伊永大輔の発言 (経済産業委員会)

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○参考人(伊永大輔君) 御質問ありがとうございます。
 GAFAの力の強さに対してどのような牽制を加えていくかということだと思いますけれども、私は、この点につきましては競争という概念が一番有効だろうというふうに思っています。
 GAFA、御承知のとおり、寡占化、独占化した市場におりますので、現在のところ、そんなに取引先相手の事情に考慮しなくても絶対取引をしてもらえるという、要は、避け難いトレーディングパートナーになっているわけです。これが別の選択肢が出てくると全く状況が変わってくるというふうに思います。先ほど中国の巨大ITの話もありましたが、こういった企業であっても、別の選択肢となれば、GAFAも競争の圧力にさらされることになりますので、現状のような立場ではいられないと思います。
 具体的には、その取引先に対して搾取的な行為をしたり、それから、一方的な取引の変更であるとか規約の変更みたいなことをすると、別の会社に移られてしまう可能性があるわけですね。それによって力がそがれていきますので、そういった面では、我が国においてもどういうプラットフォーマーを育てるかと、それを牽制力として、競争相手としてどのように育て対抗させていくかということが国の課題として残っているかなというふうに考えています。

発言情報

speech_id: 120114080X00820200521_064

発言者: 伊永大輔

speaker_id: 24215

日付: 2020-05-21

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会