櫻井充の発言 (法務委員会)

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○櫻井充君 分からないのはそのとおりなんですよ、分かっていれば、こんな世界で拡大しませんから。だけれども、分からないなりにこういう可能性が非常に高いんじゃないかということを推測していくことはすごく大事なことだと思うんです。
 私は、今回の件を見ていると、飛沫感染よりも接触感染の方が多分強いんじゃないかと思っているところがあるんです。つまり、我々医療人の認識でいうと、ウイルスというのは生命体でしか存在できないと。つまり、この辺の机とかに飛んでいっても二十四時間は生きないというふうに考えられていましたが、むしろ細菌に近い状態でもう少し長く生存するんではないのかとか、そういう可能性が僕はあるんじゃないかと思っているんですよ。
 例えば、パブに行って、感染している人がまき散らしてやると言って、だけど、濃厚接触した隣の女性が感染したわけではなくて、その方が具合が悪くて横になっていて、多分その辺でせき込んだりなんかしたんだと思いますが、そこに座っていた女性が感染しているんですよ。つまり、こういう事例一つ一つちゃんと丁寧に見ていただくと、感染ルートというのは今までとちょっと違うんじゃないかと、ウイルスのね。
 だから、皆さんマスクされますけれども、マスクをしても、これマスクをしても、結果的には、飛沫で飛んできたものは、マスク以外、髪の毛とかみんな付くわけですよ。これをそのまま手をこうやって拭いて、これで物を食べたりとかなんかしたら、全部感染しますからね。ですから、そういう意味合いでいうと、僕は、飛沫感染以上に接触感染の方が強いんじゃないかなと。これは後、また検討してみてください。そういう観点からもう少し考えていった方がいいと思っているんですよ。
 そうすると、今度、治療機関で申し上げると、患者さんが入ってきたことによってその診療室なりなんなりが汚染される可能性は非常に高くて、僕は、もう院外に、例えば自衛隊の方々にテントを造ってもらってそこの中で診療するとか、それから、東日本大震災のときには、コンテナをほかの国々の方々から送っていただいてそこで診療しているんですよ。そうすると、こういう野外に造っていただくと、病院の中に入ってこないんですよ、疑わしい人たちが。
 ところが、これをやろうとすると、多分自衛隊のテントは別でしょうが、保健所の方の申請があって、これが下りるのに相当時間掛かるんですね。今、こういう救急、緊急の状態ですから、そういう意味では、こういう野外に物を造って、診療室を造ってやることについて、もうちょっと緩和していただいて、積極的にやれるようにしていった方が院内での感染を防げるんじゃないかと思いますが、この点についていかがですか。

発言情報

speech_id: 120115206X00220200318_036

発言者: 櫻井充

speaker_id: 7865

日付: 2020-03-18

院: 参議院

会議名: 法務委員会