熊谷裕人の発言 (財政金融委員会)

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○熊谷裕人君 立憲・国民.新緑風会・社民の熊谷裕人でございます。
 議案に対する質疑させていただきたいと思います。
 世銀グループのホームページ見させていただきますと、二〇三〇年までに二つの達成目標というのが掲げられておりまして、一つは極度の貧困を撲滅する、一日一・九ドル未満で生活する人の割合を三%以下にしたいと、それから二つ目が繁栄の共有を促進ということで、各国の所得の下位四〇%の人々の所得を引き上げることと、こういうふうに大きな目標が掲げられております。
 この二つの目標を達成をしていくために、これから世界で多額の開発資金というものが必要になってくるのではないかなというふうに思っておりまして、この中で、世銀の総裁の方から、日本、我が国は、質の高いインフラ、国際保健、それから債務の持続可能性、自然災害に対する強靱性強化といった分野で重要な開発のリーダーシップを発揮をしてほしいと期待されているところでございますので、今日はその分野について幾つか私なりの課題を御質問させていただきたいなと思っております。
 一つ目は、今回の資金拠出の意義と我が国のプレゼンスがどう変わるのかということについてをまず最初にお尋ねをしたいと思っております。
 今回の法案で、我が国は、IFCに約六百十七億円、現在の為替レートで、それからIDAに四千五億円余りの資金拠出を行うことが目的になっている法案でございます。
 先ほど言った二〇三〇年まで残された期間、十年になっておりますが、これからもより多くの資金が必要になることも見込まれている中、今回、アメリカのシェアが若干低下をしていて、日本のシェアをそこで穴埋めをするための拠出なんといううがった見方をしてしまう方もいらっしゃるのではないかなというふうに思っておりまして、先ほど川合議員の方から、情報収集と公開、理解を得るということが御質問にありましたが、そうならないようにしっかりと情報収集は行っていかなければいけないなというふうに私も思っております。
 この四千六百億円に上る今回の資金拠出でございますが、我が国の財政状況も大変厳しいことを踏まえると、この拠出した資金が効果的に使われているのか、そして、事業の成果がきちんと上げられているのか、こういったことを検証して、随時、二〇三〇年までの間に見直しをしていくことも必要なんではないのかなというふうに思っております。
 今回のこの四千六百億円余りの拠出をすることで、日本の、この増資の意義と、それから日本のプレゼンス、ポジションというものがどう変化をしていくのか、大臣の御認識をお尋ねしたいと思います。

発言情報

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発言者: 熊谷裕人

speaker_id: 3116

日付: 2020-03-31

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会