西山圭太の発言 (経済産業委員会)

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○政府参考人(西山圭太君) お答えを申し上げます。
 今委員から御指摘ございましたとおり、足下で我が国のベンダー企業の実情を見ますと、特に4Gの時代においては残念ながら国際的なマーケットシェアが高くないというのが現状でございます。ただ、今後、5Gの時代、さらに、その中でもポスト5Gの時代をにらみまして、幾つかの機会があり、それを最大限活用したいというふうに考えております。
 まず第一に申し上げたいのは、今、国際的に主要通信キャリア、つまり5Gを導入する側を見ますと、これまでややもすると特定の海外ベンダーに過度に依存してきたんじゃないかという、そういう危機感から、今後の5G時代、更にその先については、そうした情報通信システムを単独のベンダーに任せきりにするのではなくて、複数のベンダーに対してオープンにする取組、マルチベンダー化とも言われますけれども、そういう取組が本格化をしているところでございます。したがいまして、こういう情勢の下では、きちんと国際的なアライアンスに参画することができれば、日本企業にも十分なチャンスがあるというふうに考えるというのが一点目でございます。
 これに関しましては、今回御提案をさせていただいておりますこの法律案に基づく指針におきまして、我々はオープン性と言っておりますけれども、今申し上げたように、5Gシステムについては、国際連携を前提に国内外の企業がそれぞれの強みを持ち寄る形で整備を進めることが結果的には日本企業の参入や育成につながるというふうに考えており、また、それが当然に我が国産業の国際競争力の強化につながるというふうに考えております。
 さらに、委員の御質問の中でポスト5Gというお言葉を使っていただきましたけれども、5Gのうち、特に我々は5Gの後半戦のことをポスト5Gと呼んでおるわけですけれども、多数同時接続ですとか超低遅延といったような機能を強化する時代になりますと、特に我が国の企業が強みを持っておりますデジタルからアナログに高周波数帯で変換させるような技術ですとか、あるいは、広く言えば光に関する、光伝送を含めた光技術といったようなものが活用される機会が出てまいります。
 そうしたことを見据えまして、昨年度の補正予算において基金を設置をしまして、こうした今申し上げたような、これから活躍が期待されるような、日本企業が持っております技術を更に一層発展させるための技術開発の予算、研究開発の予算を盛り込んでおるところでございます。
 他方において、これも委員の御質問の中にございましたとおり、サプライサイドだけではなくて、これをどういうふうに生かしていくかということ、実際のユースケースをつくっていくかということも極めて重要でございます。
 そうした中で、5Gというのは、これも御質問の中にございましたとおり、いわゆる全国的な5Gのみならず、我々はローカル5Gと言っておりますけれども、その個々の企業が様々なビジネスモデルにチャレンジをすると。この法案の中で申しますと、事業革新や事業の創出をするということにチャレンジをしていくことになりますけれども、そうしたことにつながるようなローカル5Gの開発実証、これはまだ存在しないものでございますので、そうした、具体的には例えばスマート工場のようなケース、あるいは農業のようなケースもあるかと思いますけれども、そうしたところの開発実証の後押しもしてまいりたいというふうに考えてございます。
 ということで、御質問にございましたとおり、この法案のみならず、大胆な税制、予算、金融支援の措置を組み合わせることで、5Gやポスト5Gの開発や普及を後押ししていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 西山圭太

speaker_id: 28914

日付: 2020-05-19

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会