麻生太郎の発言 (財政金融委員会)

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○国務大臣(麻生太郎君) これは、川合先生御指摘のとおり、世銀に限りませんけれども、国際機関等々いろいろありますけれども、こういった金融機関において日本人の職員を増やすというのは極めて大事なんだと、これは前々から申し上げておるんですが。
 今までは、安いんですよね。だから行かないんですよ、みんな。だから、もう圧倒的に安いですから、いわゆる日本の方が高かった、それが一番大きな理由だと思いますけれども、だんだんだんだん上がってまいったことも、こっちは上がっていないんですけど向こうが上がってきたものですから、何となく、そんなにどんと給料が下がるふうでもなくなったのが一つ。
 もう一つは、役所に来ても、余りインターナショナルなところというのは、何となく、華のあるのは主計局とか主税局とかで、国際局というのは何となく余りお呼びじゃなかったんです。事実でしょう、事実でしょうが。間違いなくそうですよ。国際局といったらちょっと、外務省じゃないんだから。
 それが、この十年ですかね、少なくとも、極端になったのが私の記憶ではやっぱり前回のリーマンのときだと思いますけれども、間違いなく、マーケットから現金がなくなったんですから。今のをリーマンの話とよく比べている人いるけど、あれ、全然リーマンのショックの意味が分かっていない。今は人と物が動かない、あのときは金がないんですから、全く。今は金は銀行にありますので、あのときは銀行に金がないんですから。一日の金利が五%ですからね、一日ですよ。今なんか、一年で〇・何%、全く違う状況だったんですよ、あのときは。あれ以来、財務省の中も雰囲気が何となく変わってきて、これはインターナショナルなことをやっておかぬとえらいことになるぞということになってきたというのが多分大きな理由だと思う。出向するという人は結構増えておりまして、結果として、ここのところ、あの頃は数名だったものが今は十七人、十四人、二十一人と、間違いなくこの三年間だけ見ましてもそれくらい増えてきておるというのが事実でありまして。
 また、職員にしても、昨年の十二月ではついにドイツを抜いて五番に上がったと思いますけれども、日本の人口比ですかね。このIDAという、インターナショナル・ディベロップメント・エイド、IDAというの、投資するのを担当するのは副総裁、西尾という日本人ですし、それから、MIGAというのは、マルチラテラル、多数国間の投資保証機関、これも世銀の下部組織ですけど、これの長官も俣野というのがやっておりますけれども、そういったところでいろいろな人が出てきたんだと思っております。
 インドが多いじゃないかというお話はよく出るんですけど、まあ人口も多い、国内の給料が安いから、こういう国際機関の給料って高いんですよ、彼らから見れば、英語ができる、この三つがやっぱりインドというところの人が非常に多かった大きな理由なんだと。これは何も金融機関に限りませんよ、ほかの機関でも同じようなことになっておりますので、そこが日本と基本的なところが違うところだと思っておりますけど。
 いずれにしても、こういったのは大事にせにゃいかぬということになってきて、少しずつ少しずつではありますけれども、直接交渉したりなんかして、もうちょっと人という話をさせていただいております。

発言情報

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発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2020-03-31

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会