるいは中SAMの改改等で対応する必要があると思います。
ただ、射距離的に東京まで届くというものはありませんから、このように北部九州とかそういう地域の方にそういうものを重点的に配備するということも大事だと思います。
また、攻撃型の無人機あるいは戦闘機、あるいは極超音速の巡航ミサイル、新たな脅威がどんどん出ておりますので、そういうものにいかに対応するか、まさにそういうことを考えてのアメリカの新たなIAMD構想で、そのための中核となるのが新型のイージス艦です。
そういうことを考えると、まさにここにはアメリカの絵が入っておりませんけれども、この資料一のところにアメリカの絵を入れてトータルで考えるといいかと思います。
その際に、このようなマトリックスの表、この上の方に、空欄にしておりますけれども、そういう形でマトリックスでやると、それぞれごとに、どうやってこれを発見し追尾して迎撃するというふうにやっていくと漏れがなくなりますし、アセットが共通する部分も出てきます。全てが単体でなく共通して一つのアセットで発見をし、あるいは追尾、迎撃ということもあり、だんだん収れんされてくると思います。
大臣が言われたように、せっかくの機会です。新たなミサイル等の脅威、これもミサイル防衛の検討の範疇に入れて防衛に穴をつくらないということが大事だと思いますけれども、改めて御見解をお伺いします。
この発言だけを見る →それでは、先ほど大臣が言われた新たな脅威というものに加えた総合ミサイル防衛について少し議論をしてみたいと思います。
資料一、これを見てください。これはイメージとして、アショアの代替として新型イージス艦を二隻取りあえず置いた絵であります。
非常に込み入って見にくいと思いますけれども、この下の方にイスカンデル型ミサイルというものがあります。このイスカンデルミサイルあるいはこの極超音速の滑空弾は、低い弾道で、かつ高速で飛んでくるので、水平線の向こうから発見して追尾しないと迎撃が間に合いません。そのため、海保が導入している常時滞空型の無人機とか、将来的には、今、日米で検討しております小型衛星のコンステレーション、こういうものも必要だと思います。
新型のイスカンデルタイプのものは、イージス艦のブロックⅠBとかⅡAでは迎撃高度の関係でこれ無理でありますので、その分はPAC3のMSEの能力向上型、あるいは中SAMの改改等で対応する必要があると思います。
ただ、射距離的に東京まで届くというものはありませんから、このように北部九州とかそういう地域の方にそういうものを重点的に配備するということも大事だと思います。
また、攻撃型の無人機あるいは戦闘機、あるいは極超音速の巡航ミサイル、新たな脅威がどんどん出ておりますので、そういうものにいかに対応するか、まさにそういうことを考えてのアメリカの新たなIAMD構想で、そのための中核となるのが新型のイージス艦です。
そういうことを考えると、まさにここにはアメリカの絵が入っておりませんけれども、この資料一のところにアメリカの絵を入れてトータルで考えるといいかと思います。
その際に、このようなマトリックスの表、この上の方に、空欄にしておりますけれども、そういう形でマトリックスでやると、それぞれごとに、どうやってこれを発見し追尾して迎撃するというふうにやっていくと漏れがなくなりますし、アセットが共通する部分も出てきます。全てが単体でなく共通して一つのアセットで発見をし、あるいは追尾、迎撃ということもあり、だんだん収れんされてくると思います。
大臣が言われたように、せっかくの機会です。新たなミサイル等の脅威、これもミサイル防衛の検討の範疇に入れて防衛に穴をつくらないということが大事だと思いますけれども、改めて御見解をお伺いします。
河
河野太郎#25
○国務大臣(河野太郎君) 北朝鮮の弾道ミサイルの脅威というのは厳然とあるわけでございますし、北朝鮮のミサイル技術というのが向上しつつあるというふうに認識をしております。また、この委員の資料にもありますように、様々新しい技術といったものを備えたミサイルというものが我が国の周辺国でも開発をされている、それも現実でございます。
こういう新たな脅威を含め、空からの脅威、どうやって我が国を守るか、これは真剣に議論していかなければならないと思っております。与党でもそうした議論を始めていただいていると認識をしておりますので、そうした与党の提案もしっかり受け止めながら検討してまいりたいと思います。
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佐
佐藤正久#26
○佐藤正久君 大臣、今回やっぱり一つ厄介なのは、低く速く飛んでくると。航空自衛隊のレーダー等は水平線の向こうは見えませんから、水平線の向こうでいかにそれをつかまえて、そのデータを早めに迎撃する部隊の方に伝えて、その機会を増やすということが国民の命を守ることにもつながります。
その部分のアセット、非常に限定されており、そのためにイージス艦をかなり前方に出すというのも、これも本末転倒な話ですので、いかにそういうものを早く見付けるか、それをいかに追尾をしてしっかり迎撃するか、しかも終末弾道が変化するということもありますから、それも含めてトータルで考える必要があると思います。自民党の方の検討チームの私もメンバーの一人ですので、しっかりその辺りも考えていきたいと思います。
次に、敵基地反撃能力について伺います。
私は、実態からして、自衛反撃能力、自衛反撃能力のワーディングの方がいいと思っております。
最初に大臣にお伺いします。総理は、自民党の提言にある敵基地反撃能力を含め、安全保障会議で新たな抑止力を議論するという会見をされました。その安倍総理の会見の受け止め、これをまずお聞かせください。
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次に、敵基地反撃能力について伺います。
私は、実態からして、自衛反撃能力、自衛反撃能力のワーディングの方がいいと思っております。
最初に大臣にお伺いします。総理は、自民党の提言にある敵基地反撃能力を含め、安全保障会議で新たな抑止力を議論するという会見をされました。その安倍総理の会見の受け止め、これをまずお聞かせください。
河
河野太郎#27
○国務大臣(河野太郎君) イージス・アショアの配備を断念をするということになりました。当面はイージス艦とPAC3で弾道ミサイル防衛をやるわけでございますが、イージス艦を導入する理由となった海上自衛隊の船繰り、人繰りの問題はございます。
また、こういう時期に議論をするわけですから、新たな空からの脅威にどう対抗するのか、そうしたことも議論しなければならないというふうに思っております。あらゆる選択肢をテーブルの上に並べて、一つ一つ丁寧に議論していくということが必要なんだろうと思っております。
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佐
佐藤正久#28
○佐藤正久君 総理が言われたのは、そういう来たやつをたたくというだけではなく、この自民党の提言にある敵基地反撃能力を含め検討したいというふうに言われています、この敵基地反撃能力も含めて安全保障会議で議論をしたいと、これについての受け止めを改めてお伺いします。
この発言だけを見る →河
河野太郎#29
○国務大臣(河野太郎君) 先ほど申し上げましたように、新たな脅威を含め、我が国の国民の平和な暮らし、国民の命、これをどうやって守っていくか、真剣に考えなければならぬというふうに思っております。
もちろん、現行の憲法の枠内で議論するということはもちろんのことでございますが、そのために、国民の命を守るために、我が国の領土、領海、領空を守るために何をしなければいけないのか、しっかり議論してまいりたいと思います。
この発言だけを見る →もちろん、現行の憲法の枠内で議論するということはもちろんのことでございますが、そのために、国民の命を守るために、我が国の領土、領海、領空を守るために何をしなければいけないのか、しっかり議論してまいりたいと思います。