吉田忠智の発言 (決算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○吉田忠智君 官邸主導という今官房長官の答弁の中でも言葉がありましたけれども、最近言われているのは、官邸主導あるいは官邸官僚と言われる言葉も出てきております。政治主導というのは大事なことです。政治主導をいかに進めていくのか、政治家が責任を持って決断をして判断をして、そして官僚がしっかりそれぞれの役割を果たす、政と官の適正な役割分担、私は極めて重要なことだと思っております。
しかし、どうもこの内閣人事局において、六百人の官僚人事を一元化したことによって、官僚の皆さんも官邸の方を向くように、今まで以上に向くようになったのではないか、そうした御指摘がございます。
私は、この内閣人事局について、まだできて六年ですから、このことについて言及した文献はないかということで随分当たりました。いろいろありましたけれども、一番適切にこの内閣人事局の在り方を危惧されてきたのは、お手元の資料にありますけれども、元内閣官房副長官の古川貞二郎さん、八年七か月にわたって五代の総理大臣に仕えた立派な方でございますけれども、その方が、二つのことを問題として、これ二〇一四年ですから発足してすぐですね、指摘をされています。
一つは、最大の問題は、官僚に対する政治家の恣意的な人事が行われるのではないか。二つ目が、政治家の覚えがめでたい人間ばかりが重用され、また政権が替わるたびに幹部が入れ替わるような事態になったら、政策実行の一貫性、永続性が失われ、立法そのものが無意味なものになるかもしれません。そのように警鐘を鳴らされました。
私は、古川貞二郎元内閣官房副長官のこの警鐘、本当に今このことが改めて問われているのではないか、そのように思いますけれども、総理、古川元官房副長官のこのお言葉について見解を求めます。