酒井庸行の発言 (国土交通委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○酒井庸行君 本当に大変な状況の中で皆様が頑張っていらっしゃる。敬意を表したいというふうに思います。是非ともその点だけお気を付けになってやっていただくようにお願いをしておきたいというふうに思います。
次に、インフラ対策についてお聞きをしたいというふうに思います。特に老朽化対策についてまずお聞きをしたいというふうに思います。
この対策というのは大変重要であるというふうに考えております。現在、建設後既に三十年から五十年の経過がしておって、今後急速に老朽化が進むということが想定をされております。防災・減災の観点からも社会資本の機能強化は早急に対応することが必要であるというふうに思います。
しかしながら、令和元年九月に公表した取組の状況のフォローアップによれば、全体的にメンテナンスの計画の策定は進んでいるんですけれども、国と比べ、地方公共団体管理の施設の方が点検の進捗やメンテナンス計画の策定が遅れている傾向にあるとされております。厳しい地方の財政状況、技術職員の不足などが原因ということで考えられているようであります。
先日、NHKの番組で、「東京リボーン 第四集」という、「巨大インフラ 百年残す闘い」を拝見をいたしました。一九六四年のオリンピックに合わせて造られ、世界の注目を集めた首都高速道路でありますけれども、建設から約五十五年が経過をしていまして、高架を支える複雑な立体構造に加えて、一日百万台の車が行き交い、老朽化に拍車を掛けておって、現在、首都高速で見付かる損傷は一年でおよそ四万か所に上るということであります。その番組の中で私が大変興味を持ったのは、損傷している部分の経過をデータ化をして、その次につなげるということをされていました。修復して残すメンテナンス革命がテーマでありました。
このテレビを見ても思ったんですけれども、国民の命と暮らしを守る取組というのには先手先手の対応が不可欠であるというふうに考えます。インフラの老朽化が加速度的に進む中で、先手先手の対応である予防保全への転換を早急に進めるべきであるというふうに考えますけれども、今後どのように具体的に進めていくのか。先ほどの首都高速の事例も含めて、その効果を見込まれるのかを御見解をお伺いするとともに、あわせて、近年頻発する水災害の激甚化を考えると、未来志向型の治水計画というのが大変に重要だというふうに思います。これもやはり先手先手の対応が必要でありますので、併せて御見解をお願いしたいと思います。