田中浩一郎の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○参考人(田中浩一郎君) 価格予想ってなかなか難しいですし、それが分かっていたら私も違うことをやっていたと思うんですけれども。
 先物のカーブを見ていると、やっぱり六十か月先、すなわち五年ぐらい先を見ると、大体あるところに収れんしてきていたのがここ何年間かの動きだと思います。大体、WTIでやはり五十ドルぐらいのところに来ますので、いろいろな、地政学リスクであるとか、その時々のマーケットを動かすような要素を排除したような、あるいは引き剥がしたような状態で仮にそれが成立しているのだとすれば、余り先行き高騰するということを想定していないんだというふうに私も見ております。
 一方で、何というんですかね、頭が重いといいますか、あるいは下げ圧力としては、今、畑中参考人もそれから岩瀬参考人も触れられましたけど、やはりどこでピークが来るのか、特に需要のピークが来るのかということと、あとは、これはかなり極論かもしれませんが、その地球環境問題への対応などで炭化水素の使用というものを極端に減らさなければいけないと、この資源自体を使うことがもはや駄目だというぐらいの。いわゆるストランデッドアセットという言い方を我々はしているんですけれども、地中にあるけれどももうそれには手を付けられないというような極端な状況が来るということになれば、もちろんそれ以上に下がるということだろうと思います。
 ただ、そのようなことがあれば、別の観点で、先ほども国の名前が挙がっていましたけど、サウジアラビアのように、八十ドル・パー・バレルで予算などを想定していると言われているようなところにとっては非常に大きな痛手になることは間違いないです。

発言情報

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発言者: 田中浩一郎

speaker_id: 11883

日付: 2020-02-12

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会