赤羽一嘉の発言 (国土交通委員会)
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○赤羽国務大臣 委員におかれましては、地元の旅館組合の青年部の皆さんの現場の声をお伝えいただきましたこと、まず心から感謝を申し上げたいと思います。
私も、この間、先週末も岩手県の盛岡市で、首長の皆さん、また観光関係、公共交通関係の皆さんと三時間近く懇談をしてまいりました。実は三十一カ所目でございます。そうした皆さんの話を聞くと、ほとんど一様に、特にことしの三月から六月にかけては、もうほぼ休業状態、商売ができない状況で大変厳しかった、また七月から各都道府県で県民割引等々が始まり、そしてGoToトラベルで九月、十月、十一月は相当順調に来ている、随分回復が出てきた、前年比プラスになったところもある、こういうお話を聞いておりましたが、十二月に一斉にキャンセルが入って大変だということでございます。
特に年末年始は、観光でいえば書き入れどきであります。そのときに全国一斉にこうした停止をするというのは、私は、国土交通大臣としては断腸の思い、苦渋の決断でもございましたが、そうしたことについて、これまでは三五%の支援額をさせていただきましたが、年末年始は予約もたくさん入っておりますし、それに対応して、人手の手当てももう既にしていたり食材の予約もしているといった、そういった状況を勘案して、これまでよりも多い五〇%、上限二万円の対応をさせていただくということを決めたわけでございます。加えて、各地方運輸局においても相談窓口を設置しまして、丁寧にフォローしていきたい、こう考えております。
加えて、GoToトラベル事業、私は、これは大変感謝されていますが、これは永遠に続けるわけにはいきませんので、この期間にぜひ、新しいビジネスモデルを発掘していただいたりとか、また新しい顧客を開拓していただく。本当に、一過性ではなくて、GoToトラベル事業が終了した後も需要が本格的なものになる、今そうした傾向が随分出ていると思いますし、今回の特徴で、地元の皆さん、先ほど言われていました県民割引なんかを重ねて使うとやはり割引が深くなりますので、地元の皆さんが地元の観光地に初めて宿泊した、いわゆるマイクロツーリズムというのが結果として実現しているということで、私は、大変いい、新しい傾向であるし、これは永続性があることなのではないかというふうに思っております。
いずれにしても、観光業というのは、経済的な側面だけではなくて、おっしゃられたように、地元の皆さんも誇りを持って主体的に頑張れますし、あっ、日本の各地でこんなすばらしいところがあったんだなとか、改めてその地域の文化とか歴史とか伝統を知るすばらしい私は産業だと思っていますし、地方の経済においては農林水産業とともに主要の産業でありますので、それをしっかり支えることが全国約九百万人の雇用を保つことにもなりますし、地方経済の活性にもつながる。
こうしたことを勘案しながら、当然のことながら感染拡大防止を大前提としながら、しっかりと丁寧に展開をしていきたい、こう考えております。