赤羽一嘉の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(赤羽一嘉君) 御質問ありがとうございます。
先ほどからお話ございましたように、昨年の令和元年東日本台風では全国で百四十か所の堤防が決壊するという、まさに未曽有の大災害でございました。私もその多くの被災箇所を視察をさせていただきましたが、私、本当痛感しましたことは、近年の気候変動によりまして、これまでの災害とはもう規模が全然違っていると、被害の状況も大変深刻だということでございまして、抜本的な治水対策を講じなければいけないと、こう考えておりまして、今省内でその取りまとめを図るべく、有識者の会合を進めているところでございます。
また、先生先ほど指摘がございました予防保全と事後保全、これも調べがありまして、三十年後の維持管理、更新の費用、一年間の費用、どのぐらい違うようになるかと、予防保全をやった場合と事後保全をやった場合ですと実は五割違うということも明らかに出ておりますので、こうしたことから考えると、インフラの老朽化対策を始めとした対策、また抜本的な治水対策、本当に必要に迫られているというふうに思っております。
また、地方整備局も、先ほどお話ございましたが、大変厳しい人員でやっているというお話ございました。今回の一連の中で、全国の地方整備局が協力をしてテックフォース部隊として被災現場に入らせていただきまして、数多くの被災自治体の首長さんからも大変感謝されております。今議論をいただいているこの予算案の中で、来年度、初めて地方整備局の人員がプラス百一名の純増ということで予算案には入れていただいておりますので、是非早期に成立していただいてしっかりと対応していきたいと、こう思っております。
今御質問、御提案いただきました、これまで土で造られてきた河川堤防について、それを改めるべきではないかと、こうしたことも十分踏まえまして、先ほど申し上げました有識者から成る検討会、この夏を目途にその堤防強化の必要な箇所ですとかその強化の工法について取りまとめを行いたいと思いますので、今日の先生の御提案もしっかりと委員会に反映させるようにして、今年以降の激甚災害においても一人の被害者も出さないという思いで防災・減災、国土強靱化を進めていきたいと思っておりますので、今後とも御指導よろしくお願いいたします。