鈴木秀生の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○政府参考人(鈴木秀生君) お答え申し上げます。
現在、委員御指摘のとおり、新型コロナの影響を受けて、我が国経済は国難とも言うべき厳しい状況に置かれているわけでございます。他方で、グローバルな人の往来が経済活動を支えているこの現代においては、我が国の経済もその例外ではあり得ず、我が国産業のサプライチェーンの回復のためにも、感染防止対策を国際的に連携して行う、こういうことが重要であるというふうに考えております。
また、我が国の国際協力は、相手国の安定と発展、人材の育成や生活レベルの向上に大きく貢献するとともに、各国とのきずなを強め、国際社会における我が国の地位を向上させる、その上で確かな成果を上げており、それがまた日本の国益にもつながってきているというふうに考えております。
ODAは、御指摘のとおり、税金を原資としており、その実施に当たっては納税者である国民の皆様の理解と支持が極めて重要であるということで、以上申し上げたようなことを御理解いただくべく、国内広報を積極的に進めてきております。
具体的には、ホームページやSNSによる発信、全国各地の学校を対象にしたODA出前講座といった取組に加え、国内最大級の国際協力イベントであるグローバルフェスタの開催などなどを行ってきております。また、国民各層にODAに対する親しみを持っていただくためにも、キャラクターのODAマンを任命して、関連の広報動画を東京のトレインチャンネルやユーチューブといった新しい媒体を通して広く伝える、そういう取組も実施してきております。
こうした取組の結果もありまして、内閣府の世論調査においては、平成十六年度は開発協力を積極的に進めるべきという回答が一八・七%だったのに対し、令和元年度においては三三%にも上昇し、ODAに対する国民の理解が促進されていると考えております。
今後も、引き続き国民の皆様の理解をいただけるよう努めてまいりたいと思っております。