伊藤俊輔の発言 (国土交通委員会)

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○伊藤(俊)委員 ありがとうございます。
 さまざまな対策を講じていただいていると思いますけれども、しかしながら、現実的には、近傍同種等の考えもあります。その中から、高優賃や健サポのようなそういう制度、ロジックがないと、家賃の減免ができていない現状なんだろうというふうに思っています。やはり、機構法二十五条四項もありますけれども、家賃の減免というものに関して、現実的に対応できるような対策を強く求めておきたいというふうに思います。
 そして、もう一つ、エレベーターの設置についてお聞きをしたいと思います。
 UR住宅のエレベーターの設置はいまだ不十分な状態だというふうに思っています。
 きょう、資料を二枚、添付をさせていただきました。
 URの住宅、一万五千三百五十一棟のうちで一万六百三十七棟を占める踊り場着床型と言われる階段室型、この三つの部類の一番左のものが一番多いんですけれども、現在、エレベーターの設置率は、一・八%しか設置がされていないという現状です。
 この踊り場着床型は、一棟に対して複数のエレベーターの設置をしなきゃいけないことや、各階段の踊り場ごとに停止するために、各住居まで半階分の階段を上りおりをしなきゃいけないという、完全なバリアフリーになれないということもありますけれども、しかしながら、設置によって、利用者の利便性もそうですし、また、工事中の居住者への負担が少ないというメリットもあって、設置が進められているというふうに思います。
 直近の設置実績も、もう一枚つけさせていただきました。平成二十七年から令和一年まで、これを見る限りでも、なかなか設置状況は少ないというふうに思います。
 さて、大臣も五階建てのエレベーターのない団地を上りおりしたことがあると思いますけれども、非常に厳しい状態だというふうに思います。高齢の方ならなおさら、買物に行く際も、また、忘れ物をしてとりに戻るときも、毎日のことですから切実だというふうに思っています。三階、四階、五階に住んでいる方々は、高齢になれば足腰が弱くなり、いずれは引っ越しを余儀なくされる可能性も極めて高い。若い世代であっても、買物をして、そして子供を抱えてバギーを持って五階まで。若い世代であっても、エレベーターなしの五階というのは望まれないことだろうというふうに思っています。
 事前に、エレベーターのつく計画や、構造上の問題も含めて、設置の可能性みたいなものもわかれば、より早い段階で柔軟な対応ができると思うんですけれども、住んでいる方々や自治会も含めて、その計画は全くわからない状態だということだと思います。
 赤羽大臣も、これまで、UR、住宅政策に熱心に取り組んでいただいているというふうに思います。現在、エレベーターの設置率、そしてそのスピード感を見てどのように感じられるか。これは国がもっと早くの段階で設置をしておかなきゃいけなかった問題ではないかなという問題意識もあります、国の住宅政策として建ててきた建物ですから。
 改めて、URの負担もありますけれども、国がもう少し支援をして、スピード感を持って設置ができるように求めたいと思いますが、見解をお聞きしたいと思います。

発言情報

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発言者: 伊藤俊輔

speaker_id: 19957

日付: 2020-11-27

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会