経済産業委員会
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会
会議録情報#0
令和二年十一月二十日(金曜日)
午前九時開議
出席委員
委員長 富田 茂之君
理事 鬼木 誠君 理事 佐藤ゆかり君
理事 関 芳弘君 理事 武藤 容治君
理事 山際大志郎君 理事 斉木 武志君
理事 山岡 達丸君 理事 中野 洋昌君
畦元 将吾君 穴見 陽一君
井上 貴博君 石川 昭政君
上野 宏史君 門山 宏哲君
神田 裕君 工藤 彰三君
小林 鷹之君 佐々木 紀君
鈴木 淳司君 辻 清人君
冨樫 博之君 西村 明宏君
福田 達夫君 穂坂 泰君
星野 剛士君 三原 朝彦君
宗清 皇一君 八木 哲也君
逢坂 誠二君 落合 貴之君
菅 直人君 松平 浩一君
宮川 伸君 山崎 誠君
高木美智代君 笠井 亮君
美延 映夫君 浅野 哲君
石崎 徹君
…………………………………
経済産業大臣 梶山 弘志君
環境副大臣 笹川 博義君
内閣府大臣政務官 吉川 赳君
経済産業大臣政務官 宗清 皇一君
国土交通大臣政務官 朝日健太郎君
政府参考人
(内閣府大臣官房審議官) 千原 由幸君
政府参考人
(総務省自治行政局公務員部長) 山越 伸子君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議官) 塩崎 正晴君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議官) 長野 裕子君
政府参考人
(文部科学省科学技術・学術政策局科学技術・学術総括官) 合田 哲雄君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官) 佐原 康之君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 河西 康之君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 福永 哲郎君
政府参考人
(経済産業省通商政策局長) 広瀬 直君
政府参考人
(経済産業省産業技術環境局長) 山下 隆一君
政府参考人
(経済産業省商務情報政策局長) 平井 裕秀君
政府参考人
(経済産業省電力・ガス取引監視等委員会事務局長) 佐藤 悦緒君
政府参考人
(資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官) 小野 洋太君
政府参考人
(資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長) 茂木 正君
政府参考人
(資源エネルギー庁資源・燃料部長) 南 亮君
政府参考人
(資源エネルギー庁電力・ガス事業部長) 松山 泰浩君
政府参考人
(中小企業庁事業環境部長) 飯田 健太君
政府参考人
(中小企業庁経営支援部長) 村上 敬亮君
政府参考人
(国土交通省鉄道局次長) 寺田 吉道君
政府参考人
(環境省大臣官房審議官) 白石 隆夫君
政府参考人
(防衛装備庁装備政策部長) 青柳 肇君
政府参考人
(防衛装備庁技術戦略部長) 堀江 和宏君
経済産業委員会専門員 宮岡 宏信君
―――――――――――――
委員の異動
十一月二十日
辞任 補欠選任
神山 佐市君 門山 宏哲君
同日
辞任 補欠選任
門山 宏哲君 神山 佐市君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
経済産業の基本施策に関する件
私的独占の禁止及び公正取引に関する件
――――◇―――――
この発言だけを見る →午前九時開議
出席委員
委員長 富田 茂之君
理事 鬼木 誠君 理事 佐藤ゆかり君
理事 関 芳弘君 理事 武藤 容治君
理事 山際大志郎君 理事 斉木 武志君
理事 山岡 達丸君 理事 中野 洋昌君
畦元 将吾君 穴見 陽一君
井上 貴博君 石川 昭政君
上野 宏史君 門山 宏哲君
神田 裕君 工藤 彰三君
小林 鷹之君 佐々木 紀君
鈴木 淳司君 辻 清人君
冨樫 博之君 西村 明宏君
福田 達夫君 穂坂 泰君
星野 剛士君 三原 朝彦君
宗清 皇一君 八木 哲也君
逢坂 誠二君 落合 貴之君
菅 直人君 松平 浩一君
宮川 伸君 山崎 誠君
高木美智代君 笠井 亮君
美延 映夫君 浅野 哲君
石崎 徹君
…………………………………
経済産業大臣 梶山 弘志君
環境副大臣 笹川 博義君
内閣府大臣政務官 吉川 赳君
経済産業大臣政務官 宗清 皇一君
国土交通大臣政務官 朝日健太郎君
政府参考人
(内閣府大臣官房審議官) 千原 由幸君
政府参考人
(総務省自治行政局公務員部長) 山越 伸子君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議官) 塩崎 正晴君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議官) 長野 裕子君
政府参考人
(文部科学省科学技術・学術政策局科学技術・学術総括官) 合田 哲雄君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官) 佐原 康之君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 河西 康之君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 福永 哲郎君
政府参考人
(経済産業省通商政策局長) 広瀬 直君
政府参考人
(経済産業省産業技術環境局長) 山下 隆一君
政府参考人
(経済産業省商務情報政策局長) 平井 裕秀君
政府参考人
(経済産業省電力・ガス取引監視等委員会事務局長) 佐藤 悦緒君
政府参考人
(資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官) 小野 洋太君
政府参考人
(資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長) 茂木 正君
政府参考人
(資源エネルギー庁資源・燃料部長) 南 亮君
政府参考人
(資源エネルギー庁電力・ガス事業部長) 松山 泰浩君
政府参考人
(中小企業庁事業環境部長) 飯田 健太君
政府参考人
(中小企業庁経営支援部長) 村上 敬亮君
政府参考人
(国土交通省鉄道局次長) 寺田 吉道君
政府参考人
(環境省大臣官房審議官) 白石 隆夫君
政府参考人
(防衛装備庁装備政策部長) 青柳 肇君
政府参考人
(防衛装備庁技術戦略部長) 堀江 和宏君
経済産業委員会専門員 宮岡 宏信君
―――――――――――――
委員の異動
十一月二十日
辞任 補欠選任
神山 佐市君 門山 宏哲君
同日
辞任 補欠選任
門山 宏哲君 神山 佐市君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
経済産業の基本施策に関する件
私的独占の禁止及び公正取引に関する件
