上野達弘の発言 (文教科学委員会)

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○参考人(上野達弘君) ありがとうございます。
 日本版フェアユースというのは、日本であるべき権利制限規定をどのように構築するかと、こういう議論なんですけど、私が十年以上前に行いました講演でそのようなテーマを出して以降、十年間掛けて長い間たくさんの権利制限規定を作ってきました。そして、二年前にこちらに私お呼びいただきましたときに成立した柔軟な権利制限規定というのが、あれが一つの十年間の集大成としての日本の在り方ですので、あれを日本版フェアユースと呼ぶことは可能かと思います。そして、今回新たに拡充された写り込みの規定というのも、それにもう一つ新しい条文を付け加えたというふうに思っています。
 条文というのはどうしても明確性と柔軟性、両方必要になるわけですけれども、この日本の権利制限規定というのはその辺りを最近非常にバランスの取れた形で、そして分類して区別された形でそういったものを進めているということで、これは国際的にも日本のやり方は面白いねというふうに言われているところでありますので、もちろんまだ残された課題はあるかもしれませんので、今後も検討は必要かと思っております。

発言情報

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発言者: 上野達弘

speaker_id: 31368

日付: 2020-06-02

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会