鳥居敏男の発言 (環境委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○政府参考人(鳥居敏男君) お答え申し上げます。
生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム、これいわゆるIPBESというふうに申し上げておりますけれども、この機関では、生物多様性の観点から、新型コロナウイルスなどの感染症の出現や影響による科学的な評価のため、本年七月に専門家によるワークショップをオンラインで開催し、十月二十九日にその報告書を公表したところでございます。
この報告書によりますれば、例えば新興感染症の三〇%以上は農地拡大や都市化などの生物多様性に影響を与える土地利用の変化により引き起こされていること、また、野生動物の取引や土地利用の変化を減らすことなどのパンデミックを予防するための対策が必要であること、パンデミックにより引き起こされる経済的損失と比較して、ワンヘルスによる監視の強化などのパンデミックを予防する対策の費用は百分の一であることなどが指摘されてございます。
来年、中国で開催される生物多様性第十五回締約国会議では、二〇二〇年までの国際目標である愛知目標の次の世界目標となるポスト二〇二〇生物多様性枠組が採択される予定でありますが、この検討過程においても参考になるものと考えてございます。