塚田玉樹の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○政府参考人(塚田玉樹君) 二〇一二年に採択されました人間の安全保障に関する総会決議にただいま委員御指摘の内容が含まれているということは事実でございます。
一般的に、国連総会の決議というのは加盟国に対して法的拘束力は持たないというのは御指摘のとおりでございまして、他方で、国連総会という場で同決議が全会一致で採択され、初めて人間の安全保障の概念に関する国際社会の共通理解に達したという意義は極めて大きいというふうに考えておりまして、加盟国はこの決議に沿って行動することが期待されているというふうに考えます。
現在、誰一人取り残さない社会の実現を目指すSDGsの実現、そして新型コロナウイルス感染症対策の観点からも、弱い立場にある一人一人に焦点を当てるという人間の安全保障の考え方はより一層重要になってきているというふうに考えております。
こうした状況を踏まえまして、人間の安全保障を長年主導してきました日本として、引き続き国内外における人間の安全保障の理念といいますか上位概念の普及及びそれを裏付ける現場での、開発協力の現場での実践の双方に取り組んでいくということで、それを一層確かなものにしていきたいというふうに考えております。