佐藤正久の発言 (外交防衛委員会)
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○佐藤正久君 是非よろしくお願いします。
次に、自衛隊のコロナウイルス対応について、要望四点、一点確認をしたいと思います。
要望の一点目は、即応態勢です。
総理は、人の移動、接触を七割、できれば八割削減したいとの意向を示されました。一方で、自衛隊の本来の任務は国防です。警戒監視に加え、スクランブル発進も継続、地震などの自然災害対応等の即応態勢の維持は必須であります。
私が今一番心配しているのは地震です。熊本地震も、四年前の四月十四日、そして今日四月十六日に起きました。東日本大震災時も、東北への支援と同時に警戒監視を継続しながら、マグニチュード六レベル、もう一つの大きな地震が起きた場合のことも考え、二正面対応も考慮して態勢を取っておりました。実際にマグニチュード六・七、震度六強の長野北部地震も発生いたしました。
避難所は新型コロナウイルスには極めて脆弱です。大きな地震が起きても初動に問題がない即応態勢の構築を強く要望いたします。
二点目は、護衛艦や潜水艦、天幕での感染症対応です。
米軍では、空母ルーズベルトの感染発生で、敵のミサイル攻撃ではなくウイルスで空母が機能停止になることが露呈いたしました。これは、中国や北朝鮮も大きな関心を抱いております。
一方、自衛隊の護衛艦や潜水艦も他人事ではありません。感染の疑いの隊員が発生した場合、隔離やレッドゾーンやグリーンゾーン等のゾーニングも必要になってくると思いますし、また、陸上自衛隊が演習で使う天幕も三密の典型です。ただし、天幕露営がなければ訓練の実も上がりません。天幕は換気すればいいと言う方もいますが、北海道の道北とか道東では七月でも天幕の中でストーブが必要です。
潜水艦やあるいは護衛艦、天幕露営中に感染者が発生しても対応できるよう、できればその予防についても対応のほどをよろしくお願いしたいと思います。
三点目は、献血支援です。
やはり外出が制限されると、血液が足らなくなります。私が京都福知山で駐屯地司令の際には、曹友会が中心となって福知山百リットル献血運動をやりました。今でもそれは続いております。
やはり多くの隊員が一か所にいますので、非常に献血側からすると非常に効率が良い。しかも、時間差を設けてやれば隊員の負担も少ない。まさに今、非常にそういう意味では献血という面でも協力する分野、これは強制はできませんが、曹友会等での自主的な意向というものはありますけれども、そういう曹友会等を使いながらでもこれは対応するというのも一つの大事なポイントだと思います。
四点目は、中東への艦隊派遣の関係であります、護衛艦派遣の関係であります。
やはり中東地域もコロナウイルスの関係でいろいろな対応があり、あるいはオマーンのマスカットやあるいはドゥクムの方でもロックダウンが発生している。ただ一方で、護衛艦もどこかの寄港地に寄って生鮮食料品とか真水、あるいはごみ処理、あるいは燃料等の補給をしないといけない。
ただ、中東地域は今月の二十三日からラマダンに入ります。恐らく、初めての外出制限が掛かったラマダンになると。夜の食事ができなくなりますから、相当なストレスが多分中東地域もあると思います。隊員のストレスも上陸に制限が掛かれば相当なものだと思いますので、そういう現地の中東のラマダンのときの情勢をしっかり把握すると同時に、隊員のストレス管理、これもよろしくお願いしたいと思います。
次に、確認事項です。
防衛施設整備事業における新型コロナウイルス支援について伺います。
大臣御案内のように、大手建設会社においても今回のコロナウイルスで作業員の方が亡くなりました。防衛産業の方には、大臣の記者会見によりますと、医療や消毒等の支援というものをされると伺っておりますけれども、防衛施設整備事業においても、管理費等にそういう消毒対応の部分も入れる等の支援も必要かと思いますけれども、大臣のお考えを伺います。