中尾彰宏の発言 (経済産業委員会)

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○参考人(中尾彰宏君) 安達先生、どうもありがとうございました。
 私も、二〇一〇年当時から情報通信の研究開発、大型のプロジェクトもやってまいりましたが、その当時に言われていた将来の姿、それは想像するしかなくて、将来からバックキャストをした観点で研究開発をするというふうによく言われるんですが、それは余り、当たるときもあれば当たらないときもあると思うんですよ。
 なので、今考えられる十年後、これは、情報通信は十年一世代で進んできておりますので、これからは5Gから今度は6Gへ向かうわけですけれども、そういう観点でいうと、やはり今見えている課題を想定して、それを課題解決ができること、それから、柔軟に新しい課題が出てきたときもその課題解決ができるような、例えば、私の分野でいうと情報通信のインフラをつくっていくことを考えないといけないかなと考えています。それが学術の役割かなとは思っています。
 安達先生御指摘の、二〇一〇年からやってきて、二〇二〇年になって実現できていないことが多いのではないかと、これはもっともなお叱りかもしれなくて、そこは我々反省するべきところも多々あるんですけれども、ただ、その時代から進化してきたことも多々ありまして、必ずしもその研究開発の投資がうまくいっていないかというと、私はうまくいっている部分もあるのではないかなと考えています。
 特に、情報通信はデータの量が非常に増加が激しくて、それに関して言いますと、総務省を中心にやってきた、ファイバー・ツー・ザ・ホームといって光ファイバーを宅内に引き込むこと、これがあったおかげで、今、コロナ禍の中に我々いるわけですけれども、遠隔での会議だとか在宅ワーク、こうしたことが可能になっている事実もございますので、まだ不十分かもしれませんが、我々、こういった情報通信の進化、これを支える研究開発が必要だという提言をさせていただいて、それに呼応する形で先生方からその政策の在り方を議論していただいて、将来からバックキャストした研究開発を進めていただくというのが、これが我々からできることではないかなと考えております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 中尾彰宏

speaker_id: 24062

日付: 2020-05-21

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会