茂木敏充の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(茂木敏充君) 榛葉委員と久しぶりに議論させていただくんですが、最初に質問を受けたのはもう十五年以上前のことになりまして、急に榛葉委員から、二月七日、北方領土の日は元々何の日だと聞かれまして、たしか、一八五五年の二月七日に日露修好条約が結ばれた日だと思いますと、そう答えたのが最初の答弁だったんじゃないかなと、そんなふうに思うところでありますが、御質問の社会保障協定につきましては、在留邦人数や進出日系企業数だけではなくて、相手国の社会保険料の水準、これが低ければそれほど負担にならないという話でありまして、水準がどの程度かと。また、日本企業関係者からの要望、我が国と相手国との社会保障制度の内容等の諸点を総合的に考慮した上で、優先度の高い国々との間で政府間交渉を進めているところであります。
御指摘のように、アジア諸国、またその他の新興国との間で社会保障協定を結んでいくことは今非常に重要になっていると考えておりまして、人的、経済交流を推進する観点から極めて有益であるという観点で、御指摘いただいたように、韓国、そしてインド、フィリピン、中国との間では協定締結済みでありまして、また、現在政府間交渉中のトルコのほかにも、ベトナム、タイ、そしてメキシコとの間で双方の制度についての情報交換であったり政府間交渉に向けた予備協議、実施をしているところであります。
他方、アジア諸国や新興国の社会保障制度は国によって様々でありまして、例えば外国人が加入義務の対象となっていない国もありますし、対象となっていたとしても保険料が低額であるなどの理由によりまして社会保障協定締結のニーズがそれほど高くない国もあるわけであります。
我が国としては、引き続き、各国における社会保障制度の内容や、日系企業、駐在員の経済的負担、我が国にとってのニーズ等を見極めて、協定の締結であったり改正を含めた社会保障に係る協力体制の構築、検討してまいりたいと考えております。