逢沢一郎の発言 (憲法審査会)
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○逢沢議員 新藤先生にお答えをいたしたいと思います。
先生から御指摘をいただきましたように、私は、長年、与党自由民主党の選挙制度調査会長として、公選法の改正責任者として党内で努力を続けてまいりました。
御承知のように、公選法は、その制定以来、たびたび改正がなされてまいりました。その改正の歴史は、我々国会議員が被選挙権を行使する立場で、有権者との対話を通じてさまざまな問題点を把握しながら、昨今では、特に投票率の低下の現状を念頭に置きながら、とにかく投票しやすくする、投票環境、投票条件の整備を進めていく、利便性を確保していく、そのことに力を尽くしてまいりました。また同時に、選挙運動の自由、また選挙の公正の確保、このバランスというものにも配慮してきたところでございます。
引き続き、不断の見直し、このことを大切にしております。よりよい選挙をつくっていく、民主主義の土俵、基盤をより充実したものにしていく、不断の見直しが必要でございます。新藤先生御指摘の、これで終わりということはない、不断の改正が大事なんだ、全く同感でございます。その点をまず確認をさせていただきたいと思っております。
実際問題、公選法におきましても、いわゆる七項目案を成立をさせました。その後、二項目の利便性向上策を成立をさせ、現在は、郵便投票者の範囲の拡大ですね。介護保険法における要介護度五の方にしか認められていない郵便投票の範囲を四、三の方にも拡大しよう、これなんかは、政党会派を超えて理解がいただけるもの、内容的には全く問題ないんじゃないか、そのように思っておりますけれども、議論をさせていただいております。
このような経験に鑑みますと、新藤先生がおっしゃられましたが、CM規制その他の新しい問題についても、できるだけ幅広い会派の合意を得るためには、この審査会での丁寧な議論を繰り返しながら、まさしく超党派で改正案を取りまとめていくといった作業が非常に大事だというふうに認識をいたしております。
また、憲法審査会には、手続法たる国民投票法の議論、これも不断の見直し、そういう態度で臨んでいただくことが必要であろうかと思います。
同時に、あえて申し上げれば、国民の皆さんが本当に期待をしているのは、また、聞きたいと思っておられるのは、憲法改正の本体の議論であるということは間違いがないというふうに認識をいたします。この本体の議論も粛々と進めていただきたい、あえて一言申し上げさせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。