牧山ひろえの発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○牧山ひろえ君 立憲・国民.新緑風会・社民の牧山ひろえです。
今期の国際経済・外交調査会の調査のテーマは、「海を通じて世界とともに生きる日本」とされております。日本は、国土が狭い上に食料自給率も低く、資源大国とは言えない国だと思うんですね。ですので、日本国民の幸せを確保しようとする場合、我が国は外とつながる中で発展の可能性を模索していかなければいけないという宿命にあると思うんです。外とのつながりを確保するという意味では、四方を海に囲まれている日本の特性をいかに生かせるかということが極めて重要となってくると思うんですね。
日本は、国土面積では世界で六十一位とありながらも、領域や排他的経済水域の面積は世界で第六位というふうになっており、この点は日本の大いなるポテンシャルと言っていいと思うんですけれども、また、海は通路でもあり、この点も世界にアクセスする上でのストロングポイントとなると思うんですね。
このように、海、海洋をいかに活用することができるか、これが今後の日本の運命を決める、そういったふうに言っても過言ではないと思うんですけれども、ですが、海は発展の可能性に満ちたフロンティアというプラスの側面ばかりではなくて、災害や環境汚染などのリスクやデメリットも伴うものであり、また、安全保障上の脅威の侵入口ともなると思うんですね。
いかにこれらのマイナスを縮小し、縮減して逆にプラスを伸ばしていく、こういった視点に立つときに、海洋政策の質、それから実行の規模が極めて重要となってくると思うんですね。そのような趣旨で、平成十九年四月二十二日に成立した海洋基本法に基づいて海洋政策の新しい制度的枠組みの構築を行ってきている経緯だと私は理解しております。
問題は、海洋基本法に基づく具体的な政策が果たして適切なものなのか、それから、期待されている効果を上げているのかどうかということだと思うんですが、海洋基本法の成立以来、大体五年間を期間とする海洋基本計画を作って取組を推進してきたと思うんですが、この海洋基本計画は現在二期を終わって三期目に入っておりますが、より高い政策効果を上げるためにPDCAサイクルをしっかりと回していくことがやはり重要だと思うんですが、第一期と第二期について、最も施策が前進したと政府が自己評価される分野はどのようなことだったのか、それから、逆に、課題と認識されながらも最も成果が不十分だと認識されている分野、これはどんなことだったのか、それから、積み残されていると認識されている課題についてはなぜ取組が効果を上げなかったのか、これを含めて御答弁いただければと思います。よろしくお願いいたします。