――――◇―――――
富
富田茂之#1
○富田委員長 これより会議を開きます。
経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官千原由幸君、総務省自治行政局公務員部長山越伸子君、文部科学省大臣官房審議官塩崎正晴君、文部科学省大臣官房審議官長野裕子君、文部科学省科学技術・学術政策局科学技術・学術総括官合田哲雄君、厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官佐原康之君、経済産業省大臣官房審議官河西康之君、経済産業省大臣官房審議官福永哲郎君、経済産業省通商政策局長広瀬直君、経済産業省産業技術環境局長山下隆一君、経済産業省商務情報政策局長平井裕秀君、経済産業省電力・ガス取引監視等委員会事務局長佐藤悦緒君、資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官小野洋太君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長茂木正君、資源エネルギー庁資源・燃料部長南亮君、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長松山泰浩君、中小企業庁事業環境部長飯田健太君、中小企業庁経営支援部長村上敬亮君、国土交通省鉄道局次長寺田吉道君、環境省大臣官房審議官白石隆夫君、防衛装備庁装備政策部長青柳肇君及び防衛装備庁技術戦略部長堀江和宏君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →経済産業の基本施策に関する件並びに私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官千原由幸君、総務省自治行政局公務員部長山越伸子君、文部科学省大臣官房審議官塩崎正晴君、文部科学省大臣官房審議官長野裕子君、文部科学省科学技術・学術政策局科学技術・学術総括官合田哲雄君、厚生労働省大臣官房危機管理・医務技術総括審議官佐原康之君、経済産業省大臣官房審議官河西康之君、経済産業省大臣官房審議官福永哲郎君、経済産業省通商政策局長広瀬直君、経済産業省産業技術環境局長山下隆一君、経済産業省商務情報政策局長平井裕秀君、経済産業省電力・ガス取引監視等委員会事務局長佐藤悦緒君、資源エネルギー庁長官官房資源エネルギー政策統括調整官小野洋太君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長茂木正君、資源エネルギー庁資源・燃料部長南亮君、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長松山泰浩君、中小企業庁事業環境部長飯田健太君、中小企業庁経営支援部長村上敬亮君、国土交通省鉄道局次長寺田吉道君、環境省大臣官房審議官白石隆夫君、防衛装備庁装備政策部長青柳肇君及び防衛装備庁技術戦略部長堀江和宏君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
富
富
斉
斉木武志#4
○斉木委員 斉木武志です。
本日は、まず、原発特措法に関して議論をさせていただきたいと思います。
この原発特措法というのは、原子力の立地地域の振興法でございまして、例えば、道路をつくるときに国からかさ上げで補助を受けたりとか、あとは、新しい企業が立地地域に進出する際に固定資産税、不動産取得税の優遇を受けられる、企業の立地を促すような税制でございます。
これが来年三月末で日切れを迎えまして、改正の必要が出てくるわけでございますが、これはそもそも、二〇〇〇年十二月に、当時の自民党、公明党、与党の方から議員立法として本委員会で審議をされて成立をいたしました。二〇一〇年に、当時、我々民主党政権が与党、そして自公、野党共同提案ということで、これも単純延長ということで成立をいたしました。ただ、その直後に三・一一、福島原発事故が起きて、今回が初めての私は議論のタイミングになると思っております。
そこで、梶山大臣にお聞きしたいと思います。梶山大臣はたしか提出者にも名を連ねていたと思うんですけれども、同じ立地地域の議員として、この原発特措法の意義というものはどのようにお考えでしょうか。
この発言だけを見る →本日は、まず、原発特措法に関して議論をさせていただきたいと思います。
この原発特措法というのは、原子力の立地地域の振興法でございまして、例えば、道路をつくるときに国からかさ上げで補助を受けたりとか、あとは、新しい企業が立地地域に進出する際に固定資産税、不動産取得税の優遇を受けられる、企業の立地を促すような税制でございます。
これが来年三月末で日切れを迎えまして、改正の必要が出てくるわけでございますが、これはそもそも、二〇〇〇年十二月に、当時の自民党、公明党、与党の方から議員立法として本委員会で審議をされて成立をいたしました。二〇一〇年に、当時、我々民主党政権が与党、そして自公、野党共同提案ということで、これも単純延長ということで成立をいたしました。ただ、その直後に三・一一、福島原発事故が起きて、今回が初めての私は議論のタイミングになると思っております。
そこで、梶山大臣にお聞きしたいと思います。梶山大臣はたしか提出者にも名を連ねていたと思うんですけれども、同じ立地地域の議員として、この原発特措法の意義というものはどのようにお考えでしょうか。
梶
梶山弘志#5
○梶山国務大臣 この原発立地特措法は、立地地域の防災インフラの整備や地域振興を目的として二〇〇〇年に制定、そして二〇一〇年に十年間延長。いずれも、私も提出者とならせていただきました。
そういう目的のもとにつくられているものでありまして、これは議員立法として制定、延長されてきたものですから、私も中身については今の立場でお答えすることは差し控えさせていただきたいんですが、ただ、今申しましたように、私自身がこの法律の制定、延長時とも提出者としてかかわっているということで、議員立法であるという前提でお話しさせていただきますと、特に前回の延長時には、私どもは野党議員でありました。当時の与党の議員の皆様と連携しながら、いろいろな議論をしました、補助率のかさ上げの話もさせていただきましたけれども、単純延長と結果としてはなったわけでありますけれども、汗をかかせていただいた思いがあります。
今回、与党の立地地域の議員を始めとして延長に向けて取り組んでいると聞いておりますけれども、斉木先生始め、御党にも御理解、御尽力いただいて、全党の理解の上にまた延長ができればという思いを、提出者の一人としてそういう思いを持っているということであります。
