岡本三成の発言 (国土交通委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○岡本(三)委員 前向きな御答弁、ありがとうございます。
その上でちょっと各論をお願いしたいんですけれども、今後、新しくセーフティーネットの対象として支援をすべき方々に対して、ある一定の優先順位を持ってURに御入居いただけるような仕組みをつくることが重要だと思います。
一方で、URに長く住み続けた方の中で、先ほど大臣もおっしゃったように、現実問題、高齢化が進んでおりまして、今、入居者の平均年齢はもう既に六十歳を超えておりますし、世帯でいいますと、世帯主が六十五歳以上のお宅が入居者の約五割になっております。
これは厚労省から資料を取り寄せてわかったんですが、二十五年以上、二十五年です、URにお住まい続けて、高齢者になった後にURを退去された方、それはいろいろな退去の理由はあると思いますけれども、普通に考えると、七十代、八十代まで長く住んで、それでも出るというのは、何かポジティブな理由がある方もいらっしゃるかもしれませんが、家賃を払い続けることが難しいという方もいらっしゃり、特に年金の収入だけの方ですと、二十五年以上住んでいたのにやむなく出なきゃいけないという方が直近で約六千世帯いらっしゃいます、六千世帯。過去五年間平均すると五千世帯以上です、毎年。そういう方々に、高齢になったときに、いや、お金払えないんだったら出ていってくださいというふうなことが、本当にセーフティーネットを考えた役割というものを持たせるときにどうなのかなというふうな問題意識を持っています。
同じ問題意識を国交省にも持っていただいていて、であるがゆえに、さまざまな工夫をされた住宅、例えば優良賃貸住宅や健康寿命サポート住宅など、バリアフリー化をして、それに加えて家賃の減額をしていただいているような部屋数もあるわけですけれども、これがまだまだ少なくて、全部合わせても、家賃補助が、国として出しているのが、わずか年間二十八億円です。二十八億円しか家賃の支援をしていなくて、社会的なセーフティーネットの役割を果たしているというふうには到底言えないと思います。
一番いいのは、そういう、全員ではありません、限られた本当に厳しい方に対して、現状お住まいの方にも家賃の支援をしていただくような仕組みを広げていただきたいと思いますし、又は、URの場合に、空き部屋ができたら早い者勝ちというルールになっていて、これは悪いことではないと思うんですが、例えば、昔は大きな部屋に住んでいたけれども、何十年もお住まいの中で、URにはいろいろな部屋の間取りがありますから、小さい部屋に移りたい、安い家賃でいきたいというような方が事前に登録をしておくことによって、家賃のお安い部屋が出たときにその同じURの中で越すようなことですとか、とにかく、長年お住まいになった方が人生の最後の直前で無理やり、まあ、無理やりというか、出なければいけないような、そういう状況をちょっとでも改善できるようなさまざまな工夫をお願いしたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。