小川克巳の発言 (厚生労働委員会)

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○小川克巳君 自民党・国民の声の小川克巳でございます。本日はよろしくお願いいたします。
 まずは、加藤大臣を始め厚労省の皆様には、新型コロナウイルス感染症対策に日夜身を削っておられること、心より感謝申し上げます。また、橋本副大臣、自見政務官のお二人には、大変なお務めを果たされ、無事にお帰りになりまして、良かったと思っています。引き続きよろしくお願いいたします。
 昨年末の新型感染症発生という第一報から既に三か月がたとうとしていますが、いまだに確かな出口が見えない状況に国民にも疲労の色が濃くなりました。社会活動や経済活動も、さらには日常生活関連活動さえも大きく抑制せざるを得ない状況が続いていますが、それは感染への不安のみならず、暮らしの維持そのものに対する不安を次第に増幅させています。
 その一方で、医療の最前線では、自らの感染の危険を顧みず、発症された方々の治療に不眠不休で当たっておられる医師、看護師を始め多くの医療専門職の方々、事務職、管理職、行政関係の方々には本当に頭の下がる思いであります。くれぐれも自らの心と体の健康にも気を配っていただきますようお願いしたいものと思っております。
 さて、私の地元である熊本県では、こうした世情の中で、一昨日、二十二日に県知事選が実施されました。現職の蒲島郁夫知事は、現職知事として新型コロナ感染症への対応に注力することが自らの責務であるとして、選挙期間にもかかわらず遊説を始め一切の選挙活動をしませんでした。相手候補も、大規模な個人演説会を控え、握手もせずエアハイタッチで県下を巡ったと聞いています。
 思えば、前回、二〇一六年の選挙で三選を果たした直後の四月十四日、あの熊本地震の前震に見舞われたのです。十六日の未明には、本震が熊本を見舞いました。続けて二度も震度七もの地震に見舞われるのは観測史上初めてのことでありました。私は、日本理学療法士協会の副会長として全国を回っていましたが、たまたま前日の晩に熊本の自宅へ帰り、翌十四日、当日の朝ですが、宮崎へ向かい、その日の夜九時半過ぎ、そして十六日未明の一時半頃と二度の地震に宮崎市内のホテルで遭遇しました。これまで何度も通常程度の地震は体験していますが、離れた宮崎でも尋常ではないと直感した揺れでした。慌てて帰った熊本では、熊本城の被害を始め益城地区や西原地区の余りの惨状に言葉を失いましたが、蒲島知事を先頭に、創造的復興のスローガンの下、官民が協力して精力的に復興に向けて取り組み、今の熊本があります。
 そして、この度の新型コロナウイルス感染症の流行です。蒲島知事の手腕がまたしても問われることになりますが、全国各地で様々な災害に続けざまに見舞われる我が国において、多様な危機に対する万全の備えが求められていることを痛切に感じます。そして、そんなとき、そのしわ寄せは必ず弱い人のところへ集中する、そのことを胸に刻んで国の仕組みを整えていくことが我々の責任と考えます。
 さて、新型コロナウイルス感染症の影響による解雇など、労働者への不当な扱いが問題となっています。こうした問題では、真っ先にそのしわ寄せを受けるのは非正規労働者など雇用保障の弱い立場にある人たちであろうことは容易に推察できます。また、障害を有する労働者が長期休業要請や失業といった不利益を被っている事態が発生していないか、大変気になっているところです。
 政府は、三月十日に新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第二弾を発出し、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、収入の減少や失業等により生活に困窮し日常生活の維持が困難となっている世帯に対し、総合支援資金の特例措置を設けています。こうしたセーフティーネットの強化策を講じていることは評価に値しますが、障害を有する労働者については、そもそも相談窓口にアクセスすることから何かしらの不利があろうことは想像に難くありません。また、一度解雇されるとなかなか再雇用につながりにくい等、個別の支援などが必要になってくることが想定されます。
 そこで、お伺いします。障害のある労働者が、今回の新型コロナウイルス感染症の影響を受けて解雇されたり無給での自宅待機を命じられるなど、不利益な扱いを受けているような事例の発生の有無について何かしらの情報をお持ちでしょうか。もしお持ちでない場合、支援の在り方を考える上で、まずは早急に実態把握をするべきと考えますが、政府の見解と取組についてお伺いします。

発言情報

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発言者: 小川克巳

speaker_id: 28243

日付: 2020-03-24

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会