斉木武志の発言 (経済産業委員会)

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○斉木委員 要は、新たな盤膨れ、地下水とコンクリートの接触のような予測不可能な事態が生じたからしようがないんだという答弁ですが、私は何を言っているんですかと申し上げたい。
 自然相手の商売じゃないですか。トンネルを掘り、レールを通し、高架をつくり、当然、地下鉄にしたって地上のトンネルにしたって、トンネルを掘れば地下水が出たり、それとコンクリートが接触をしたり、土砂崩れが起きたり、また、自然災害、台風が来れば遅延したり。そんなものは、日本の戦後の歴史の土木の経験を国土交通省鉄道局は営々と積み重ねて、当然わかっているはずじゃないですか。
 予想外の事態が、想定外の事態が起こることは事前に予想がつくんですよ、土木の世界においては。なぜ、地下水とコンクリートが接触をしたら一年半おくれてしまいます、計画全体をちゃぶ台返しするような、そんなかつかつの日程を組んでしまったのか、疑念を持たざるを得ないんですよ。
 これは何も北陸だけではないんです。私は、同じことが北海道整備新幹線においても起きるのではないかという非常に強い懸念を今持っております。
 北海道のトンネル予定地、ルートにおいて、土壌から砒素が検出をされた。有害性土壌、これは火山性の、人為的なものではなくて天然由来の有害物質が含まれていることがわかったので、じゃ、まだトンネルは掘っていないけれども、その取った土を、普通の処分はできませんから仮置きをする。仮置きをする場所を札幌市民の方々が反対をされて、有害土壌は嫌だと反対をされていると聞いております。まだ仮置場が決まっていないというふうに鉄道局からも説明を受けました。まだそういうところはトンネルを掘れないわけですよ。
 ここも五年前倒し、たしか二〇三〇年には開通しますと五年間前倒ししましたね、北海道においても。こういった、掘れば砒素が出てくる、有害性土壌が出てくる、掘れば地下水が出てくる、想定外、これぐらいは織り込んで整備新幹線計画というのは立てるものなんじゃないですか。それを織り込んで五年なり三年なり前倒しをするというのが、私は責任を持った技術者としての、責任感ある判断だと思うんですが、次長、どうですか。

発言情報

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発言者: 斉木武志

speaker_id: 30545

日付: 2020-11-20

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会