田中浩一郎の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○参考人(田中浩一郎君) ありがとうございます。
 もちろん、今先生がおっしゃられましたようないろんな方策あるいはツールがあると思っております。
 ただ、私がこの場で申し上げたいのは、現状において、例えばこの十年間を振り返っても、これは湾岸の、あるいはイランやイラクを含めた国々のいわゆる産油国、産ガス国を混乱に陥れることは実際にはなかったんですが、その周辺においては、例のアラブの春という政治・社会運動が広がりました。その結果、何が生じたのかといいますと、多くの例ではこれはほとんど失敗に終わり、むしろ社会は混乱を来し、貧富の格差はむしろ拡大し、政権がより強権的になるということで、元のもくあみか、それ以上にひどい状態になっております。
 それを考えますと、何が言いたいのかといいますと、むやみに今ある現状、いわゆるステータスクオを乱すような行為や活動というものを我々はすべきではないと思いますし、また、それをしつつあるように私の方からは見える米国に安直に乗っかる、特にアメリカにとっては中東におけるエネルギーの需要自体への関心が低下しておりますので、その点は留意しておくべきではないかと思っております。

発言情報

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発言者: 田中浩一郎

speaker_id: 11883

日付: 2020-02-12

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会