稲田朋美の発言 (法務委員会)
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○稲田委員 自由民主党の稲田朋美です。
まず、この法案の必要性について、提出者の古川先生にお伺いをいたしたいと思います。
テーマとなっております生殖補助医療の適用というのは、生命の誕生、そしてまた人間の尊厳、さらには、関係者、生まれた子供の人権にかかわる、極めて重い、そして重大なテーマだと思います。また、民法が制定されていた当時には予想されていないものであって、親子や家族のあり方に重大な影響を与える問題だと思っております。
参議院の法務委員会での審議において、この法律によっても検討事項とされているさまざまな重大な点、そしてまた、参議院の可決後も、私のところにいろいろな懸念や課題の声が寄せられております。例えば、生殖補助医療によって出生した子の出自を知る権利をどうするのか、さらには、そのための情報の管理をどうするのか、また、代理懐胎を認めるのか、さらには、代理出産の場合の親子関係はどうするのか、事実婚、シングル、同性カップルの場合の適用はどうするのかなど、重要な論点が検討事項になっているかと思います。また、法案第三条四項の表現のうち「心身ともに健やかに生まれ、」という表現が、障害者権利条約に反するのではないかといった指摘もございます。
参議院では十四もの附帯決議がなされており、今指摘した課題については本法附則三条の検討事項となっておりますが、こういった課題や懸念、また検討事項も多い中において、でも、今早急にこの法案を成立させるべき理由について、古川先生にお伺いをいたします。