大河原雅子の発言 (内閣委員会)
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○大河原委員 立憲民主党の大河原雅子です。
閉会中審査ということで、きょうは西村大臣の御出席しか受け入れられませんでした。
コロナ対策、主要課題、喫緊の課題でございますから、そのことについて議論をするわけですけれども、世界的にも、今回のこのコロナ危機は、各国が、それまでの各国、社会に持っていた一番脆弱な層に大きな打撃を与えるということでは共通認識を持っております。
そして、この私たちの国、日本ではいかなる層が、今誰が一番ダメージを受けているのか。特に、ここについては、国連事務総長も発信をしておりますように、各国とも、女性や、若い女性たち、子供たち、若者など、本当に対応しなければならないそうした対象者がもうはっきりとわかっているわけであります。
ですから、きょうは西村担当大臣だけですけれども、本来ならば男女共同参画の担当大臣も呼ぶことができる、まして、そこにちゃんといなければ、このコロナ対策、十分にジェンダー視点を持って見直すことはできないというふうに思っております。
以後の会議では、担当をやはりしっかりと見据えて審議に当たっていただきたい。きょう西村大臣しかおいでにならないことについては、私としては断固抗議をしたいというふうに思っております。
それで、進めさせていただきますが、大変短い時間なので、きょう新聞各紙が伝えております選択的夫婦別姓について。
これは、第五次男女共同参画基本計画が年内に閣議決定される、十八日と聞いておりますけれども、政府・自民党の部会の中でさまざまな意見が出ていて、これまで四次にわたって書き込まれてきたことがなかなか実行できないような、むしろ後退した表現になっているということが報道されております。
この選択的夫婦別姓ということについて、これから、今もそうですけれども、日本の未来を担っていく若い世代が、本当に、選択的、選びたい人がしっかり選び取れる、選択肢をふやし多様性を保障する、こうした当たり前の人権、これが確保されていない国で、私たちが、今度つくられる計画、ましてコロナ後の社会でもその人権がしっかりと守られる、そういう認識を持った方たちが、これまで不利益をこうむってこられた方々と一緒に声を上げておられるわけです。
立憲民主党は、既に議員立法としてこの選択的夫婦別姓法案も提出をしております。これまでの政府の答弁の中には、国会での議論、その動向を含めて考えていく。四次計画の中には、積極的にこの導入の検討を見通すような希望ある文言が書かれておりましたので、期待は大きいわけです。
そしてまた、昨年の参議院の選挙では各党公約に掲げて、自民党は、安倍総理がお一人、これには公開討論会でも賛意を示されなかったということでございますので、国会の中の議論の動向ということについては、与党の党内だけの議論ではなく、もっと国民に見える形でやることが望ましいというふうに思います。
まず最初に、私は、この議員立法、既に提出をさせていただいておりますので、国会の動向と言うならば、こうしたものをつるしたままにせず、法務委員会に今付託をされて継続になっているわけですので、ぜひとも同僚議員の皆様にも、積極的に国の姿勢をしっかりと確立をする、そのためにも議論に加わっていただきたいというふうに思います。最初に申し上げておきます。
それで、この選択的夫婦別姓について、なかなか慎重でおられる方々は、特に、旧姓の使用を拡大すればいいんじゃないかと。そして、旧姓使用の拡大によって乗り切っていけるといいますか、家族の形を壊さずにいける、働いて、結婚後も続ける、旧姓使用で働いていける、そういうことを主張される方たちもおられるわけです。
きょう、本当は橋本大臣にそうした、この選択的夫婦別姓問題、総理ももともとはこうした意向を持っておられたこと、それから、ここまでの議論の中でも、野田聖子大臣もまた、選択的夫婦別姓に道を開く、そうした意向、橋本大臣も、賛成をしてほしいという要望に応える、そうした国民の声も受けとめておられました。ですから、本来ならば橋本大臣に、お呼びいただいてお答えいただきたいところですけれども、旧姓使用の拡大というこの現状、今どうなっているのか。
そして、私は、ことしの春の委員会でも質疑させていただいて、中途半端になって本当に残念だったんですが、この旧姓使用ということについてはさまざまな弊害がありますので、きょうは林局長から、現状そしてまたこの弊害について答弁いただきたいと思います。