鉢呂吉雄の発言 (環境委員会)

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○鉢呂吉雄君 私の言いたいこともお話ありました。
 今回のコロナウイルスが、気候変動との関連、これも知見はまだないようであります。しかし、これまで、世界の歴史を変えるぐらい感染症というのは大きな影響を与えてきたと。今いろいろな事例もお話ありましたけれども、蚊とかあるいはコウモリで媒介すると。最近は、MERSとかSARSとかいろいろな感染症も短期間を置いて出てきておると、こういうふうに承知をするところであります。
 そういう中で、WHOの昨年の報告でも、従来のウイルスとかあるいは細菌に効く抗生物質が効かなくなってくると。こういった中で、イギリスの議会で、サリー・デービスという、これはイギリスの厚労省に当たる保健省のトップに位置した主任医務官を経験された方が議会で証言をして、二〇五〇年には感染症に耐性菌を持つ死者が一千万人を超えるような事態になるという形で警告を発しています。
 ですから、このデービスさんは、一刻も早く地球温暖化を止めることが必要だと、ここまで言っておるわけでありまして、是非、大臣、この感染症が次から次、未知の感染、あるいは熱帯、亜熱帯の蚊、コウモリを媒介して温帯地域まで様々な、あるいはまた、グローバル化ですから人の交流や物流という形で国内にも持ち込まれる、また、世界的なこの流行が発生するということに、もっと私たち人類は警告を発する必要があると、是非このことをお願いいたしたいと思います。
 時間がありませんので、大臣の答弁は私とそう変わらないと思いますので、今後、対策会議でも、やっぱり一刻も早く地球温暖化を止めると、こういう視点をやっぱり日本政府全体が持つと、当面する対策はそれとして、提言することが必要ではないかと、こういうふうに思うところであります。
 次に、大臣は所信の中で、このプラスチック資源循環戦略の具体化に向けて本格的な検討、実施をというふうな唱えをされております。私も、見てみれば、勉強してみれば、非常に日本の取組は遅れておると、こういう状況だと思います。
 おととしの二〇一八年のカナダにおけるG7において、この関係の議定書に日本は署名することができませんでした。そういう中で、昨年このプラスチック資源循環戦略というものを作ったんでありますけれども、まだまだ日本政府全体のものにもなっておらないと、こういうふうに受け止めるわけでございます。
 世界各国を見ますと、国会図書館の資料によりますと、イギリスは、二〇一八年にマイクロビーズを含む化粧品等の生産販売を禁止する。二〇二〇年四月、まさに来月からイングランドにおいてプラスチック製のストローですとかマドラーですとか綿棒の配付、販売を禁止する。
 フランスにおいても、二〇一五年からもう既にレジ袋は使用禁止の状態になっています。二〇一七年からは使い捨てのプラスチック製の袋は使用禁止。そして、二〇二〇年の、今年の一月から特定の使い捨てプラ製品、カップですとかグラスですとかストロー等についても使用禁止。
 中国でさえ、二〇〇八年に、中国はプラスチックの製造、販売が一番多いんですけれども、レジ袋の有料化を二〇〇八年から始めて、二〇二〇年の末までにプラ製のストローの使用禁止を中国も打ち出しております。二〇二五年、五年後ですけれども、都市部のこういったプラスチック製の容器の量を三割減少させるというような中で、日本は非常に遅れておるのではないかと、私はそういうふうに受け止めております。
 また、このプラスチック製品に関する法規制というのはなくて、自治体やNGOや産業界や各企業の取組に委ねられている現状、この現状について環境大臣としてどう受け止めておるか、お答えをいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 鉢呂吉雄

speaker_id: 17792

日付: 2020-03-18

院: 参議院

会議名: 環境委員会