小川克巳の発言 (予算委員会)
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○小川克巳君 では、関連して専門学校制度についてお伺いをしたいと思いますが、お手元の資料を御覧いただきたいと思います。資料一、二、三でございます。専門学校、まあ通称専門学校、専門学校というふうに言っていますけれども、意外とその中身については御存じない方が多くて、理解を助ける意味で少し資料を配らせていただきました。
この中で、専門学校といいましても、右側の方ですけれども、専門課程、高等課程、一般課程というふうにありまして、その領域も非常に幅広い領域、分野が含まれています。それらの今の現状に対して問題意識を持っているということから、今回、専門職大学の存在意義と、それから専門学校との差別化ということについて少し質問をさせていただいているところでございます。
問題は、専門学校にも四年制課程、三年制課程、両方ありますけれども、専門学校を卒業した場合には三年課程ですと専門士、四年課程ですと高度専門士という称号がもらえます。ところが、大学は短大で短期大学士、四年制大学で学士という学位になります。ここが大きな差であろうというふうに思っております。
そうしたいわゆる専門学校とそれから大学の間に専門職大学が今回設置されたということで、その専門学校と専門職大学の間の区分けがちょっと分かりにくいというふうなことを問題意識として今回提案をしております。
専門学校における職能教育を一定の要件の下で職業実践専門課程として文部科学大臣が認定し、奨励する仕組みが平成二十五年に創設されました。要は専門学校に職業実践専門課程として文科大臣が認定するという仕組みができたわけですけれども、これが更に分かりにくくなる原因にもなっています。
そういう意味で、専門的教育の質の向上という観点からは、職業実践専門課程に認定されることで専門学校としてその教育の質を高めていく方法と、もう一つは、専門職大学に移行してその目的を満たすという二つの制度的枠組みができたということになります。
この二つの枠組みは、先ほど申し上げました学位が取得できるかという点で非常に大きく異なります。この中で、あえて専門職大学への移行を目指すことのメリットにはどのようなものがあるでしょうか、お答えいただきたいと思います。