中尾彰宏の発言 (経済産業委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(中尾彰宏君) 石井先生、御質問ありがとうございました。
実は、我々、大学もう授業が始まっておりまして、遠隔で、オンラインでやっております。
御質問の点に関しまして、多岐にわたったと思いますけれども、まず、ミリ波の利用についての御質問だったかと思いますけれども、実は今日御紹介した三つのユースケースの実証実験、中域でやってまいりましたけれども、こちらは全てミリ波の実験でございます。二十八ギガヘルツを使ってやっております。
それで、ミリ波は、サブ6、六ギガ未満の周波数に比べますと、なかなか扱いが難しいところがございまして、これは直進性が高くて、おっしゃられたように、その範囲も、電波の届く範囲も限られてくるために、一般に今4Gで使われているサブ6のその周波数が、非常に電波がよく届いて、建物の回り込みもできたりとか、そういうことで基地局整備も進みやすい反面、二十八ギガヘルツは扱いがどうしても難しくて、ホットスポット的に、スポット的に配備をするしかないというところがあります。
ですので、ただ、この今日御紹介したような実証実験で二十八ギガヘルツ帯も十分にユースケースが確立できるということが確認できておりますので、これは、ここはもう通信事業者の公衆5Gでいいますと、ビジネスの進め方というところに関わるので、私からとやかく申し上げることではないんですが、時間がたちユースケースが開拓されていけば、ミリ波帯のエリアもどんどん開拓されていくのではないかと考えているところです。
それから、先ほどおっしゃられた、どういうスマホあるいはスマホ以外の活用例、これが進んでいくかということなんですが、大容量でいいますと、やはり、今日御紹介したように、高精細な映像を配信するということ、これは4Gではなかなか難しかったユースケースだと思われます。それから、低遅延を活用するということでいいますと、遠隔の制御ですね。それから、コロナで大分分かってきましたけれども、遠隔の通信をする際に、例えば遠隔教育で我々がオンラインの講義をする際にも、WiFi等ではなくて、セキュアな、よりセキュアな運用が可能になるローカル5G等の活用が期待されているところになります。
ですので、単純にいいますと、高精細な映像を転送する、それから遠隔で低遅延を使った制御を行う、こうしたことがまずはユースケースとしては5Gで利用が進むのではないかというふうに考えています。
特に、ここに関しましては、ローカル5Gの果たす役割は非常に大きいと考えておりまして、おっしゃるとおり、公衆網の5Gがなかなか利用が難しくて、面をつくると我々言うんですけれども、スポットではなくて全体にカバレージをつくっていくためには多大な投資が掛かるところ、これを例えばローカル5Gで、必要なところに、需要があるところに優先して配備していく、こうした使い方が想定されますので、ローカル5Gへのミリ波の利用、そうしたところが今後鍵になっていくのではないかと考えています。
以上です。