小泉進次郎の発言 (環境委員会)
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○国務大臣(小泉進次郎君) この国連が定める、ユネスコ、オーシャン・サイエンス・ディケード、これについては、猪口先生、非常に思いを持っておられまして、今年の三月の予算委員会でも御質問をいただきました。ありがとうございます。
ですので、今日はその先生から前回御質問をいただいた時期以降の進展というものに焦点を当ててお答えさせていただくと、一つが海洋プラスチック問題への対処であります。
先生今御指摘いただいた大阪ブルー・オーシャン・ビジョン、これが、最初は二十か国、G20だったものが、今は八十六の国と地域まで共有する段階まで来ました。そして、このビジョンの実現に向けて汚染状況の把握が極めて重要であり、例えば、ベトナムとは七月に合意書を締結して、モニタリングを支援をすることとしました。さらに、九月には国際ワークショップを開催して、日本から新たな世界的モニタリングデータ共有システムを提案をしました。
二つ目が、海洋保護区の設定の推進であります。
改正自然環境保全法に基づいて、優先的、先行的に保全を図る海域である小笠原方面の沖合域について、年内に沖合海底自然環境保全地域の指定に係る手続を終える予定であります。
そして、最後に三つ目が、気候変動の海への影響の観測であります。
国立環境研究所では、コロナの影響下でも、世界有数のCO2吸収域を抱える太平洋域において、海洋表層観測を二十年以上継続しています。地球全体の温室効果ガス収支を長期的に追跡、評価するグローバルカーボンプロジェクトが毎年報告する海洋のCO2吸収量評価に、海洋表層CO2観測データを提供するとともに、気候変動が海洋に及ぼす影響について監視を行っており、これらの活動を環境省として支援をしています。
今後とも、サイエンスを基礎として、関係省庁とも連携して、スピード感と中長期的な視点を併せ持って、SDGsの目標達成と世界の海洋の環境保全の実現に向けて取り組んでいきたいと思います。