この発言だけを見る →そういう目的のもとにつくられているものでありまして、これは議員立法として制定、延長されてきたものですから、私も中身については今の立場でお答えすることは差し控えさせていただきたいんですが、ただ、今申しましたように、私自身がこの法律の制定、延長時とも提出者としてかかわっているということで、議員立法であるという前提でお話しさせていただきますと、特に前回の延長時には、私どもは野党議員でありました。当時の与党の議員の皆様と連携しながら、いろいろな議論をしました、補助率のかさ上げの話もさせていただきましたけれども、単純延長と結果としてはなったわけでありますけれども、汗をかかせていただいた思いがあります。
今回、与党の立地地域の議員を始めとして延長に向けて取り組んでいると聞いておりますけれども、斉木先生始め、御党にも御理解、御尽力いただいて、全党の理解の上にまた延長ができればという思いを、提出者の一人としてそういう思いを持っているということであります。
斉
斉木武志#6
○斉木委員 大変高い御関心を拝聴して、非常に得心がいっておるわけですが。
これは、延長するためには、やはりその直後に起きた三・一一福島原発事故の知見、そして、その十年間、原子力を取り巻く現状が大きく変わりました。それに立地地域が翻弄されてあすが見出せないという、私の福井県の事情もございます。ですので、そういった立地地域の思いに応えるためには、やはり三・一一の知見も盛り込んだ本委員会での議論というものが重要になってくると思います。
私は一つ御提案申し上げたい、この議場の皆様に申し上げたいんですが、やはりこれは今、企業誘致、企業進出へのインセンティブ、メリットというものが規定されているわけですけれども、対象業種は限定されております。法の条文では製造業、そして、政令の中で、道路貨物運送業、倉庫業、こん包業、卸売業という形で業種は限られてしまっております。
私はこれでは不十分だと思っておりまして、今、この十年間で何が変わったか。再生可能エネルギーの値段がここまで下がるとは誰も予想しておりませんでした。FITが導入をされて、我が国においても、そして世界においても、再エネの値段がぐっと下がった。そして、経産大臣としても、梶山先生もやはり再エネを伸ばしていくということは、官邸、そして一体となって提唱されております、推進をされている。菅政権としても、二〇五〇カーボンゼロということを申し上げている。
私は、やはり、立地地域においても、まず産業構造を複軸化していきたいという思いは非常に強く持っているんですよ。原子力というものが将来どうなっていくのか、全くこの十年間、国から明確な方針が示されないまま今日に至っている。その中で、じゃ、何で食べていけばいいのか、産業の飯の種をどこに求めていくのかというのは非常に皆さん迷っていらっしゃる。
ですので、そこで再エネ事業者をこの品目に加えて、立地地域で再エネをやったら、じゃ、固定資産税や不動産取得税の恩恵が受けられると。太い系統は来ているわけです、電線は来ているわけです。非常にアドバンテージのある地域だと私は思っておるんですが、こういった対象業種の拡充、再エネ事業者を加えるということに関してはどのようにお考えでしょうか。
この発言だけを見る →これは、延長するためには、やはりその直後に起きた三・一一福島原発事故の知見、そして、その十年間、原子力を取り巻く現状が大きく変わりました。それに立地地域が翻弄されてあすが見出せないという、私の福井県の事情もございます。ですので、そういった立地地域の思いに応えるためには、やはり三・一一の知見も盛り込んだ本委員会での議論というものが重要になってくると思います。
私は一つ御提案申し上げたい、この議場の皆様に申し上げたいんですが、やはりこれは今、企業誘致、企業進出へのインセンティブ、メリットというものが規定されているわけですけれども、対象業種は限定されております。法の条文では製造業、そして、政令の中で、道路貨物運送業、倉庫業、こん包業、卸売業という形で業種は限られてしまっております。
私はこれでは不十分だと思っておりまして、今、この十年間で何が変わったか。再生可能エネルギーの値段がここまで下がるとは誰も予想しておりませんでした。FITが導入をされて、我が国においても、そして世界においても、再エネの値段がぐっと下がった。そして、経産大臣としても、梶山先生もやはり再エネを伸ばしていくということは、官邸、そして一体となって提唱されております、推進をされている。菅政権としても、二〇五〇カーボンゼロということを申し上げている。
私は、やはり、立地地域においても、まず産業構造を複軸化していきたいという思いは非常に強く持っているんですよ。原子力というものが将来どうなっていくのか、全くこの十年間、国から明確な方針が示されないまま今日に至っている。その中で、じゃ、何で食べていけばいいのか、産業の飯の種をどこに求めていくのかというのは非常に皆さん迷っていらっしゃる。
ですので、そこで再エネ事業者をこの品目に加えて、立地地域で再エネをやったら、じゃ、固定資産税や不動産取得税の恩恵が受けられると。太い系統は来ているわけです、電線は来ているわけです。非常にアドバンテージのある地域だと私は思っておるんですが、こういった対象業種の拡充、再エネ事業者を加えるということに関してはどのようにお考えでしょうか。
梶
梶山弘志#7
○梶山国務大臣 先ほども申しましたように、これは議員立法ということで、前回の延長のときも、制定のときも、与野党一緒にいろいろな議論をいたしました。それで実現できていない部分もありますけれども、今回も、斉木議員も含めて与野党でしっかりと議論をして、やはり、立地地域ならではの思いをしっかり表現できればいいなと私自身は思っております。
この発言だけを見る →斉
斉木武志#8
○斉木委員 これは立地地域の将来にかかわってくる非常に重要な議論ですので、この原子力をめぐっては、さまざまな、各政党、そして各個人、選挙区ごとにさまざまな思いがあると思います。
ですけれども、ここは、私は与党側の理事の方に申し上げたいんですが、先生も御承知のとおり、臨時国会で全部成立してきているんですね、二〇〇〇年、二〇一〇年。今回はこの臨時国会を逃してしまうということ、私は非常に残念だなと思っておりました。本国会で本当はこういった本質的な、三・一一の知見を受けて初めての議論になるわけですから、充実した時間をとって本当は議論させていただきたいということは先ほど理事会では申し上げました。もし、仮に今回できないということであれば、通常国会ではしっかりとした議論をして、一条の目的規定が本当に三・一一後にフィットしているのかどうか、そういった根本的な議論をやはり改める必要があると思うんですよ。
人類が、この日本、国家として、あの事故を経験をした知見というものをしっかり盛り込んだ形にこの条文を改正して、議論していきたいと思うんですが、最後にその思いというものをまたお聞かせいただければと思います。
この発言だけを見る →ですけれども、ここは、私は与党側の理事の方に申し上げたいんですが、先生も御承知のとおり、臨時国会で全部成立してきているんですね、二〇〇〇年、二〇一〇年。今回はこの臨時国会を逃してしまうということ、私は非常に残念だなと思っておりました。本国会で本当はこういった本質的な、三・一一の知見を受けて初めての議論になるわけですから、充実した時間をとって本当は議論させていただきたいということは先ほど理事会では申し上げました。もし、仮に今回できないということであれば、通常国会ではしっかりとした議論をして、一条の目的規定が本当に三・一一後にフィットしているのかどうか、そういった根本的な議論をやはり改める必要があると思うんですよ。
