萩生田光一の発言 (文部科学委員会)
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○萩生田国務大臣 新型コロナウイルス感染症の影響などにより、令和二年度大学卒業予定者の十月一日現在の就職内定率は、昨年の同時期から七ポイント低下をして六九・八%となっております。調査開始以降最低だった五七・六%、これは平成二十二年、リーマン・ショックの後ですけれども、そこまでにはいっていませんが、予断を許さない状況にあると認識しています。
文科省としては、これまでも関係省庁と連携し、経済団体を通じて、企業における新卒者の採用について中長期的な視点に立った採用をお願いしているところですが、先月には、内閣官房、厚生労働省、経済産業省とともに、新卒者等の採用維持・促進に向けた取組を取りまとめ、これに基づいて、経済四団体に対して要請を行いました。特に、希望した職業へのチャレンジすらできないで落ち込んでいる学生もいるという話を伺っていることから、同要請においては、卒業・修了後少なくとも三年以内の既卒者は新卒予定者の採用枠に応募できるように、改めて柔軟な対応をお願いしました。
加えて、大学団体を代表する学長との意見交換を行いまして、就職活動中の学生が不利益をこうむることなく存分に力を発揮できるよう、各大学に対しても丁寧な対応をお願いしました。
文科省としては、前途ある学生の皆さんの就職機会を守るため、引き続き、今後の動向を注視していくとともに、関係府省と取りまとめた新卒者等の採用維持・促進に向けた取組を踏まえ、大学と新卒応援ハローワークのさらなる連携による新卒者への支援の強化、大学の特色ある就職支援の取組を広く展開することによる各大学での取組の促進、ミスマッチ防止のための、各府省と連携して学生のオーダーメード型の就職支援に資する有益な情報を集約、提供するなどを通じて、第二の就職氷河期世代をつくらないよう、引き続き全力で取り組んでまいりたいと思います。