茂木敏充の発言 (外務委員会)

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○茂木国務大臣 まず、私の方からTPPの関係も含めてお答えをしたいと思うんですが、今、バイデン次期大統領、政権移行の準備に入っておりまして、特に、コロナ対策等々の検討も進んでおりますし、恐らく、今月末、サンクスギビングの前には、主要なスタッフといいますか、これも決まり出してくるのではないかなと思っておりますけれども、現時点において、米次期政権の通商政策について、完全にこうなっていくと予断を持ってお話しすることは差し控えたいと思っております。
 その上で申し上げますと、我が国としては、GDPが世界第一位であってグローバル化も圧倒的に進んでいる、こういった米国を含めて、できるだけ多くの国、地域がTPPに参加することが望ましい、こういった考えに変わりはございません。これは、日米の貿易交渉を行っている中でも、最終的にはやはりTPPにアメリカが戻ってきてくれることが最善の道だと思っている、こういったことは何度も米国の方にも直接申し上げているところであります。
 ハイスタンダードでバランスのとれた二十一世紀型の新たな共通ルールを世界に広めていくという意義を有しておりますTPP11への新規加入については、英国であったりとかタイを始めとしてさまざまなエコノミーが関心を示しておりまして、英国は、先日、トラス国際貿易大臣が訪日をいたしましたが、二〇二一年、来年の前半にもできれば加入手続に入りたい、こういう話もしておりました。我が国としても、こうした関心表明を歓迎しているところであります。
 来年、TPP委員会の議長国となる我が国としては、新規加入に関心を示すエコノミーの動向を注視しながら、戦略観点も踏まえながら、引き続きTPP11の着実な実施、そして拡大に取り組んでいきたいと思っております。
 御案内のとおり、TPP11、これが昨年の一月の一日に発効いたしまして、日・EU・EPAが二月の一日に発効する。こういった中で、TPPを離脱したアメリカとの間は、補完する形で別途、日米貿易協定そして日米デジタル貿易協定、こういったものをつくり、また、EUを離脱する英国との間では、今回、日英の包括的経済連携協定に署名をして、この国会でも御審議をいただきたいと思っております。
 さらには、今、RCEPも大詰めの交渉を迎えるという形でありまして、基本はマルチの枠組みをベースにしながら、それを補完するようなさまざまな二国間の経済連携協定もつくる。日本が自由貿易の旗手として、自由で開かれた貿易体制、さらには二十一世紀型の新しい共通ルールをつくっていく、これをリードしていきたい、こんなふうに思っております。

発言情報

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発言者: 茂木敏充

speaker_id: 5551

日付: 2020-11-13

院: 衆議院

会議名: 外務委員会