人類が、この日本、国家として、あの事故を経験をした知見というものをしっかり盛り込んだ形にこの条文を改正して、議論していきたいと思うんですが、最後にその思いというものをまたお聞かせいただければと思います。
梶
梶山弘志#9
○梶山国務大臣 何度も繰り返しになりますけれども、議員立法だということで、与野党の議員でまたしっかりと議論をしていただきたいと思いますし、現実に、もう立地地域として存在をしているということですから、今の状況も踏まえてどうあるべきかということを、しっかりとした議論の上での法律の延長なり、また改正に向けてやっていただきたいと思っております。
この発言だけを見る →斉
斉木武志#10
○斉木委員 ありがとうございます。
吉川政務官、済みません、お時間がなくなってしまいました。どうもありがとうございました。
では、続いて、これも実は北陸に絡む大きな、これは残念なニュースなんですけれども、整備新幹線が遅延するという、開業延期というニュースがこの十一月になって入ってまいりました。今、北陸地域は非常に困惑をしているところです。経済的な影響も非常に懸念されますので、まずその点について、北陸新幹線金沢―敦賀間の開業延期について伺いたいと思います。きょうは、国土交通政務官や鉄道局次長にも来ていただいておりますので、伺いたいと思います。
まず、無責任じゃないかという声が圧倒的です。二〇一五年、今から五年前に、二〇二六年春になっていたものを二〇二三年春まで三年前倒しをした。いよいよ、もう開業が目に入ってきているこの年末の時期において、突然、一年半延期します、おくれるけれども、二千八百八十億円工賃がかかるので出してください。おくれるけれども、お金を下さいみたいな、もうむちゃくちゃな要求だと私は思うんですけれども、そもそも二〇一五年に三年前倒ししたのが無理筋だったのではないかという声が、JR、鉄道機構、そして地元からも非常に今噴出しております。できない約束を国交省はするなよと。
整備新幹線が整備がおくれるというのは、遅延というのは、我が国の歴史上初めてだと私は思っておるんですが、鉄道局次長若しくは政務官、今回、整備新幹線が開業延期なんというのは初めてだということでよろしいですか。
この発言だけを見る →吉川政務官、済みません、お時間がなくなってしまいました。どうもありがとうございました。
では、続いて、これも実は北陸に絡む大きな、これは残念なニュースなんですけれども、整備新幹線が遅延するという、開業延期というニュースがこの十一月になって入ってまいりました。今、北陸地域は非常に困惑をしているところです。経済的な影響も非常に懸念されますので、まずその点について、北陸新幹線金沢―敦賀間の開業延期について伺いたいと思います。きょうは、国土交通政務官や鉄道局次長にも来ていただいておりますので、伺いたいと思います。
まず、無責任じゃないかという声が圧倒的です。二〇一五年、今から五年前に、二〇二六年春になっていたものを二〇二三年春まで三年前倒しをした。いよいよ、もう開業が目に入ってきているこの年末の時期において、突然、一年半延期します、おくれるけれども、二千八百八十億円工賃がかかるので出してください。おくれるけれども、お金を下さいみたいな、もうむちゃくちゃな要求だと私は思うんですけれども、そもそも二〇一五年に三年前倒ししたのが無理筋だったのではないかという声が、JR、鉄道機構、そして地元からも非常に今噴出しております。できない約束を国交省はするなよと。
整備新幹線が整備がおくれるというのは、遅延というのは、我が国の歴史上初めてだと私は思っておるんですが、鉄道局次長若しくは政務官、今回、整備新幹線が開業延期なんというのは初めてだということでよろしいですか。
寺
斉
斉木武志#12
○斉木委員 事の重大さを国土交通省や政務官には認識をしていただきたいと思います。
整備新幹線は、今、駅周辺の再開発、そして、もちろんテナント企業そして誘致企業、この二〇二三年春を見据えて全てのまちづくりが北陸地域では進行してまいりました、特に福井県においてです。それが、一年半お預けです、延ばしてくださいと。じゃ、並行在来線の会社を県が用意していますが、どうするんですか。物すごく甚大な影響が及んでおります。
特に私が懸念しているのはコロナなんです。新型コロナウイルスの影響で、地元経済はともかく今我慢に我慢、これは日本全体ですが、我慢をしている状況です。今も感染拡大がとまりません。その中で、二〇二三年春までは、特に観光事業者であるとか進出予定企業であるとか、何とかこらえて、希望の光だったんですよ、二〇二三年春の開業というものが。ここまでは、お弁当屋さんも飲食業も何とか今は、JRさんが入ってくれば駅弁が売れるんじゃないか、飲食が、そして県外から観光客がやってくるんじゃないか、ホテルも潤うんじゃないか、ずっと心待ちにしていた希望の光を、直前で一年半、更に遠くに延ばしてしまって。
私は頭に浮かぶんですね。地元のお弁当屋さんとか、JRさんが非常に今乗客が少ないですよ、売れない。だから、何とか雇調金でつないで、持続化給付金でつないで、従業員の八割はお休みをいただいて何とか雇用を維持して、二〇二三年春を待っている。待っているのに、更に一年半延ばされた。この影響の大きさというものは、国交省、理解していますか。
この発言だけを見る →整備新幹線は、今、駅周辺の再開発、そして、もちろんテナント企業そして誘致企業、この二〇二三年春を見据えて全てのまちづくりが北陸地域では進行してまいりました、特に福井県においてです。それが、一年半お預けです、延ばしてくださいと。じゃ、並行在来線の会社を県が用意していますが、どうするんですか。物すごく甚大な影響が及んでおります。
特に私が懸念しているのはコロナなんです。新型コロナウイルスの影響で、地元経済はともかく今我慢に我慢、これは日本全体ですが、我慢をしている状況です。今も感染拡大がとまりません。その中で、二〇二三年春までは、特に観光事業者であるとか進出予定企業であるとか、何とかこらえて、希望の光だったんですよ、二〇二三年春の開業というものが。ここまでは、お弁当屋さんも飲食業も何とか今は、JRさんが入ってくれば駅弁が売れるんじゃないか、飲食が、そして県外から観光客がやってくるんじゃないか、ホテルも潤うんじゃないか、ずっと心待ちにしていた希望の光を、直前で一年半、更に遠くに延ばしてしまって。
私は頭に浮かぶんですね。地元のお弁当屋さんとか、JRさんが非常に今乗客が少ないですよ、売れない。だから、何とか雇調金でつないで、持続化給付金でつないで、従業員の八割はお休みをいただいて何とか雇用を維持して、二〇二三年春を待っている。待っているのに、更に一年半延ばされた。この影響の大きさというものは、国交省、理解していますか。
寺
寺田吉道#13
