森屋宏の発言 (総務委員会)

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○森屋宏君 まさに今回の新型コロナウイルス感染症の拡大というこの局面を見て、いかに、全国の人口が減少しているといえども、公立病院の果たす役割がいかに大きいかということだというふうに思います。
 私は、県議会議員の時代から、江崎先生が時々ここの委員会でも質問されていますけれども、私も実はドクターヘリの運航の実現に向けてというテーマをずっと取り組んできました。
 こうした取組の中から学んだことは、地域の中で、特に救急医療の分野を見ますと、最も身近な存在である一次病院といいますか、診療所とかそういうところが一次を担うわけですけれども、二次救急はいわゆる市町村立の公立病院が担います。それから、更に重篤な、本当に命に関わるような、ドクターヘリであったりドクターカーを使ったりして運ばなきゃならない患者さんというのは、都道府県立の病院であったり大学の附属病院などがそれぞれの地域でそういう仕事を担っていくわけでありますけれども、それぞれの地域の中で本当に役割を分担をして地域医療を守っていくということのいかに大切さということをそのドクターヘリの取組から学んでまいりました。
 今回の現状を見ましても、改めて、公立病院が地域で必要とされている役割を果たしていくためにも、それぞれの地域の中で、中核的公立病院であれば、今大臣お話しいただきましたように、感染症対策を含む特殊で高度な医療に対する機能を持っていくということ、それから、小規模な公立病院であれば、中核病院と連携をしてその後方支援的役割を果たしていくことが必要だというふうに思っています。また、今回は保健所等の役割というのも、この連携も改めて見直さなきゃいけないのかなというふうに思います。
 今日、お手元に配付しています私の山梨県の、私は実は都留市というところでして、山梨でも一番東京に近い東の端になります、この資料をお持ちをいたしました。それぞれ人口が、一番東側が上野原市、そして隣が大月市、そしてその隣が私の住む都留市というところでありますけれども、かつて大月市というところは人口が四万人ほどいました。私のところも三万五千人ぐらい。これは、市立の、公立の都留文科大学という大学がありますから、国調をしますと、三千人ぐらいそこに生徒がいますので跳ね上がるんですけれども、今年の四月でいうと、いよいよ三万人を下ってしまったということでございます。
 それぞれが、小規模のではありますけど、市立の総合病院を持っているわけであります。私も加わりまして、十年ほど前に、この三つの病院を統合して一つの病院を建てようというふうな議論もしたわけでありますけれども、国の財政支援という一つのツールがなくなってしまいましたので頓挫してしまいました。その後、大月市立病院は改築をし、そして上野原の市立病院は新たに新しい病院を建てたということがありました。一番東京に近いということで人口の流出も山梨県内で最も進んでいますし、それから何よりも、そうした人口減少の中でそれぞれの市立病院を運営するには、毎年一般会計から多額の金額を投入しなければこの病院運営が成らないという現状であります。
 この例のように、これからの地域における人口減少を考えますと、時代変化に合わせた医療の在り方は大変大きな問題であるというふうに思います。医療機能の分化、連携などの観点から議論が必要であると思いますが、御見解をお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 森屋宏

speaker_id: 14132

日付: 2020-06-02

院: 参議院

会議名: 総務委員会