麻生太郎の発言 (財務金融委員会)
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○麻生国務大臣 これは、太田先生御指摘のありましたとおり、日本経済というものを見ました場合に、このコロナの影響というのがいろいろなところで出てきているのは間違いないと思いますが、各種の政策の効果もありまして持ち直しの動きも見られる。四―六と七―九と比べていただきますと、七―九のGDPが前年同期比で約五%ということは、年率で約二〇%、二一%ぐらい上がるということになりますので、そういった意味では持ち直しの動きが見られるというのはもうはっきりしております。
株価も言われましたけれども、株価がきのう二万六千円台まで乗っていましたけれども、けさは、ニューヨークが下がっていましたので、二万五千九百とかそんなところまでだと思いますが、いずれにしても、ついこの間まで二万円切るんじゃないかというような話からは随分変わった状況になってきているのは確かだと思っております。
十一月の閣議におきましても、ポストコロナに向けて経済の持ち直しの動きというのはより確かなものにするべきだ、民需主導の成長というものに軌道を乗せていかないかぬということで総理の方から指示があっておりましたけれども、いわゆる感染症拡大の防止、また、ポストコロナに向けた経済構造の転換、好循環の循環、そして、いわゆる防災・減災、国土強靱化の推進等の安全、安心の確保等々、これを三本柱として経済対策を策定するように総理の方から指示があったところでもありますので、経済対策並びに三次補正等々に盛り込む具体的な施策につきましては、これは総理の方からの指示に基づいて今後検討させていただくということになって、目下検討中であります。
感染拡大防止と社会経済活動の両立を図るというところが一番難しいところで、片っ方をとめれば経済活動がとまりますので、そういった意味では、どれくらいうまくバランスをとるかというのは、これは各国悩んでおられるところでしょうけれども、また盛り返してみたり、いわゆる、ずっと落ちていたものが何とかまたこう、持ってきたりしているところもありますので、緩めたところは皆そうなっておるという事態もあるでしょうし、とめ切っちゃった台湾はそのまま残っている。うまいこといったと言えるとかいろいろな評価も、これは後世、もう少し時間をかけて分析せないかぬところかと思いますけれども、このバランスのとり方が極めて難しいと思ってはおります。