猪口邦子の発言 (環境委員会)
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○猪口邦子君 ありがとうございました。詳しい御説明いただきました。
次に、私は、国立公園の運営についてお伺いしたいと思います。
是非、笹川副大臣にお伺いしたいと思うんですけれども、小泉大臣は分散型社会への移行という観点から国立公園でのワーケーション等が大事であるということを所信で述べられました。このような取組、世界各地の新たな潮流と関係性があることでありまして、私は是非日本政府に各国のこの参考事例、研究していただきたいと思います。
そのような観点から、ちょっと一つの事例を申し上げたいんですけれども、私は、アフリカの支援、議員交流などで行ってきました。例えば、ルワンダ共和国の支援の委員長も議員交流の中で務めております。で、ルワンダの国立公園の運営、これが最近非常に注目されていますので、その一つの事例としてちょっと紹介申し上げたいと思います。
ルワンダといえば、まずそういう観点からは、マウンテンゴリラの生息地として非常に有名であり、研究者が大量にルワンダをこのために訪れる、また観光客も多いということです。他方でルワンダは、御存じのとおり、民族対立の大虐殺を乗り越え、ついに和解という和の政府をつくり、その回復期にあることでも有名であります。また、ルワンダは、アフリカの国は多くの場合資源リッチなんですけれども、もう全くほとんど資源のない国として、数学教育を重視してデジタルビジネスの拠点となっているということでも実は知られています。
空前の様々な困難を乗り越え、今や合理的に迅速にそういう安らぎと発信力のある国づくり、これを目指しているそのルワンダの国立公園の運営、実は先週の、ちょっと専門紙なんですけど、ファイナンシャル・タイムズ、その週末版は、ウイークエンドバージョンはルワンダの国立公園の特集でございました。で、このFTの読者というのは世界の投資家あるいは金融関係者でありまして、その人たちが注目するこの国立公園の運営です。最近、観光客を非常に注意深く受け入れるリオープニングをやっていて、その方法が注目を集めています。
先ほどのワンヘルスの話でありますが、ルワンダは、このコロナ感染者の累計、これが今のところで五千二百人にとどめることができていて、亡くなった方が三十八人でありまして、非常に注意深く効果的にこのコントロールをやっている。
そして、最大資源でありますこの自然環境の維持と動物の個体数及び種類の増加、そしてそれを人間が観察研究、また、そこでも仕事をし、そして観光客として楽しむ、そういうことをどうやるのか、宿泊施設はどう設計されるべきなのか。また、観光客のディスタンスの取り方、マスクの着用の仕方、動物に近づくとき十メートルのディスタンス、どう確実に取ってサージカルマスクをするのか。このような、コロナプロトコルというんですけれども、これを徹底して、それで観光のリオープニングをやっていて、私たちの国立公園もいずれ世界から多くの観光客が、非常に制御された形でそれを楽しむことができるといいと思います。
今紹介したのは一つの事例ですけれども、それぞれの国にとって国立公園は宝です。それぞれの国の様々な優良事例、是非政府には研究していただきたく、今御紹介した事例も含めまして、今後、日本の国立公園の推進、そして海外の事例、これを参考にするという観点から、副大臣にお答えいただければ有り難いです。