○寺田政府参考人 お答えをいたします。
北陸新幹線金沢―敦賀間の開業に向けまして、沿線自治体における駅周辺まちづくりなど、さまざまな取組が進められているということは私どもも承知しております。
今後、影響をできる限り小さくするためにも、まずは可能な限りの工期短縮に努めてまいりたいというふうに考えてございます。
この発言だけを見る →北陸新幹線金沢―敦賀間の開業に向けまして、沿線自治体における駅周辺まちづくりなど、さまざまな取組が進められているということは私どもも承知しております。
今後、影響をできる限り小さくするためにも、まずは可能な限りの工期短縮に努めてまいりたいというふうに考えてございます。
斉
斉木武志#14
○斉木委員 まさに型どおりの答弁という。
私、レクの段階から、いろいろやりとりをしていて非常に、今の答弁をお聞きになって議場の皆さんもおわかりになった、お感じになったと思うんですが、非常に当事者意識が鉄道局は薄いと危機感を持っております。おくれたのは機構のせいだ、私たちじゃありませんと。この前、福井県にいらっしゃって、機構の理事長さんは平謝りに謝っていたけれども、鉄道局の方は一切謝らない、機構が悪い。こんな姿勢ではだめだと私は思っておるんですが、政務官、いかがですか。
この発言だけを見る →私、レクの段階から、いろいろやりとりをしていて非常に、今の答弁をお聞きになって議場の皆さんもおわかりになった、お感じになったと思うんですが、非常に当事者意識が鉄道局は薄いと危機感を持っております。おくれたのは機構のせいだ、私たちじゃありませんと。この前、福井県にいらっしゃって、機構の理事長さんは平謝りに謝っていたけれども、鉄道局の方は一切謝らない、機構が悪い。こんな姿勢ではだめだと私は思っておるんですが、政務官、いかがですか。
朝
朝日健太郎#15
○朝日大臣政務官 お答えいたします。
北陸新幹線の金沢―敦賀間において、平成二十七年一月の政府・与党申合せによって令和四年度末の完成、開業を目指すところですが、今月十一日に開催された与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームにおいて、建設主体である鉄道・運輸機構より、現在、一年半程度の工期遅延が生じていること、約二千八百八十億円の工事費の増額が生じる見込みであることが報告されました。
金沢―敦賀間の開業については、まちづくり等の取組を進める沿線自治体始め地元の皆様の期待は大変大きいものと承知をしており、このような事態が生じたことについて、大変遺憾です。
本件については、現在の工期短縮策の検証、さらなる工期短縮策、事業費縮減策の検討、今般の工期遅延、コスト増に至った事実関係の検証、原因究明、再発防止策の検討等の観点から検証が必要だと考えており、組織のガバナンスの有識者や工事の専門家等の第三者から成る検証委員会を設置し、今週十七日より検証作業を開始していただいているところです。
国土交通省としては、この検証委員会での検証結果も踏まえ、鉄道・運輸機構とともに、可能な限りの工期短縮、コスト縮減に努めてまいりたいと思います。
この発言だけを見る →北陸新幹線の金沢―敦賀間において、平成二十七年一月の政府・与党申合せによって令和四年度末の完成、開業を目指すところですが、今月十一日に開催された与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームにおいて、建設主体である鉄道・運輸機構より、現在、一年半程度の工期遅延が生じていること、約二千八百八十億円の工事費の増額が生じる見込みであることが報告されました。
金沢―敦賀間の開業については、まちづくり等の取組を進める沿線自治体始め地元の皆様の期待は大変大きいものと承知をしており、このような事態が生じたことについて、大変遺憾です。
本件については、現在の工期短縮策の検証、さらなる工期短縮策、事業費縮減策の検討、今般の工期遅延、コスト増に至った事実関係の検証、原因究明、再発防止策の検討等の観点から検証が必要だと考えており、組織のガバナンスの有識者や工事の専門家等の第三者から成る検証委員会を設置し、今週十七日より検証作業を開始していただいているところです。
国土交通省としては、この検証委員会での検証結果も踏まえ、鉄道・運輸機構とともに、可能な限りの工期短縮、コスト縮減に努めてまいりたいと思います。
斉
斉木武志#16
○斉木委員 そこで、検証委員会で、この短期間でどれだけ原因究明と再発防止ができるのか、私は大いに疑問だと思っております。
そもそも、私が大きく疑念、というか国民の皆さんが疑念を持つのは、この二〇一五年の段階で、三年早く完工できます、開業できます、北海道においても同じタイミングで、五年早くできますとおっしゃいました、発表しました。その責任感を私は自覚してほしいと思うんですよ。
政治家の口約束ではない、国土交通省、国として、政府として、ここでできますと言うことは、地方自治体も民間企業もそれに向けて、国ができると言ったんだから、これは当然信用するわけです。それで全てのビジネスプランが動き始めて、いよいよあと少しというところで突然延期というのは、余りにも、私は、国の信用性、国土交通省の信用性、政府の信用性が大きく失墜したと思っておるんですが、その自覚があるか、端的にお答えください。
この発言だけを見る →そもそも、私が大きく疑念、というか国民の皆さんが疑念を持つのは、この二〇一五年の段階で、三年早く完工できます、開業できます、北海道においても同じタイミングで、五年早くできますとおっしゃいました、発表しました。その責任感を私は自覚してほしいと思うんですよ。
政治家の口約束ではない、国土交通省、国として、政府として、ここでできますと言うことは、地方自治体も民間企業もそれに向けて、国ができると言ったんだから、これは当然信用するわけです。それで全てのビジネスプランが動き始めて、いよいよあと少しというところで突然延期というのは、余りにも、私は、国の信用性、国土交通省の信用性、政府の信用性が大きく失墜したと思っておるんですが、その自覚があるか、端的にお答えください。
寺
寺田吉道#17
○寺田政府参考人 お答えいたします。
先ほど政務官からの御答弁もございましたけれども、今、この工期の短縮あるいは事業費の縮減、こうしたものにしっかり取り組むために、専門家から成ります第三者による検証委員会というのを設置して御議論をいただいているところでございます。
国土交通省といたしまして、当然のことでございますけれども、この検証委員会での検証結果をしっかり踏まえて、鉄道・運輸機構とともに、可能な限り工期短縮、コスト縮減にしっかりと努めてまいりたいというふうに考えてございます。
この発言だけを見る →先ほど政務官からの御答弁もございましたけれども、今、この工期の短縮あるいは事業費の縮減、こうしたものにしっかり取り組むために、専門家から成ります第三者による検証委員会というのを設置して御議論をいただいているところでございます。
