安倍晋三の発言 (本会議)
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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 下野六太議員にお答えをいたします。
地域共生社会の実現についてお尋ねがありました。
人口減少や少子高齢化の進行により、地域のつながりが弱まる中で、全ての人々が役割を持ち、支え合いながら、自分らしく活躍できる地域共生社会を実現することが重要であると考えており、この実現のためには、議員御指摘のとおり、地域住民一人一人の意識に働きかけていくことが必要です。
このため、今回の見直しでは複雑化、複合化した課題を抱える個人や世帯に対し、関係機関が協働することが必要な支援を届けるための体制を構築するとともに、地域の人々がつながり、互いに気に掛け合う関係性が育まれるような地域の支え合いの体制づくりを進めることとしており、これにより地域住民一人一人の意識改革にもつなげていきたいと考えています。これらを通じて地域共生社会の実現に向け全力で取り組んでまいります。
介護保険制度についてお尋ねがありました。
二〇〇〇年の介護保険制度導入時、ちょうど私は自民党の社会部会長でありましたが、介護保険制度は、それまで家族が多くを担っていた高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組みとすべく創設したものであります。
それから二十年がたち、高齢者数は約一・六倍となる中で、サービス利用者は三倍超の約五百万人となり、介護が必要な高齢者の生活の支えとして、また、介護離職を防ぐ手だてとして定着、発展してきたものと受け止めています。
今後、二〇四〇年に向けて高齢化が一層進展し、介護需要が更に増加、多様化すると同時に、現役世代の減少が顕著となります。こうした状況を踏まえれば、介護保険制度において介護人材の確保、地域の実情に応じた介護基盤の整備、介護予防、健康づくりの推進などがより重要となると考えられ、本日御審議いただいている社会福祉法等の改正法案においても、こうした課題への対応を盛り込んでいるところです。
残余の質問につきましては、関係大臣から答弁させます。(拍手)
〔国務大臣加藤勝信君登壇、拍手〕