崎田裕子の発言 (経済産業委員会)
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○参考人(崎田裕子君) ありがとうございます。
マイナス八〇%に向けて我が国が取るべき方策というお話がありました。
先ほども申し上げたように、マイナス八〇%も終点ではなくて、今世紀後半のできるだけ早期にCO2プラス・マイナス・ゼロを目指すという、そういう世界の大きな流れにどういうふうに取り組んでいくかということが問われているというふうに思っております。
この前、今のエネルギー基本計画の審議に参加をさせていただいたときに、多くの議論の中で私もはっとする思いがあるんですが、それは、やはり二〇五〇年目指すときに、二〇三〇年までのボトムアップ型のものと、やはりイノベーションをしっかりその間もしていくという、二〇五〇年あるいは長期目指すイノベーションをしっかりやっていくという、その両輪でしっかりやっていくという、そういうところが非常に大事なんだというふうに思っています。
ですから、今回のようなやはり現実をどうしっかりと考えて再エネを増やしていくかということと、例えば、さっきも申し上げました水素燃料電池などをうまく活用して新しいCO2フリー社会をつくっていくという路線、そういうことも大事だと思っています。
そこに原子力はどう位置付けるのかということなんですが、私も今、自給率の低い日本の中で原子力というのを一つの選択肢として残しておくことは必要なんではないかというふうに思っております。ただし、福島でのあの事故のように、何か事があったときのリスクが大きいということが社会みんなで分かりました。ですから、安全対策を徹底に、そしてできるだけ抑えながら、でも基本を確保するという、そういうようなバランスを取った政策を取っていただきたいというふうに思っております。
よろしくお願いいたします。