赤羽一嘉の発言 (国土交通委員会)
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○赤羽国務大臣 UR賃貸住宅のエレベーターの設置というのは、私自身も相当努力をして、国会でも取り上げてまいりました。ただ、正確に事実関係を申し上げないといけないし、必要であれば局長の答弁でフォローしてもらいたいと思いますが、階段室型の、踊り場型というか、あれは多分、築年としては相当古いと思います。多分このエレベーターの議論が出てきたときにはもう既にその多くが建築をされていて、物理的に、あのときもいろいろな工夫があって、どうやって設置をしようかと。階段の外側に設置をしなければいけない、今、伊藤委員言われたように、それをつけても半階分は階段で上がらなければいけないという、極めて後づけというのは難しいということなんですね。
工事も、そのときにはカバーをするので、そこの部分の居住者にとっては非常に暗いとか、工事の時間も、非常に難しい工事なのでということもあって、私は、一生懸命やってこなかったことというよりも、技術的に難しいし、また、一階から五階までの十世帯の人たちがやはり喜んでくれないとなかなか工事もできないというふうな背景もあったと思います。
言わずもがなですけれども、現実は、高層の、六階以上のURについて、全体で三十七万五千戸ありますが、これはもう一〇〇%ついている。これはもう当たり前だと思います。この多くが新しい構造物だと思います。中層の、三階から五階建ての片廊下型というのは、全体で一万八千戸あるうちの、これも八五%ついている。
一番問題なのは、今申し上げたように、階段室型の、これが一・八%だということであって、なかなかこれは、伊藤さんが出してくれた平成二十七年から正確に言うと二十九年、三カ年で、ちょっと私も何でこんなにこの年だけ少ないんだと。これは、実はその前の年は設置基数は三十二基とか十基とか、それなりに頑張ってきたんだけれども、この三年間だけ特にひどくて、平成三十年四十五基、それ以後は毎年、基本的には四十基のペースでエレベーターの設置をしているということでございます。
加えて、これが進むように、多分、市町村の負担というのも難しいところもあるかと思うので、バリアフリー法に基づくマスタープラン制度の中に、市町村の区域においてバリアフリー改修工事をした場合は、これまでの補助率を、五分の一から三分の一に引上げをもう実行しているところでございます。
今できる制約の中でこのバリアフリーの設置を着実に進めていくというのは頑張りますが、それだけじゃなくて、もう少し工夫をしながら、一番大事なのは居住者の方が階段の上りおりという負荷を回避できるような工夫も加えながら、バリアフリー化を全体で進めるというのは私も大賛成なので、そうしたことはしっかりと知恵を出して取り組んでいかなければいけないかなと思っております。