伊永大輔の発言 (経済産業委員会)

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○参考人(伊永大輔君) 御質問どうもありがとうございます。おっしゃられる問題というのは、今後の課題として重要な点だと思います。
 まず、そのデジタルプラットフォーマーが行っているそういう搾取的な行為について、本法案で本当に有効に規制できるのかという点ですけれども、私は、やっぱり程度が激しいものについては独占禁止法で直接やると。この場合、優越的地位濫用という行為類型になるわけですが、独占禁止法上違反してしまうと課徴金という形で金銭的な制裁も科されることになります。そういった形で、程度のひどいものについてはまず独占禁止法を公正取引委員会が厳格に運用するというのが非常に大事になってくると思います。そうした厳格な運用の裏で、これ規制の影と言いますけれども、そういった規制があることを前提に取引透明化法を運用するという補完関係にあるというふうに理解しています。
 つまり、モニタリングレビューによってきちっと報告しない、それから報告において指摘されても改善しないというようなことがありましたら、これは要請、公正取引委員会に違反行為がありそうだということの要請をして、公正取引委員会が具体的な審査に入るという形での補完、それから、独占禁止法というのの厳格な運用を背景とした、それによって今ここでちゃんと対応しておいた方がいいですよという形での、規制の影という、その両者が補完し合って運用されていくものというふうに思っています。
 先生御指摘のように、なかなかそのGAFAに対して一筋縄ではいかないと。交渉も要請も一筋縄ではいかないというのはもう目に見えていますけれども、その意味でも対象を絞って、現在問題として多く報告されているところに人材なりなんなりを投入して、その部分でしっかりと対応していくと。そこで知見を蓄えて、新たに第二歩目を踏み出していくという方法には理由があるんじゃないかなというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 伊永大輔

speaker_id: 24215

日付: 2020-05-21

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会