加藤勝信の発言 (本会議)

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○国務大臣(加藤勝信君) 音喜多駿議員からは四問の御質問をいただきました。
 HPVワクチンの積極的勧奨の差し控えについてのお尋ねがありました。
 HPVワクチンについては、子宮頸がんの予防が期待されるため、平成二十五年四月から定期接種化されているところであります。
 しかし、ワクチン接種後に多様な症状について報告があり、同年六月からこれらの症状の発生頻度等がより明らかになり、国民に適切に情報提供ができるまでの間、積極的な勧奨を差し控えているところであります。この対応は、専門家から成る審議会におけるワクチンの有効性、安全性に関する評価を踏まえて実施をしているものであり、EBPMの観点に基づくものではないとの御指摘は当たらないものと考えております。
 HPVワクチンの積極的勧奨の再開についてお尋ねがありました。
 厚生労働省としては、HPVワクチンに関する知識の啓発は重要であると考えており、積極的勧奨の差し控え以降、審議会での議論を踏まえてリーフレットを作成し、ワクチンの有効性、安全性について国民に周知を行ってきたところであります。
 平成三十年度に行った自治体及び国民への調査の結果、必ずしも十分にワクチンに関する情報が行き届いていないことが明らかになったことから、リーフレットを活用した情報提供の在り方について審議会において議論を行っているところであります。今後とも、審議会における議論を踏まえながら、国民への適切な情報提供に努めるとともに、必要な検討を進めてまいります。
 香川県のゲーム条例についてお尋ねがありました。
 香川県において、本年三月十八日に香川県ネット・ゲーム依存症対策条例が成立したものと承知をしておりますが、本条例については、地方公共団体の議会が制定したものであり、見解を述べることは差し控えさせていただきたいと思います。
 なお、国立病院機構久里浜医療センターが十歳から二十九歳までの者を対象に実施をしたネット・ゲーム使用と生活習慣のアンケートの結果によれば、例えば、ゲームをやめなければいけないときにしばしばゲームをやめられませんでしたかという質問に、はいと答えた割合は、ゲーム時間が長い者ほど多くなる傾向にあると承知をしているところであります。
 科学的根拠に基づくゲーム依存症対策についてお尋ねがありました。
 ゲーム依存症については、学業、仕事等の社会生活や、本人、家族の健康、日常生活に対して悪影響を及ぼし得ることから、その対策は大変に重要と考えております。このため、議員御指摘のとおり、科学的根拠に基づきゲーム依存症対策を進めていくことが重要であると考えております。
 これまでも、ゲーム依存症に対する普及啓発や相談職員への研修等を行ってきたところでありますが、今後とも、実態調査や診療、相談事例の実態、さらには有識者の意見や他の依存症に関する知見なども踏まえつつ、ゲーム依存症対策を進めてまいります。(拍手)
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発言情報

speech_id: 120115254X02220200605_019

発言者: 加藤勝信

speaker_id: 5843

日付: 2020-06-05

院: 参議院

会議名: 本会議