梶山弘志の発言 (経済産業委員会)
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○国務大臣(梶山弘志君) 私も太田委員と同じ感じを持っております。経済活動のグローバル化が進む中で、生産拠点を海外に移したり部品等の調達を海外に求めたりするといった取組は各企業において自社の経営戦略として判断されてきたものと承知をしておりますが、生産基地、労働力が求めやすい、また労働力が安いというだけではなくて、今中国は市場としても大きな市場になっている。そういったところで更にまた製造をしていこうという形で、自動車産業なども武漢に集中をしているというのが現状であります。
今回の新型コロナウイルス感染症による影響として、一国への依存度が高い製品のサプライチェーンの脆弱性が新たに認識をされたものと思っております。メーカーによっても違うと思いますが、それぞれの自動車会社もこういったことでサプライチェーンの流れが止まっているところがあり、国内の生産工場にも影響が出ているというところも数多くあるということであります。
このため、一国依存度が高い製品で付加価値が高いものの生産拠点の国内回帰、付加価値がそれほど高くはありませんけれども一国依存度が高い製品のASEAN諸国、例えばタイであるとか、そういったところにも生産の多元化を求めていくということが必要であると問題意識を持っておりまして、今後必要な対応を検討してまいりたいと思いますし、経済産業省としても、製造業者と連携をしながら、そういった意見を組み入れながら対応策を考えてまいりたいと思っております。