青山繁晴の発言 (経済産業委員会)
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○青山繁晴君 ありがとうございます。
今までより踏み込んだ答弁いただいたと思っていますので、もちろん私が仮提案した名称とか組織の在り方に必ずしもこだわるわけではなくて、今大臣がおっしゃったとおり、実質的な予算をきちんと付けていただいて、焦点を絞って取り組んでいただきたいと切に願います。
さて、次も非常に高度な政治的な話になるんですけれども、海の資源を開発しようとするとたくさん障害が当然あります。水そのものが障害です、人間は呼吸できませんから。それから、水圧という恐ろしい敵もあります。同時に、特に日本においては漁家の方々が非常に優れた仕事をなさっていて、日本の広い海の隅々に至るまで漁家の方々がきちんと漁場を築いていらっしゃいます。メタンハイドレートの開発は、例えば砂層型ですと掘りますので、当然、漁業補償の問題が出てきます。
日本海側も技術、手法によっては同じことが起きますけれども、例えば一例ですけど、さっき申しました、また手を出して申し訳ないんですけれども、海底からプルームが立ち上がっている、柱ですね、プルームというのは。これ、そのプルーム自体が実は資源の塊です。したがって、そのプルームに言わば膜をかぶせて、そこにたまるものを上に上げれば、船の上か陸上に上げれば、これは下で冷たかったものが陸上温度になり、それから気圧も一気圧、圧力も一気圧になりますと、これはほっといても天然ガスになりますから、要は下を掘らなくてもそのまま資源化できるということが、大臣がおっしゃった今年度の計画の目標にも、一つにも、一つですけれども、入っているわけですね。
それを考えますと、逆に言うと、漁家の方々と話していますと、やっぱり漁業補償という考え方は必要だとおっしゃる方も多くて、それは激しく同意するものなんですね。漁業の、漁労の在り方が変わることはあり得ますから。メタンプルームであっても、船がたくさん出たりすれば漁家の方々の動きを制限しますから。
ところが、このプルームを見付ける機械、私自身も国会に出てしまう前は触っていたものは計量魚探といいまして、要は魚群探知機で、計量と付いているのは感度が鋭くて、値段もやや高くて、研究用という意味です。しかし、普通の漁船でも、日本の漁家のレベル高いですから、大体魚探、魚群探知機、しかも精度のかなり高いものを積んでいらっしゃいます。
で、何と、僕らが最初に実際に海で研究を始めたときに驚いたのは、日本の漁家の方々ってデータを持っていらっしゃるんですよね。つまり、これはメタンハイドレートの柱だとはもちろん分からずに、何か白い柱のようなものがもやもやと立ち上がっていて、そこにカニがいっぱいいると。これは、メタンハイドレートに要するに食い付くバクテリアとか微生物をこのカニが食べるために、カニの漁場になっているわけですよね。
したがって、データが山のようにあって、そして、梶山大臣の指導力の下、予算をいただいて、予算を付けられていっても、研究調査船は、新しい能力のある調査船もできましたけれども、やっぱり限られますよね。これ、隅々までいらっしゃる漁家の方々に協力を得て、そしてデータをいただき連携を進めれば、かつてない漁家と政府あるいは研究者の連携ができます。
したがって、当然データに十分な対価を払っていただくことも含めて、まさしく政治の出番だと思うんですけれども、漁家の方々との連携について牧原副大臣にお尋ねします。