中尾彰宏の発言 (経済産業委員会)

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○参考人(中尾彰宏君) 阿達先生、どうも御質問ありがとうございました。
 私が今日提示した資料の中にはソフトウエア化についてはあえて書かせていただいていないんですが、今御指摘があったように、今後、日本企業が世界のインフラ機器のマーケットを取っていくに当たって、ソフトウエア化と言われている、ネットワークの機器をソフトウエアによって汎用機器上に構成していく技術、ここには非常に期待が持てると考えています。
 これは、ハードのその基地局を注力しなくてもいいということでは決してないんですけれども、ただ、このような差が付いてしまっている状況の中で起死回生の一手を出すとすれば、ソフトウエア開発のところに注力をするというのは、戦略上非常に重要なことではないかと考えています。
 特に今年の冒頭でアメリカが、米国がソフトウエア、5Gにおけるソフトウエアに注力をするべきという戦略を掲げておりますが、これも全く同じような、米国から見ましても、欧州それから中国のハードウエア機器が市場を席巻している状況ですので、同じように考えているところであります。
 特に、今回の法案でも指摘がありますけれども、オープン性を持ったネットワークの機器の開発を進めなくてはいけないと。このオープン性というのは非常に重要でして、これまで例えば基地局全体をハードウエアで構成しないと打っていけなかったところ、各コンポーネントですね、構成要素を、インターフェースを、例えばオープン・レディオ・アクセス・ネットワークという、オーランという仕組みがございますけれども、インターフェースさえ守っていけばこれ国際市場に打って出ることができます。
 これは、ハードでもソフトウエアでも両方それは適用できる考え方なんですけれども、特にソフトウエア化、先ほど御指摘のあったSDN、NFV、ここはまだ競争が始まったばかりというところがありますので、日本の研究開発としては、ハードとともにこのソフトウエアを使ったソフトウエア化の方向性、これに注力をして、特に大学の持つ知見、これを用いて産学官連携で進めていくべきと考えています。

発言情報

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発言者: 中尾彰宏

speaker_id: 24062

日付: 2020-05-21

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会