国土交通省といたしまして、当然のことでございますけれども、この検証委員会での検証結果をしっかり踏まえて、鉄道・運輸機構とともに、可能な限り工期短縮、コスト縮減にしっかりと努めてまいりたいというふうに考えてございます。
斉
斉木武志#18
○斉木委員 次長、そういう姿勢だと、私は、また再発するんじゃないか。また、いや何とか半年更に縮めて一年後にはできますと言ってもまた一年半、いやトンネルを掘ったら今度は水が出てきたから二年おくれますとか、またぶれるんじゃないかと非常に危惧をします。当事者意識とか、国土交通省鉄道局としての、国民や地元、地方団体、企業に対する説明責任なり責任感というのが全くうかがえないんですね。
これは、要は私は、もうこれ以上、地元とか民間企業とかを振り回してくれるなと申し上げたいんです。一旦この期限を切れば、そこに対して動くのが、また、今、自覚があるのかと言って、一切お答えになりませんでした。これは、政治に対する説明責任として、国土交通省の姿勢が私は問われておると思うんですが、朝日政務官、どうですか。今の答弁で、この事業の持つ、整備新幹線事業の持つですよ、地元や民間企業に対する責任というものが、私は鉄道局次長の答弁からは全くうかがい知れなかったんですが、政務官、今の答弁で十分だと思いますか。政務官に聞いています、政務官。
この発言だけを見る →これは、要は私は、もうこれ以上、地元とか民間企業とかを振り回してくれるなと申し上げたいんです。一旦この期限を切れば、そこに対して動くのが、また、今、自覚があるのかと言って、一切お答えになりませんでした。これは、政治に対する説明責任として、国土交通省の姿勢が私は問われておると思うんですが、朝日政務官、どうですか。今の答弁で、この事業の持つ、整備新幹線事業の持つですよ、地元や民間企業に対する責任というものが、私は鉄道局次長の答弁からは全くうかがい知れなかったんですが、政務官、今の答弁で十分だと思いますか。政務官に聞いています、政務官。
朝
朝日健太郎#19
○朝日大臣政務官 お答え申し上げます。
北陸新幹線については、平成二十七年一月の政府・与党申合せにより、完成、開業目標を三年前倒しし、令和四年度末の完成、開業を目指すとされました。開業が三年前倒しになった際、建設主体である鉄道・運輸機構においては工期短縮策を策定し、予定どおりの開業ができるものと考えておりましたので、三年前倒しが実現不可能な計画であったとは認識しておりません。
今般の工期遅延については、敦賀駅と加賀トンネルの二カ所において、工事を進める中で新たに判明した要因により生じたところであり、そのほかの工区については現時点では工期の遅延が生じない見込みであることから、平成二十七年一月の開業前倒し時点において、令和四年度末の開業は実現不可能な工期ではなかったと認識をしております。
なお、開業前倒しの経緯も含めて、今後、第三者委員会による検証委員会で検討を行ってまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →北陸新幹線については、平成二十七年一月の政府・与党申合せにより、完成、開業目標を三年前倒しし、令和四年度末の完成、開業を目指すとされました。開業が三年前倒しになった際、建設主体である鉄道・運輸機構においては工期短縮策を策定し、予定どおりの開業ができるものと考えておりましたので、三年前倒しが実現不可能な計画であったとは認識しておりません。
今般の工期遅延については、敦賀駅と加賀トンネルの二カ所において、工事を進める中で新たに判明した要因により生じたところであり、そのほかの工区については現時点では工期の遅延が生じない見込みであることから、平成二十七年一月の開業前倒し時点において、令和四年度末の開業は実現不可能な工期ではなかったと認識をしております。
なお、開業前倒しの経緯も含めて、今後、第三者委員会による検証委員会で検討を行ってまいりたいと考えております。
斉
斉木武志#20
○斉木委員 要は、新たな盤膨れ、地下水とコンクリートの接触のような予測不可能な事態が生じたからしようがないんだという答弁ですが、私は何を言っているんですかと申し上げたい。
自然相手の商売じゃないですか。トンネルを掘り、レールを通し、高架をつくり、当然、地下鉄にしたって地上のトンネルにしたって、トンネルを掘れば地下水が出たり、それとコンクリートが接触をしたり、土砂崩れが起きたり、また、自然災害、台風が来れば遅延したり。そんなものは、日本の戦後の歴史の土木の経験を国土交通省鉄道局は営々と積み重ねて、当然わかっているはずじゃないですか。
予想外の事態が、想定外の事態が起こることは事前に予想がつくんですよ、土木の世界においては。なぜ、地下水とコンクリートが接触をしたら一年半おくれてしまいます、計画全体をちゃぶ台返しするような、そんなかつかつの日程を組んでしまったのか、疑念を持たざるを得ないんですよ。
これは何も北陸だけではないんです。私は、同じことが北海道整備新幹線においても起きるのではないかという非常に強い懸念を今持っております。
北海道のトンネル予定地、ルートにおいて、土壌から砒素が検出をされた。有害性土壌、これは火山性の、人為的なものではなくて天然由来の有害物質が含まれていることがわかったので、じゃ、まだトンネルは掘っていないけれども、その取った土を、普通の処分はできませんから仮置きをする。仮置きをする場所を札幌市民の方々が反対をされて、有害土壌は嫌だと反対をされていると聞いております。まだ仮置場が決まっていないというふうに鉄道局からも説明を受けました。まだそういうところはトンネルを掘れないわけですよ。
ここも五年前倒し、たしか二〇三〇年には開通しますと五年間前倒ししましたね、北海道においても。こういった、掘れば砒素が出てくる、有害性土壌が出てくる、掘れば地下水が出てくる、想定外、これぐらいは織り込んで整備新幹線計画というのは立てるものなんじゃないですか。それを織り込んで五年なり三年なり前倒しをするというのが、私は責任を持った技術者としての、責任感ある判断だと思うんですが、次長、どうですか。
この発言だけを見る →自然相手の商売じゃないですか。トンネルを掘り、レールを通し、高架をつくり、当然、地下鉄にしたって地上のトンネルにしたって、トンネルを掘れば地下水が出たり、それとコンクリートが接触をしたり、土砂崩れが起きたり、また、自然災害、台風が来れば遅延したり。そんなものは、日本の戦後の歴史の土木の経験を国土交通省鉄道局は営々と積み重ねて、当然わかっているはずじゃないですか。
予想外の事態が、想定外の事態が起こることは事前に予想がつくんですよ、土木の世界においては。なぜ、地下水とコンクリートが接触をしたら一年半おくれてしまいます、計画全体をちゃぶ台返しするような、そんなかつかつの日程を組んでしまったのか、疑念を持たざるを得ないんですよ。
これは何も北陸だけではないんです。私は、同じことが北海道整備新幹線においても起きるのではないかという非常に強い懸念を今持っております。
