石井浩郎の発言 (文教科学委員会)
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○石井浩郎君 おはようございます。自由民主党・国民の声の石井浩郎でございます。感染防止の観点からマスクを着けさせていただきます。
まず冒頭、新型コロナウイルスでお亡くなりになりました方に対しまして、心からお悔やみを申し上げるとともに、現在感染されている皆様にお見舞いを申し上げます。
さて、現在、新型コロナウイルスが欧米を中心に急拡大し、猛威を振るっております。特にアメリカ、その中でもニューヨークにおいて蔓延しておりまして、急増する感染者に対し、医療が追い付かない医療崩壊の危機に直面しております。約三週間前のニューヨークと東京の今の感染者の推移が似ており、なおかつ面積や人口密度の高さなど共通点が多いことから、今、日本で懸念されていることは、ニューヨークと同じように東京も感染が急速に広がるのではないかということであります。国民の意識が緩み、緊張感を欠いた行動が増せば、あっという間に感染拡大してしまう可能性がございます。
あくまで私見でありますけれども、学校現場での混乱、そして親御さんの負担はあったにせよ、そして様々賛否もありましたが、安倍総理が二月二十七日に全国一斉休校を要請したことが国民の皆さんに緊張感と危機感をもたらし、結果的に全国に様々なイベントや外出の自粛ムードが広がったことが、これまで日本が欧米のような爆発的な感染拡大にならなかった理由の一つだと考えております。
また、直近の世論調査でも、適切と答えた方が七割弱を占めております。二月の時点では大変難しい判断だったとは思いますが、総理の全国一斉休校の要請は一定の成果があったものと評価しております。あとは、学校をいつどういう形で再開させていくのかが重要でございます。
三月二十四日、文科省は学校再開に向けたガイドラインを通知されましたが、これから各都道府県や各自治体、また学校関係者は大変難しい判断を迫られることになると思っております。
現場において集団感染、クラスターを起こさないように最大限気を配りながら、どのように学習の遅れを取り戻していくのかなど様々な課題がございますが、是非文科大臣には強いリーダーシップでこの難局を乗り切っていただきたいと思っております。
一方で、外国からの入国制限やまた自粛によって経済的に大変厳しい状況に追い込まれている方、また事業者がたくさんいらっしゃいます。また、本日、緊急事態宣言を発出されるということでありますが、より一層厳しさが増す可能性がございます。是非とも、迅速かつ大胆な経済的支援をお願いしたいと存じます。
新型コロナウイルスとの闘いは長期戦になると言われております。この国難に打ちかつためには、与野党を超えた立法府、そして行政府、そして国民が一丸となることが大事だと思っております。総理を先頭に政府が総力を挙げて、引き続き国民の健康、生命を守るよう全力で取り組んでいただきたいと思っております。
もう一点、三月二十四日、東京オリンピック・パラリンピックは遅くとも二〇二一年夏までに実施するとして延期が決まりました。選手を始め関係団体のこれまでの努力を考えますと、中止にならずにまず本当によかったなというふうに思っております。また、延期が決まってから僅か六日後に来年の開会日を決められたことも評価しております。
しかし、大会の経費の追加負担、会場の確保、販売済みのチケットの取扱い、代表選考の方法など、課題も山積しております。東京都、JOC、また組織委員会など関係団体が緊密に連携して、いち早く課題解決に向けて取り組んでいただきたいと思います。
スポーツを所管する文科大臣のお考えをお聞かせください。