佐藤正久の発言 (外交防衛委員会)
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○佐藤正久君 いや、大臣、まだまだ制度面、施設面もやっぱり自衛隊、男の職場的なところがあるのは現実としてございます。
職域特性もあります。航空自衛隊の中央音楽隊の方で実際聞いた話ですけれども、音楽隊の新入隊員はほとんどが音大卒で、女性自衛官が多いそうです。ただ、結婚して産休になりますと、楽器に専門性がありますので交代が実際なかなか難しい。また、長期間の演奏出張がありますので、子供がいたらそれも難しいので、結婚あるいは子供ができたら仕方なく辞めていった女性隊員も多いというふうに聞きます。
また、課程教育への入校も一つのハードルと聞いています。採用年齢を今般三十二歳に引き上げたため、仮に三十二歳で陸士で陸上自衛隊に入隊した場合、大体四十二歳頃に中級陸曹課程に入校することになります。四十二歳です。また、防大や一般大学から例えば海上自衛隊に幹部で入隊した場合、二十九歳で江田島に約一年間入校となりますが、子供を抱え、あるいは親の介護がある方もいます。ただ、御案内のように江田島は認可外の保育園の数も少なく、防衛省の保育園もありません。結果、入校を理由に辞めていった女性自衛官もいたと聞きました。
昇任はもういいので課程教育を、入校しなくてもよい、そういうキャリアパス、昇任ではなく、今の仕事でいいから、そういう仕事をしたいというような希望もありますので、そういうキャリアパス。あるいは、ICTを活用して、わざわざ江田島の方に行かなくても自分自らの基地で受講し、特に座学については基地で受講したり、実技の分だけ江田島や各総監部で行うなど、入校期間を実際限定するなど採用年齢とか家庭の事情に勘案した課程教育の在り方の見直し、せっかくの有為な人材を確保する観点からもこういう柔軟性が必要だと思いますが、大臣のお考えをお伺いします。