北海道のトンネル予定地、ルートにおいて、土壌から砒素が検出をされた。有害性土壌、これは火山性の、人為的なものではなくて天然由来の有害物質が含まれていることがわかったので、じゃ、まだトンネルは掘っていないけれども、その取った土を、普通の処分はできませんから仮置きをする。仮置きをする場所を札幌市民の方々が反対をされて、有害土壌は嫌だと反対をされていると聞いております。まだ仮置場が決まっていないというふうに鉄道局からも説明を受けました。まだそういうところはトンネルを掘れないわけですよ。
ここも五年前倒し、たしか二〇三〇年には開通しますと五年間前倒ししましたね、北海道においても。こういった、掘れば砒素が出てくる、有害性土壌が出てくる、掘れば地下水が出てくる、想定外、これぐらいは織り込んで整備新幹線計画というのは立てるものなんじゃないですか。それを織り込んで五年なり三年なり前倒しをするというのが、私は責任を持った技術者としての、責任感ある判断だと思うんですが、次長、どうですか。
寺
寺田吉道#21
○寺田政府参考人 お答え申し上げます。
まず、委員から御指摘がございました、想定外のものであってもしっかりとそれに備えるべきという御指摘については、確かに、自然現象などなど工期の遅延あるいは工事費の増嵩につながる、そういった想定外の要因がございますので、できる限りそれに備えておくべきだというふうに私どもとしても考えてございます。まさにそうした観点も含めまして、今回の第三者による検証委員会においてしっかりと検証作業を進めていただきたいというふうに考えてございます。
それから、盤膨れの話でございますが、盤膨れにつきましては、トンネルを掘った際に、トンネルの底の部分の下にあります土が化学反応を起こしまして膨れて、トンネルの下部の部分が膨れ上がるという現象でございます。これは、事前に地質の関係でそういったことがあり得るということは把握できておりまして、一定の対策を講じた上で、加賀トンネルについては工事を行っております。
ただ、結果として、それでもなお盤膨れが生じているということでございますので、こうした点も含めまして、専門家から成ります検証委員会で、しっかりとこれまでの経緯なども検証、検討していただきまして、今後の再発防止策なども含めて御議論をいただきたいというふうに考えてございます。
この発言だけを見る →まず、委員から御指摘がございました、想定外のものであってもしっかりとそれに備えるべきという御指摘については、確かに、自然現象などなど工期の遅延あるいは工事費の増嵩につながる、そういった想定外の要因がございますので、できる限りそれに備えておくべきだというふうに私どもとしても考えてございます。まさにそうした観点も含めまして、今回の第三者による検証委員会においてしっかりと検証作業を進めていただきたいというふうに考えてございます。
それから、盤膨れの話でございますが、盤膨れにつきましては、トンネルを掘った際に、トンネルの底の部分の下にあります土が化学反応を起こしまして膨れて、トンネルの下部の部分が膨れ上がるという現象でございます。これは、事前に地質の関係でそういったことがあり得るということは把握できておりまして、一定の対策を講じた上で、加賀トンネルについては工事を行っております。
ただ、結果として、それでもなお盤膨れが生じているということでございますので、こうした点も含めまして、専門家から成ります検証委員会で、しっかりとこれまでの経緯なども検証、検討していただきまして、今後の再発防止策なども含めて御議論をいただきたいというふうに考えてございます。
斉
斉木武志#22
○斉木委員 北陸においても北海道においても、これ以上地元を振り回すような、無責任な工期短縮であったり、また、短縮したものができませんというふうにまた延期したりとか、こういう行ったり来たりをこれ以上私は繰り返してほしくないし、させるわけにいかないんです、国民の代表として。
私は、今回の、そもそも二〇一五年の北海道における五年前倒し、北陸における三年前倒し、もっとここは、鉄道局として矜持を持って冷静な判断をしてほしかったと思っております。それが、今回求められる改善点ではないかなと思います。
当然、私も地元議員ですから、一日も早く地元に鉄道を通してほしい、新幹線を通してほしいというのは、この議場にいらっしゃる、いや、国会にいらっしゃるどの議員もそう言うと思います。それが使命です、我々、地元で選出されている者にとって。
ただし、それに振り回されて、できない口約束をしてくれるなということです。それに振り回されて、国としての約束を軽々しくしてほしくない。それによって起きる事の重大性というのは、今回やっとわかったんですか。私はそれを、もっと鉄道局に、政治との距離感、無理なことは、あくまでできるものを、本当にできるものを提示してほしい。我々は、一日でも早く通してくれとみんな言いますよ。でも、それに振り回されたらいけないんです、鉄道局。
できるだけ早く、なおかつ、本当にできて、自然災害が起きてもここなら通せるという期限を国民に提示すべきだと思うんですが、政務官、いかがですか。
この発言だけを見る →私は、今回の、そもそも二〇一五年の北海道における五年前倒し、北陸における三年前倒し、もっとここは、鉄道局として矜持を持って冷静な判断をしてほしかったと思っております。それが、今回求められる改善点ではないかなと思います。
当然、私も地元議員ですから、一日も早く地元に鉄道を通してほしい、新幹線を通してほしいというのは、この議場にいらっしゃる、いや、国会にいらっしゃるどの議員もそう言うと思います。それが使命です、我々、地元で選出されている者にとって。
ただし、それに振り回されて、できない口約束をしてくれるなということです。それに振り回されて、国としての約束を軽々しくしてほしくない。それによって起きる事の重大性というのは、今回やっとわかったんですか。私はそれを、もっと鉄道局に、政治との距離感、無理なことは、あくまでできるものを、本当にできるものを提示してほしい。我々は、一日でも早く通してくれとみんな言いますよ。でも、それに振り回されたらいけないんです、鉄道局。
できるだけ早く、なおかつ、本当にできて、自然災害が起きてもここなら通せるという期限を国民に提示すべきだと思うんですが、政務官、いかがですか。
朝
朝日健太郎#23
○朝日大臣政務官 お答えいたします。
金沢―敦賀間の開業については、まちづくり等の取組を進める沿線自治体始め地元の皆様の期待は大変大きいものと承知をしており、このような事態が生じたことについて、大変遺憾です。
国土交通省としましては、この検証委員会での検証結果を踏まえ、鉄道・運輸機構とともに、可能な限りの工期短縮、コスト縮減に努めてまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →金沢―敦賀間の開業については、まちづくり等の取組を進める沿線自治体始め地元の皆様の期待は大変大きいものと承知をしており、このような事態が生じたことについて、大変遺憾です。
国土交通省としましては、この検証委員会での検証結果を踏まえ、鉄道・運輸機構とともに、可能な限りの工期短縮、コスト縮減に努めてまいりたいと考えております。
