青山繁晴の発言 (経済産業委員会)
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○青山繁晴君 牧原副大臣が議連で活躍されていることも承知しておりまして、今後ともよろしくお願いいたしたいと思います。
今おっしゃったその制度変更がないからということは、済みません、それも承知しているんですけれども、実は私が申し上げたいのは、その制度変更も必要であるということでありますし、これは意見ですけれども、人間の資源開発というのは、当然取りやすい陸から始まって、そしてだんだん未知の海にこれから進んでいくところです。ここにいらっしゃる方、皆さん御存じのとおり、日本は、国土はやや狭くても、海は面積でいうと世界で六位ですから、それを考えればこの流れを、もう一度言います、これは意見ですけれども、政府、なかんずく経産省によく理解していただきたいと思うんですね。
梶山大臣におかれてもよく理解されていると思いますので、次は大臣にお聞きしたいんですけれども、この自前資源のうち、牧原副大臣も触れていただいたメタンハイドレート、大分人々に知られるようになってきましたけれども、メタンというのは天然ガスの主な成分で、ハイドレートというのは、済みません、ちょっと議事録に残りにくいでしょうけど、これがメタンの分子とすると、周りに水が取り囲んでかご状になっているCH4、それがメタンハイドレートですから、簡単に言うと、海の中で冷たくて圧力を受けて凍っている天然ガスということであります。したがって、天然ガスとしてそのまま資源で使えるわけです。
二種類ありまして、太平洋側に多い砂層型、スナソウ型と言わずになるべく正しく日本語でサソウ型と読んでいただきたいんですが、要は、海底の砂の中にうずまっていますから取り出すのが大変で、漁業補償も非常に大きな問題となります。
ところが、過疎に苦しんでいる日本海側に多く賦存するところの表層型メタンハイドレート、この表層型というのは本当は最近に付いた名前ですけれども、要するに海底の、海面じゃなくて海の底の表面に現れてしまっているものが多い。したがって、取りやすいだけではなくて、さっき言いましたとおり、ガスが凍っているものですから当然軽いので、比重が軽いですから上に上がっていきます。
したがって、私自身も含めて海洋調査を行ってきた研究者は、この日本海に、スカイツリー、大体平均の高さ、僕らが見付けたやつは平均六百五十メートルですから、ちょうどスカイツリーのような高い柱が日本海の海底からわさわさと立ち上がっているところもたくさんあるということなんですね。
前者の砂層型は、当然手間は掛かりますけれども、今僕はまだ東京大学で教鞭も執っていますが、はっきり言うと、東京大学を中心にした学者の取組が太平洋側に集中したこともあって、政府の取組は表層型について遅れていました。ところが、表層型こそ過疎に苦しんでいる日本海沿岸を救うことにもなりますから、一瞬、私のことを申して恐縮なんですが、民間専門家の端くれとして、二十二年間、自費も投じまして海洋調査船をリースして、さっきのメタンプルームも研究者と一緒にやってきたわけです。
それが実はこの数年間、画期的な進展を見せていまして、特に今、梶山大臣の下で、今年度から、これは本当は万歳したくなるような話なんですけれども、やっと、やっとと申して申し訳ないですが、政府が、きちんと国民からいただいている、お預かりしている予算を使って、実用化のための、つまり、今まではどれぐらいあるかという調査、これ絶対必要ですけれども、ずっとそれをやっている印象があったんですけれども、そこから一歩踏み出して、実用化のための技術開発が始まっています。これは世界のトップランナーとして物すごく有意義なんですが、ほとんど誰にも知られていないです。メディアは、僕はあえてオールドメディアと呼んでいますけど、ほとんど報じないこともあって、知られていないんです。
したがって、まず大臣御自ら、この今、今年度から取り組んでいる中身と、それからその志についてお答えいただけますでしょうか。