斉
斉木武志#24
○斉木委員 まだ得心しかねるんですが、もう一つ得心しかねるのがお金の問題です。
おくれるけれども二千八百八十億円下さい。これは、例えば家の納期で、完工はおくれるけれども追加工賃が発生したので一千万下さいと言われたら、施主に怒られると思いますよ。そんな工務店はどこにも存在しないと私は思います。
国が今回、二千八百八十億更に要りますと。しかもこれは二度目ですよね。二〇一八年に二千六百三十億かな、値上げをしました。さらに、今回二千八百八十億ですから、結局、三年早くしようとして五千億円以上値上がりしちゃったんですね。しかも、一年半後ろへ行くわけですから、一年ちょっとしか工期は短縮されませんでした。
こんなことが事前にわかっていたら地元だって、知事に説明するときに、いや、一年ちょっとしか早くならないですけれども五千億円余計にかかりますよと最初に言ってくれないと。だったら、それだけ、一年で五千億円もかかるんだったら、無理しないでいいですと私は言われたと思いますよ。
値上げするのは、契約じゃないですか。民民契約で、後から、いや、実は追加で二千八百八十億、二千六百三十億円で五千億円以上要求する業者がどこにいますか。しかもおくれてですよ。私は、民間のビジネスの世界からしたら考えられないことを、今、国土交通省として地元に求めている、これはちょっと、余りに無責任だと思うんですよ。
この費用負担、私は、これをJRの貸付料でやれという声もありますけれども、それは無理だと思います。今、皆さん新幹線に乗車されていて、乗車率が低い、そして、JRグループとしても数兆円単位の減収がこれで発生するだろう、東日本単体で一千億円以上ことし減収だ、終電を早める。今、昔のような旅客業界の潤沢な利益はないんです。
その中で、じゃ誰に費用負担を求めるのか。じゃ財務省とかけ合ってでも国土交通省の責任として見つけてきますというのがまずは筋だと思うんですけれども、費用負担をどこに求めるおつもりですか。
この発言だけを見る →おくれるけれども二千八百八十億円下さい。これは、例えば家の納期で、完工はおくれるけれども追加工賃が発生したので一千万下さいと言われたら、施主に怒られると思いますよ。そんな工務店はどこにも存在しないと私は思います。
国が今回、二千八百八十億更に要りますと。しかもこれは二度目ですよね。二〇一八年に二千六百三十億かな、値上げをしました。さらに、今回二千八百八十億ですから、結局、三年早くしようとして五千億円以上値上がりしちゃったんですね。しかも、一年半後ろへ行くわけですから、一年ちょっとしか工期は短縮されませんでした。
こんなことが事前にわかっていたら地元だって、知事に説明するときに、いや、一年ちょっとしか早くならないですけれども五千億円余計にかかりますよと最初に言ってくれないと。だったら、それだけ、一年で五千億円もかかるんだったら、無理しないでいいですと私は言われたと思いますよ。
値上げするのは、契約じゃないですか。民民契約で、後から、いや、実は追加で二千八百八十億、二千六百三十億円で五千億円以上要求する業者がどこにいますか。しかもおくれてですよ。私は、民間のビジネスの世界からしたら考えられないことを、今、国土交通省として地元に求めている、これはちょっと、余りに無責任だと思うんですよ。
この費用負担、私は、これをJRの貸付料でやれという声もありますけれども、それは無理だと思います。今、皆さん新幹線に乗車されていて、乗車率が低い、そして、JRグループとしても数兆円単位の減収がこれで発生するだろう、東日本単体で一千億円以上ことし減収だ、終電を早める。今、昔のような旅客業界の潤沢な利益はないんです。
その中で、じゃ誰に費用負担を求めるのか。じゃ財務省とかけ合ってでも国土交通省の責任として見つけてきますというのがまずは筋だと思うんですけれども、費用負担をどこに求めるおつもりですか。
朝
朝日健太郎#25
○朝日大臣政務官 第三者による検証委員会において、今般の工期遅延、建設費増加に至った事実関係の検証を行うとともに、可能な限りの工期短縮、コスト縮減の検討を行った上で、財源確保に向けた具体的な方策について、予算編成過程の中で幅広く検討してまいります。
この発言だけを見る →斉
斉木武志#26
○斉木委員 幅広くというのは、非常に、やるともやらないとも、全くしんしゃくできない答弁なんですけれども、私は、ぜひこれは、国の責任でおくれるんだから国で責任を持ちますと言ってほしいし、言うまで委員会でも要求したいと思います。
最後に、梶山大臣、この経済への影響、北陸全体で、新幹線ができるのに合わせて出店を計画していたホテルが、じゃ、開業をやめようか、進出そのものをやめようか、レンタカー会社の方が駅にレンタカーの拠点を設けるつもりだったけれども、じゃどうしようかと、皆さん、今頭を抱えています。北陸経済全体に、三県全体にこの開業遅延の影響というのが及び始めておるんですが、このコロナ禍の最後の望みの綱だった、希望の光だった敦賀―金沢間の開業延期、おくれたことに対して、北陸経済へ、ぜひ、経産大臣、中小企業の応援団としても、影響を最小限に抑えるという意気込みを語っていただきたいんですが、いかがですか。
この発言だけを見る →最後に、梶山大臣、この経済への影響、北陸全体で、新幹線ができるのに合わせて出店を計画していたホテルが、じゃ、開業をやめようか、進出そのものをやめようか、レンタカー会社の方が駅にレンタカーの拠点を設けるつもりだったけれども、じゃどうしようかと、皆さん、今頭を抱えています。北陸経済全体に、三県全体にこの開業遅延の影響というのが及び始めておるんですが、このコロナ禍の最後の望みの綱だった、希望の光だった敦賀―金沢間の開業延期、おくれたことに対して、北陸経済へ、ぜひ、経産大臣、中小企業の応援団としても、影響を最小限に抑えるという意気込みを語っていただきたいんですが、いかがですか。
梶
梶山弘志#27
○梶山国務大臣 金沢―敦賀間の開業というのは、大きな期待を持って皆さん臨まれていたと思っております。そういった中で延期になったということでありまして、地域経済への影響というものを注意深く見守ってまいりたいと思いますし、しっかりと対応してまいりたいと思います。
この発言だけを見る →斉
斉木武志#28
○斉木委員 本当に、国としての矜持を持った、鉄道局には、しっかり政治との距離感も考えて、できる約束をしてください。これ以上地元を振り回さないこと。
そして、政務官には、ぜひこれは、財務省からしっかり予算をとってくる。おくれたのは国の責任なんですから国の責任で何とかしますということを求めて、質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました。
この発言だけを見る →そして、政務官には、ぜひこれは、財務省からしっかり予算をとってくる。おくれたのは国の責任なんですから国の責任で何とかしますということを求めて、質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました。
富